14.7.21

ミート スライサー購入

ここNZでは、一般のスーパーマーケットで日本のような薄切り肉を見かけることはない。

数年前に、私は中国系のスーパーマーケットで牛、豚、羊などの肉が薄切りで売られているのを見て、それ以来、ずっとそれを買い続けていたのだが、つい最近、pork belly(豚ばら)の塊肉を安く購入した時、ふと、「自分で薄切りにすればよかったんだ... しかも、自分でスライスすれば価格は半額じゃないか!」とハタと気づいたのだ。(気付くのが遅い)

そして、冷凍で買った肉を半解凍してから包丁で薄く切ってみたのだが、皮の部分が硬くてなかなか上手く切れない... 、そこで、冷凍のままカットできるミート スライサーを探し始め、使用後簡単に洗い流せ、清潔に保つことができるという点で、電動ではなくマニュアルのものを購入することに決めたというわけだ。

NZ 国内にある店に注文を入れたと思っていたのだが、送られてきたトラッキングNo. は USPS で、それが何日経っても「まだその番号はシステムに入っていない」と表示されるばかりだったため、カスタマーサービスに問い合わせの email を送ると、今度はオーストラリア(メルボルン)から送ったという追跡番号が送られて来た。

この会社、一体どうなっているんだ?と、疑念を抱きながら、待つこと 2 週間...
オーストラリア国内の移動にかなりの日数を要したものの、無事に商品は届いた。



実物はやや雑な作りで、少々騙された感はあるものの、綺麗に洗い、使ってみると、刃の切れ味は良く、まぁ切れればいいや... と、とりあえず、買っておいた冷凍豚ばら肉の塊を、しゃぶしゃぶ用と炒め物用に分けてスライスしておいた。(肉が冷たくて押さえていられないので、ラップを乗せた上に更にキッチンペーパーをかぶせた)

実に便利で、なぜ今まで気付かなかったんだろうと悔やまれるほど...
重宝すること間違いない。



替刃が 1 本付属で付いて来たが、切れ味が落ちたら研げばいい。刃を研ぐことができるのはアドバンテージである。

塊肉はどこのスーパーマーケットでも売られているが、私は今回、肉専門店にオンラインオーダーを入れてみた。レストラン クオリティでもスーパーマーケットで買うよりも若干安いようなので、届くのが楽しみである。(その店には、一般のスーパーマーケットでは扱っていない皮付き鶏もも肉もあった)


このように、日本に居たらほぼ必要無いだろうと思われるキッチンツールが、どんどん増えていき、狭いキッチンがさらに狭くなってしまうのである。



「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...