19.10.26

NZ を巡る旅

 日本に住む姉が、来年に入ってからこちらに遊びに来る計画を立てているため、エアーチケットは今いくらくらいになっているのだろうと、ふと思い立って調べてみた。

Air NZ のウェブサイトを開いてみたのは昨日、そして、昨日まで全く知らなかった『セール』が終わるのは今日... 

見つけてすぐに姉に Line で知らせたのだが、セール価格での購入ではキャンセル及び日付変更等は無料ではなく、キャンセルの場合は支払った金額から取り消し料として 5 万円が差し引かれた額しか戻ってこないことになり、日付変更の場合の手数料は 2 万円+運賃の差額(変更先の便が元のセール価格よりも高かった場合は、その差額も追加される)がかかってくるとのことで、損をしないためのアドバイスと対策をとりあえず AI でみてみることにした。

AI によれば、セールの最安値に通常の「セーバー」や「フレキシ」という運賃のオプションを選び、金額を少し足せば、「セーバー」を追加した場合の取り消し料は 2 万円、変更手数料は 1 万円になり、「フレキシ」を追加した場合は取り消し料 1 万円、変更手数料は無料となるとのこと。

ここで問題なのは、「セーバー」や「フレキシ」へアップグレードする場合の料金が、固定の一律料金ではなく、その時々の空席状況(運賃の空き枠)によってリアルタイムに変動するということだ。
大まかには、片道あたりのアップグレード料金の目安として、「セーバー」への変更にはセール価格+片道約 5 千円〜がかかり、「フレキシ」への変更にはセール価格+片道約 1 万 5 千円〜がかかってくると書いてあったが、安い価格帯の座席が既に売り切れている場合、また、ハイシーズンでそれらのアップグレードの標準枠自体が既に品薄になっている場合には、アップグレード料金は片道 2〜3 万円以上に跳ね上がることが考えられるとのこと。


*『標準枠』とは何ぞや?
----- 以下はAI による回答 -----

航空券における『標準枠(予約クラス)』とは、エコノミーやプレミアムエコノミーといった座席のクラス(種類)の中で、さらに細かく設定されている「運賃ごとの販売座席枠」のこと。
飛行機の座席は、全く同じエコノミークラスのシートであっても、購入するタイミングや条件(セール、通常、変更可能など)によって、15 以上の異なる料金枠(アルファベットのコードで管理されている)に分かれている。

1.  各プランに「安い枠」から「高い枠」がある
Air NZ の「スマート セーバー(セール)」「セーバー」「フレキシ」の各プランには、それぞれ独自の座席枠(在庫)が用意されていて、
スマート セーバー(セール):最も安いアルファベットの枠だけを限定販売。
セーバー/フレキシ:安い枠(標準枠)から、直前に売る高い枠(直前枠)まで幅広く座席が割り当てられている。

2.  「標準枠」が売り切れるとどうなる?
セーバーの中で一番安い「標準枠(最安の在庫)」がまだ残っている場合には、片道+5 千円〜でセーバーにアップグレードできるが、ハイシーズンなどで予約が殺到すると、このセーバーやフレキシの「安い標準枠」から順番に売り切れて行き、システムは自動的に「次に高い枠(直前枠など)」の座席を案内することになるため、プラン間の差額が片道 2 万円、3 万円とどんどん高くなってしまう。



ここまで調べて、もう文字を追うのが嫌になった。
航空会社には様々な規定/規約があるのは承知していたが、全部を把握しておくのは容易なことではないようだ。

旅行がさして好きではない私にとっては、色々と調べなくてはならないというのは苦痛でしかないが、旅行好きな姉にとっては別に苦にはならないのだろうか?

取り敢えず、調べたところまでは姉に知らせ、あとは姉任せで良しとした。


あとは、姉にどこに行きたいかを聞いてプランを立てること...
これは一緒に行くことを楽しみにしている H やら、ツアーガイドの経験がある T に丸投げとなること間違いない。

NZ に 20 年以上も住んでいながら、これまで一度も南島に行ったことが無い私にとっては、多分、これが最初で最後の南島観光となることだろう。






9.10.26

28 年経った


ここオークランドは既に夏時間に切り替わっており、陽も伸び、気温も最高気温 19 ℃と暖かくなってきている。

爽やかな夏のような天気に誘われて、久しぶりにオークランド ドメインに桜を見に行こうということになった。

ドメインの駐車スペースはどこもいっぱいで、信じられないほど多くの人の姿が見られたものの、桜を見に行っている人の数は多くはなく、桜が咲いている場所までの遊歩道ですれ違った人の数は、数えるほどしかいなかった。

桜はまさに満開を迎えていた。
天気が良ければ、この週末にはおそらく多くの人が集まることだろう。





時折吹く風が心地よく、ドメインから下る際には快適そのものだったが、ドメインに戻る上りの遊歩道で息も絶え絶えになってしまった私...

「こんな街中に鬱蒼とした森が広がっているなんて驚きだよね」と、はぁはぁ息を切らしながら T と話しつつ、滴り落ちる汗を拭い続け、度々立ち止まっては写真を撮る...






やっとのことで辿り着いたドメインにあるカフェで、マンゴー 抹茶ラテを飲みながら小休止。
その後ウィンター ガーデンズに立ち寄り、ゆっくりと花々を見て回ってから帰路についた。




彼の人が突然私たちの人生から消え、28 年という長い歳月を、子供たちにひもじい思いをさせることなく何とか送ることができたのは、ひとえにラッキーだったというしかないだろう。

私は体力も衰え、このドメインを 小一時間散歩することさえしんどくなってしまっているが、それでも残された家族は皆大きな病気をすることなく、元気に、それぞれの得意分野で生計を立てることができている。

ここまで何とかやってきた。
これからも皆無事に過ごせるよう、ただただ祈るばかりである。






10.9.26

空港の広告

 数日前、広告代理店に勤務している H からメッセージが届いた。

何でも、空港に出している通信会社の広告に日本語を加えたいのだとか...
そこで、これまで掲載してきた英文広告を日本文に訳してほしいと頼まれたのだそうだ。

13 歳で NZ に移住した H は、もう既に英語の方が遥かに達者になっており、日本語で(ほぼ)普通に会話はできても、文章を書くとなると全く自信が無いようで、日本語に関しては自分よりはマシだと思える私に翻訳を依頼してくることになる。

私は「まず AI に翻訳させてみて、その日本語訳がおかしいかどうかはチェックできるかもよ」と、最も楽な道を選んだ。

一昔前は、英語から日本語に自動翻訳するととんでもない文章になってしまったものだが、流石に技術は進歩し、微妙な日本人特有の言い回し以外は、ほぼ間違いのない翻訳が返ってきて驚いた。

AI の翻訳だけでも充分意味は通じるようになってきてはいるが、ネイティブとのちょっとした表現の仕方の違いが気になり、2, 3 箇所言い回しを変更。

* 日本語だけではなく、他のあらゆる言語においても、おそらく同様のこと(ネイティブ独特の微妙な言い回しの違い等々...)が言えるに違いない。



ところで、その通信会社の広告には、『トラベルパック利用規約』というものが極々簡単に書かれており、詳細については広告内の QR コードをスキャンして各種プランを確認、又は用意されている追加オプションを見てみることができると書かれているのだが、スキャンしたら果たして日本語で説明が出て来るのだろうかと疑問が湧いた H と私...

「多分英語しか出てこないだろうね」

H も私も QR コードをスキャンした日本人の困惑を思わず思い浮かべてしまった。



うーん、日本語の広告を打つ効果はどれほどか...




2.9.26

シャイン マスカット


先日、比較的に新しいアジアン スーパーに買い物に行ったところ、中国産だと思われるシャイン マスカットが店頭に並んでいた。

見るからに皮が厚そうで、何だか作り物の葡萄のような外観...
「何これ?本物??」と口をついて出てしまったほど。

一般的に、中国のシャイン マスカットは日本のものと比べると味が薄く、見た通りの皮の厚さがやはり気になると言われている。
日本のシャイン マスカットの美味しさを知っている私は、実物を見て、さすがに買う気にはならなかった。

NZ でも日本の苺を栽培し始めた所があり、一度興味本位で買ってみたが、期待を無惨にも打ち砕かれ、甘みはガッカリするほど少なく、さほど柔らかくもなく、二度と買うことはないだろうと思われる代物だった。



もうスーパーマーケットには苺が並べられるようになっている。
あと1ヶ月もすれば、近くの公園にも苺売りの知り合いが戻って来るかもしれない。





29.8.26

Frustrated about NZ Post

信じられないことに、今月 6 日に出した日本向けの小包は、20 日になっても NZ から出ておらず、一体どうなっているんだ、紛失してはいないだろうかと、さすがに心配になった。

日本(のとりわけ東京)から送られた荷物は、例え最も安い送料であったとしても、3 日目にはこちらに向けて飛び立っているというのに、この違いは恐ろしい。

荷物をただスキャンしただけで 2 週間も放りっぱなしだが、どうなっているんだ?とNZ Post カスタマーサービスに Email を送ったところ、しばらくして電話で返事が来た。

「荷物はオーバーサイズなので、あなたの住所に送り返すことになります」と...

オーバーサイズって... 私の送ったのは靴箱サイズ(実際に靴箱そのものを使った)なので、オーバーサイズな訳はない、何かの間違いではないか、よく調べてくれと、何度言っても埒があかず、送り返すと繰り返すだけ...
私もそんな理不尽な対応に納得することはできず、送り返すなどあり得ないと突っぱね続けていたら、それではエクスポートの部門に連絡してみてくれと、Email アドレスを送ってきた。

早々になぜこのようなことになっているのか、2 週間も放りっぱなしで、問い合わせたら返送すると告げられるなど、もっての外だ。
私の送った荷物はオーバーサイズと指摘されるなど誰一人想像だにできないサイズであることに加え、もし仮に家で計った重量がそちらで計ったものと違い、わずかでも超過していたら、超過分を請求されると書いてあったので、それは承知していたが、何の連絡もなしに 2 週間もの間放置された挙句に返送されるなど、どう考えても納得できるものではないと、不適切な対応に非常に憤りを覚える旨を丁寧に書き記し、速攻で苦情を送っておいた。


そして、送ってから 20 日も経った日の朝早く、玄関先に返送された荷物が配達されていた。
そこには手書きで、オーバーサイズ/オーバーウェイトである旨が書かれ、更に、エコノミー プラスにして送るようにと付け加えられていた。

私は即座に、ありとあらゆる "ツッコミどころ" を書き記し、PDF ファイルにしてカスタマーサービスのマネージャー宛に苦情を申し立てた。

NZ Post の怠慢な仕事振りに対する憤りはもとより、ウェブサイトの作りが誠にお粗末であることは否めないこと。一般家庭で使われている計量機器は NZ Post で使用されているもののように精密ではないことを NZ Post 側でも承知していることから、NZ Post 側で計測した超過分を追加チャージしてくる旨が注意書きとして書かれているのではないか。

オンラインで料金を支払い、内容物の申告をした際に、家庭用の計量器で計った重量が 2 kg と出た場合は、当然のことながら 2 kg と申告するしかない。そして、次の画面ではエコノミーか、料金の恐ろしく高いクーリエやらエクスプレスのオプションしか出て来ず、そのような状況でエコノミープラスの存在などどうして知り得よう。


返送するために 20日間も保管し、手書きの返送ラベルを作成し、荷物に貼って仕分けするという面倒な作業をわざわざせずとも、重量がわずかでもオーバーしていたら、その時点でエコノミープラスに自動的に変更になるようにシステムを設計しておけば、超過分を引き落とすだけでスムーズにことが運ぶはずなのに、どうしてそういう効率的な方法が取れないのか。
エコノミーとエコノミープラスの違いは補償金額の違いだけで、配送にかかる時間も、取り扱いの優先度も全く同じ...  何日も何日もかけて手書きの返送ラベルを作成するよりも、重量を計ったその場で新しいラベルに張り替えるだけで済むではないか。もっと言えば、エコノミーとエコノミープラスのカテゴリー分けを取り払えばいいだけの話ではないのか等々、顧客にも、また現場で働いている職員にとっても、非効率を要求される縛りを取り除くよう改善することが望まれるように思えてならない旨を書いて送ったところ、調査部門から届いた返事には、「もう既に荷物は返送されてしまっている。もしこちらのファシリティにまだ保管されていたのなら、エコノミープラスにラベル変更してそのまま送ることもできたでしょうが、もう不可能です」と書かれていて唖然とした。
(できたんじゃないか!!!、できたのかい!!!じゃ、なぜ放りっぱなしにしておいた!!!と誰しもが思うところだろう)

「私が問い合わせ/苦情を送ったのは、実際に荷物が送り返されて来た 6 日も前でした。そちらの記録にも当然残っているはずですし、私も時系列で事の流れを記録/記載し、PDF で添付資料を提出してあります」と速攻で email を送ったが、"調査部門" は一体何を調べていたのだろうかと、そのお粗末な仕事ぶりに心底辟易してしまった。
また、付け加えて、今後の連絡は電話ではなく、email で送ってくれるよう要求した。「言った」/「言っていない」の馬鹿げた論争を避けるためである。(もちろん通話は録音されているとは思うが)


調査部門からはその後全く返信は無く、この件は損害賠償を扱う部門に回されたようで、翌日全額返金が認められたとの通知があった。返金に要する書類を email で送ってくるよう指示があったが、送っても返金が完了したという通知は来ていない。

また、20 日間も荷物が放りっぱなしにされていたことに対するしっかりとした弁明と謝罪は一切述べられておらず、NZ Post の『極めてイイカゲン』な体質が改善されることは、今後もおそらく期待薄であろう。







11.8.26

無料運賃

 65 歳以上の特権の一つに、市内でのパブリック トランスポートが無料になるというものがある。



ずっと以前 SuperGold(シニア向け) AT Hop カードを入手してからこれまでバスに乗る機会のなかった私だが、T が仕事に出ていた日に郵便局まで 2 kg の荷物を持って行く用事があり、これまで歩いて行っていた場所ではあるが、試しにこの無料バスカードを使用してみようと勇んで出かけた。

『心臓破りの坂』と言っても過言ではないほどの、家の前の坂道を必死で上っている時に、無情にも目の前を通過した緑色のバス(INN)...  家を出る時には緑のバスは到着まで 9 分あると書かれていたのだが、私はそんなに歩くのが遅かったのかと愕然としながら、まぁ次に来ることになっているオレンジのバス(OUT)に乗ればいいか...  と気を取り直して坂を上り切り、バス停に着くと、1 分後に緑のバスが到着するという表示が出ていた。AT Mobile アプリの情報はあまり当てにならないと考えた方がよさそうだ。

まぁ、ポストショップの近くまで行けるのならどちらでもいい。ただ降りるバス停が少しだけ離れているというだけのことで、歩かざるを得ない距離のほとんどはバスに乗っていられることに違いはないと心に余裕が持てるのは、単に "急ぎの用事" ではないからに他ならない。


バス停でバスを待っていても、手を挙げて乗る意思を運転手さんに示さないと、バスは止まってくれないというのは、今では当たり前のことのように思えるが、日本でもそうだっただろうか?
日本のバスはどうだったのか、もうまるで記憶が無くなっている。

手を挙げてバスが止まり、Hi! と運転手さんに声をかけ乗り込むと、すぐに無料バスカードを機械にかざす。車内を見渡すと、乗客は私を含めてたった 2 人、しかも明らかに無料運賃の特権を享受している老人 2 人。毎日そんなものなのか、たまたまそうだったのか...

たった 2 つの停留所を越えて下車する際にもバスカードを機械にかざし、運転手さんに Thank you! (または Thank you, driver! )と声をかけて下車するのはこちらの常識。学生であれ会社員であれ、老人であれ小さな子供であれ、ほとんどの "Kiwi" はそのようにして運転手さんに敬意を表すのだが、これが見ていて実に気持ちが良いもので、日本で個人経営の飲食店に食事に行き、代金をしっかり払った上で「ごちそうさま」と言って店を出る時と同じようなものかと、何だかそんなことを思ってしまった。


ポストショップの窓口は数箇所あるものの、その時は 二箇所しか開いておらず、一箇所は時間が掛かっていそうな客がさも疲れた感じで立っていて、塞がっている状態。
見渡す限りドロップ オフ ボックスも無いため、順番を待ち、オンラインで支払いを済ませてあることを伝えると、受け取りのレシートは必要かというので、一応念の為もらっておいた。

帰りはバスに乗らず、歩いて帰る道すがらセールをしている布地屋に寄ってみようかと、出かける前には思っていたのだが、歩いているうちに何だか面倒くさくなり、布地屋はスルー。
それでもロシアの食料品を販売する店には寄り(お腹が空いていたため)、ハニーケーキやらお菓子を少々購入して、途中、珍しく私よりも歩みの遅いお爺さんを追い越して、出発してから 1 時間 13分後、家にたどり着いた。


それだけでグッタリ疲れてしまった私は、帰ってから眠気に襲われ、ソファで何度もうたた寝をしたにも関わらず、夕食後は早々と寝てしまい、翌朝まで一度も起きることなく爆睡した。


こんなに疲弊してしまう原因は、単に日頃の運動不足だけではなく、家を出た瞬間に待ち受ける『心臓破りの坂』にあるのは間違いない。
日頃運動している H でさえ、最近会社から歩いてランチに来た折に「坂道キツイな」と思わずため息をついたほどすごいのである。

これ以上歳を取ったら自力で上るのは難しいだろうなと考えると、どこか平坦な地域に引っ越したくなってしまう。
だが、ここよりも安く、環境の良い所を見つけるのは至難の業という、悲しい状況なのである。




1.8.26

日本に荷物を送る準備


YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。




製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用ズボンを解いて使用)、次に作る予定の生地とは大きくかけ離れており、サイズ感がいまいちつかめないでいた。

まぁ、上から羽織るだけのものなので、大丈夫だろうとは思うが、着せ易さを考慮して被る式ではなく、前開きにしたのは前回と同じ。
下に着る冬服はおそらく首の部分までカバーされる服だろうからと、フェイク ファーはネックウォーマー式にし、下の写真を撮った後で首周りを少し広くし直した。

このような生地の場合、ボタンホールを開けたり、打ち込み式スナップボタンを付けるのは相応しくないと考え、昔ながらの縫い付けタイプを使用。開け閉めの際この派手な布が引っ張られてほつれてこないよう、裏にしたフェイクファーまで貫通させて縫っておいた。


とんでもなくほつれやすい(織りの荒い)イタリア製の生地は、柔らかく、光沢もあり、個性的ではあるのだが、扱いづらい事この上なかった。本縫いの前に周囲をぐるりとロックミシンで始末し、これで大丈夫かなと思いきや、ロックミシンをかけた内側からほつれてしまうというトホホな状態...


これでは犬が着ていて爪でも引っ掛けようものならすぐにほつれてしまうだろうと、あれこれ考えた挙句に、裏全面に柔らかめの接着芯を貼るということで、何とか縫えるようにはなったが、当然のことながらその素晴らしい柔らかさは失われた。


犬服の他に欲しいものがあれば一緒に送るよと伝え、要望のフレンチ アンティーク オイル ランプ 1 点をオンラインで購入したのだが、到着した荷物をチェックしてみると、ランプベースの中央に数本亀裂が走っており、支柱を支えるためのロッドを十分支えられているとは思えない状態だった。



早々店の責任者と思われる人に email で破損箇所の写真を添えて、返品及び返金の要望を伝えておいた。
たとえアンティーク品と言えども、破損箇所を説明書きにおいても画像においても明示せず、完璧に見える写真のみ掲載して販売したことは、お世辞にも誠実な商売とは言い難く、今回の一点のみを見ても、このショップからはオンラインで購入すべきではないと思えたため、他のランプと交換するという選択肢は無し。

日本で荷物が届くのを心待ちにしてくれている R に LINE でこの残念な結果を伝え、他に何か送ってあげられるものはないかと考えているのだが、予め用意しておいたシーズンド ソルトのセット以外に何も思いつかない...


まぁ、とりあえず犬服とソルトだけでいいとするか...






16.7.26

NZ 有る有る

 日本から送ってくれた荷物は当に NZ に付いていたのだが、あいにく先週金曜日はマタリキの祭日だったためポストショップは休みだった。

配達は翌週月曜日かなと踏んでいたのだが、追跡番号を確認すると、土曜の朝 8:05am にWith courier for deliverly となっていて、08:06am には Attempted deliverly となっているではないか。
そしてなんと、08:07am には配達を試みたのだがその住所は締まっていて配達不可能だったので集配所に持ち帰ったと...

配達の車に乗せたのが 8:05am、1分後に配達先に行ったなど、どう考えても正常な人が報告したとは思えない。また、集配所に持ち帰ったのが配達に行った先からまたまた1分後だと!!

仕事をする気が全く無いどころか、誰の目から見ても "火を見るよりも明らか" な虚偽の報告をでっちあげるその腐り切った根性に、無性に腹が立ち、速攻で NZ ポストのカスタマーサービスに苦情の email を送ったのだが、一向に返信は無く、荷物は月曜の午後『土曜配達』というシールがしっかり貼られたまま、更には受け取りサインが必要となっていたのにも関わらず、ただ玄関に置いて行かれた。
カスタマーサービスからその件での返事が来たのはその 3 日後、木曜日の午前中で、「既に配達済み」になっているという、たったそれだけのものだった。
おそらく、仕事をしているフリをして、「届けられなかったのは受け取り側が不在だったから」と虚偽の報告をした配達員には、何のお咎めも無かったに違いない。
カスタマーサービスがこの程度では、この先もきちんと仕事をしてもらえることなど期待できるはずは無い。

NZ ポストに限らず、ここ NZ ではそのような配送会社に勤務する信用ならない職員が少なからずみられるのは、全くもって嘆かわしい限りである。


どの国においても、不誠実な輩が何食わぬ顔で生活しているのをみると腹が立って仕方がない。




10.7.26

犬服試作品

試しに作ってみるには少々値が張る生地だが、この柄物の生地はよく伸び、かつ柔らかく、脱ぎ着のし易さでは問題ないだろうと思いながら作ってみた。


何だかのっぺりしているように思え、リボンを追加。



次に作ったのは、伸びない生地で以前作った服の袖ぐり& 襟ぐりを変え、白のチュールと繊細な刺繍が施された物を 4 枚重ねにしてギャザーを寄せ、軽やかなスカートにした、涼しげなワンピース。


残念なことに、このシャーベット オレンジの生地は針穴が開き易く、一点 1mm ほど開いた穴が気になったため、ほつれ止めを塗った上で、穴隠しに手元にあった蝶のレースを縫い付けて補強しておいた。




手元にあった裏起毛のフリースはウサギ柄で可愛かったので、新しく買ったこちらも裏起毛のグレーのパンツと組み合わせてみた。


イタグレ用なので、首の長いフードが付いているが、裏に手持ちのモコモコの布を付けてしまったせいで、少しゆとりが足りないように感じる。着てみてフードがきついようだったら、フードとしてではなく、首周りの防寒用として考えればいいか... と作り直さずにおいた。




最新作は上の派手なロンパースのパターンに少々手を加え、少し伸びのあるシャーベット オレンジの布のみで作成したのだが、伸びが予想を遥かに超えて少なく、袖ぐりをつける際に失敗。ロックミシンで縫い合わせている途中で縫い進めるのを断念し、仕方なく袖ぐりをぐるりと切って大きくし、パイピングで包むという安全策を取り、何とか形になった。
 

裾の三つ折りは布帛でも面倒臭いのだが、ニット生地はその比ではない。三つ折り専用の押さえがねは使えず、そのまま縫うのも至難の業だ。
そこで、通販で買っておいた『水に溶ける両面接着テープ』が威力を発揮することとなった。
幅 3mm ほどの接着テープは粘着力も申し分無く、予め端を折って接着しておけば、綺麗に整った幅で三つ折りにでき、更には伸びどめとしても機能するという、極めて使い勝手の良い優れもので、洋裁をする人にとっては心強い助っ人になること間違いない。




これまで犬服を何着か作ってきたが、洋裁歴が長くてもニット生地をほとんど扱ってこなかった私は、縫製を戸惑うことが多く、また伸び率の違うニット生地用にロックミシンの設定を細かく変えることにもまだ戸惑いがある。
作って行くうちに慣れては来るのだろうが、もしかしたら着られないかもしれない(或いはゆとりとりがありすぎるかもしれない) R の愛犬の服を、この辺りで、出来ただけ取り敢えず一旦送ってみようかと思っている。





7.7.26

23 年3 ヶ月振りの快適トイレ生活

こちらに来る十何年も前から、日本の我が家にはTOTOのウォシュレットが設置されていた。正確な年は覚えていないが、発売されてからそんなには年月が経っていなかったように記憶している。

海外に目を向けると、いまだにシャワートイレが普及していない国がほとんどで、ここ NZ も例外ではない。

夏場はいいが、冬場のあのヒンヤリとした便器に座るのは結構なストレスとなっていたのは間違いなく、排便後のトイレットペーパー使用量もかなりなもので、私は少しでも不快感を減らすべく、B DET というトイレットペーパーに泡を吹き付けたもので綺麗に拭き取る方法を取っていた。




そんな不便な生活に、心底嫌気がさしていた同居人 T は、先月末、こちらで設置が認可されている洗浄/暖房機能付き便座を購入するに至った。



23 年 3 ヶ月振りに家に設置されたシャワートイレ... 当然のことながら快適そのものである。

生ぬるい便座に座る喜びは、このめっきり寒くなった NZ では尚更で、トイレットペーパー使用量も従来の 1/3〜 1/4 となり、有り難い限り。(もうすっかり生ぬるい便座生活に浸り切ってしまっている T は、今週仕事場でトイレを使い、便座に腰を下ろした途端、あまりの冷たさに飛び上がりそうなほど驚いたと言っていた)


日本を訪れた観光客が、自国に帰るとガッカリすると言われている旧態依然としたトイレ事情...
日本に旅行に行く前までは別に不満を持っていなかったのに、日本から帰ってきた途端に耐えられなくなり、我慢できなくなって便座を交換したという話は少なからず聞いてはいたが、私たちは日本に居た時に "普通に" シャワートイレ生活を送っていたのだから、その不便さを感じる度合いは観光客の比ではなかったわけだ。


日本では 1980 年からウォシュレットが本格的に普及し始めたと書かれていたが、もう 46 年も経っているのに、日本以外の国では未だ "贅沢品" として扱われているようにしか思えない。

T が、NZ でようやくNZ$ 1,000 を切ったモデル(シャワートイレ機能付き "便座" の価格。便器本体は含まれていない)が販売されるようになったと言っていたが、この先日本のようにデパートやらホテルやら、電車の駅、病院などの公共施設にまで普及する日が果たして来るのだろうか?

改めてそんなことを考えてしまった次第である。




1.6.26

中東料理

 先週、H とパートナーが私と T の誕生日を祝ってくれた。

今年は初めて行く中東料理のレストラン Tapsi での昼食会で、久々のラム肉料理を堪能した。

私の中では、中東と言えばラム...  ハラルのラムは臭みが無く、一般に売られているラムは好んで食べない私が、唯一食べたいと思えるものである。



まずは Turkish bread、Hummus、baba ganoush、beetroot humus の entree をつまみ、ターキッシュブレッドのあまりの美味しさに H のパートナーが追加で注文したほど...
それぞれのディップも良い味だった。


私が頼んだメインは Lamb Mandi。


そして T は Lamb Kapsa にしたが、どちらもすこぶる柔らかな臭みの無い肉で、ご飯も絶品。スープはほんのりカレー風味で、これまた満足できるものだった。

写真を撮り忘れたが、H は Shesh Kebab with Rice、そして H のパートナーはTashreeb を頼んだ。

どれも量が多く、全員食べきれず、残りは持ち帰って、夕食はそれだけで充分だった。
(H の家でバースデー ケーキをご馳走になっているので、お昼から寝るまでずっとお腹がはち切れそうであった)



一年に数回しか会えない H の犬たちへのお土産は、いつも手作りのおやつ。
今回は鶏ササミ チップスと鶏挽肉、ロールドオーツ、セサミペースト、キャベツ、人参、米油少々をブレンダーで撹拌し、伸ばして焼いたクラッカーだったが、鶏ササミを薄くカットし、オーブンで焼いただけのチップスがすこぶる良い匂いがし、次からはこれだけでいいかなと思えるほどだった。




私たちの顔を見ると千切れんばかりに尻尾を振り、飛びついてくる犬たち... 本当に可愛いくてたまらない。






NZ を巡る旅

 日本に住む姉が、来年に入ってからこちらに遊びに来る計画を立てているため、エアーチケットは今いくらくらいになっているのだろうと、ふと思い立って調べてみた。 Air NZ のウェブサイトを開いてみたのは昨日、そして、昨日まで全く知らなかった『セール』が終わるのは今日...  見つけ...