4.7.22

急に年寄りになった気分が味わえる SuperGold カード


数々の割引特典に与れるスーパーゴールド カード(年金生活者の特権)が、ようやく手元に届いた。
小冊子の中を見ると、当然のことながらお爺ちゃん、お婆ちゃんしか載っておらず、自分がえらく歳を取ったのだと思い知らされた。(まぁ、グレイヘアになって、何処から見ても『正真正銘の年寄り』の風貌には違いないのだが...)


年寄りになって得られる特典の一つに、銀行口座の月額料金が無料になるというものがあり、早々に問い合わせをした。
だが、問い合わせるまでもなく、年金の振り込み口座に指定されており、入金も確認されているのだから、最初の入金があり次第、自動的に月額料金無料にしてくれるシステムにしてあれば尚親切であるのにと思うのは、私だけだろうか。
多くの "お役所手続き" がそうであるように、申告しなければ恩恵に与れないようになっており、その情報を自ら探す努力をしなければ、いつまでも知らないまま損をし続けることになる。世知辛い世の中である。

何はともあれ、問い合わせをした翌営業日には、全ての恩恵に与れるようになっている旨の email が届き、支店に出向く手間が省けたのは何よりだった。


さて、そのスーパーゴールド カードを持って、AT (Auckland Transport) の営業所に赴き、滅多に乗らない公共交通機関(バス、電車、フェリー)の無料パス/カード(平日は時間制限有り)を発行してもらって来た。コロナが蔓延してからは全く利用していない公共交通機関ではあるが、パンデミックが収まれば、最寄りの電停まで 20 分程度歩き、そこから電車に乗って小旅行をするようになるかも知れない。

これまで持っていた AT HOP カードを無効にしてゴールドに切り替える際には料金はかからないのだが、私は、この先日本にいる家族が遊びに来た場合のことを考え、これまでのカード(↓ 写真右下)を手元に取っておくことにし、自分専用のゴールドカードを新しく買い求めることにした。
幸いなことに、来月末日まではカード発行手数料は通常の半額の $5.00 (+必要入金額 $1.00)ということなので、負担は少なく抑えられ、更には、家から最も近い所にある電停にはキー タグ の在庫があったため、バッグなどにぶら下げておけば、一々カードケースから取り出す手間も省け、便利であろうと、迷わずそちらを選択。

窓口の職員の女性は、ご丁寧にも、全ての手続きをその場で完了してくれ、家に戻ってからオンラインで入力しなければならなかったはずの項目全てを確認することなく済んだのは有り難かった。



今後、外出時には忘れることなく、これらを携帯していることだろう。




「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...