29.1.23

オークランド 大洪水



オークランド アニバーサリー デイで 3 連休となっているオークランドだが、先週末からの豪雨により、市内の至る所で大洪水、崖崩れ/土砂崩れが発生し、悲惨な状況となっている。





昨年暮れ、H の家に行った際にも集中豪雨が発生し、たった 1〜2 時間ほどの豪雨でさえ、帰り道が川のようになってしまい、迂回しないとならない箇所があったほどだった。
高速道路でさえも、かなり深い水溜りができ、通れるのかと不安になるほどひどかったのだ。

豪雨が一日続いたらどうなるかは、少なからず想像がついたが、ここまで悲惨な状況になるとは、正直思ってもみなかった。


今回、私の住む家の目と鼻の先でも、土砂崩れによる死者が出てしまったようで、T の元居た会社のある辺りでは、おそらく床上浸水は免れられないだろうと思えるほどの洪水の様子が、ニュース映像に映し出されていた。

今日も時折雨が降っている。
この先雨が止んでも、復旧までには相当な時間がかかることだろう。

自然災害というのは本当に恐ろしい。







19.1.23

最悪な癖毛のショートヘア&ビザ トランスファー

 昨年暮れ、パスポート(更新)写真のために、ほぼグレイヘアとなるべく髪をショートにした私だが、予想だにしていなかった『強い癖毛』のせいで、毎日ヘアアイロンのようなものでハネ&うねりを修正しなければならないという、超面倒な事態に陥ってしまっている。

毎日ヘアアイロンをあてたのでは髪が痛むだろうと思い、プロテクトスプレーを買っておいたものの、痛んでいる感は拭えず、早く伸びないかと、そればかりを願う毎日である。

YouTubeで観るカリスマ美容室(?)は、強い癖毛を縮毛矯正で素晴らしく扱い易い髪にしてくれるのだが、そこを訪れる客の話を聞いていると、"カリスマではない美容師" の手にかかった人の散々な結果が、ここ NZ では十分予想できるなと、やはり縮毛矯正を断念せざるを得ない。

遅かれ早かれ、髪は伸びるというのは大きな救いである。



T に iPhone で撮影してもらったパスポート用写真の背景は、グレイヘアが背景に溶け込んでしまわないようフォトショップで水色にし、規定のサイズに縮小してから印刷した。
フォトペーパーは家にあったが、食料品であったらもうとっくに賞味期限が切れているような、遥か昔に買った物... どのみち、パスポートには印刷された写真が出て来るのだから、申請時点で品質が劣化していなければいいと、迷うことなく古い紙を使用した。

既に、写真写りを気にするような歳ではなくなっている。
パッと見悪人に見えなければいいだけという、非常に低レベルな要求を満たした写真は、見るからにもうすっかり『年寄り』で、母に言わせると『全然変わらない』はずの私は、『相当変わっている』を通り越して、『変わり果てている』域に入っていることを、グレイヘアの写真で思い知らされることとなった。

パスポート更新は、多くてあと 2 回...
85 歳になっても、生きていたらやはり更新しなければならないのだろう。NZ から何処にも出る予定はなくても、パスポートの有効期限が切れたままにしておいたら、NZ の永住権が失効してしまい、不法滞在となってしまうのだ。

さすがに 95 歳の更新はないよな... と、そんなことを考えながら、領事館で出来上がったパスポートを受け取り(NZ$ 211.00 支払いは現金のみ)、その足で DX Mail のオフィスに向かった。
Immigration New Zealand, DX Box: EP71514, 20 Fairfax Avenue, Penrose, Auckland 1061, New Zealand と宛名を書いた封筒に新旧パスポート及び記入済みの申請書類を入れて、DX Mail オフィスの外に設置されたドロップ ボックスに投函。クーリエ料金はかからず、無料(で、多分いいのだと思う)。 もし料金がかかるようだったら、後で請求されるだろう。




マヌカウという地域には移民局が設置したドロップ ボックスがあるのだが、ビザ トランスファーの申請方法については、送付以外の選択肢は書かれておらず、郵便で送るための NZ 移民局の PO Box のアドレスか、クーリエとして送るための DX Box のアドレスが書かれていただけなため、移民局のドロップ ボックスに投函していいものかどうか、しばらく悩んでいたのだが、T が ネットで(誰かが投稿してくれた)写真を見つけてくれて、DX Box も移民局の指定したドロップ ボックスのようだというので、安心して DX Box に投函することができたというわけだ。

移民局は利用者の便宜を図って、もう少し丁寧な説明を載せるべきだろう。


これまでは移民局のオフィスに出向き対面で手続きをしていた各種申請は、コロナが始まってから、オンラインでの申請か申請書の郵送のみの扱いとなってしまった。かつて一日で終わっていた手続きが、1 週間以上の時間を要し、ひどい時には数ヶ月もトランスファー ビザが発給されないという時期もあったようで、これもCOVID-19 がもたらした不便な環境の一つである。

老齢の母の体調を心配しつつ申請したパスポートの更新及び NZ 永住権のトランスファー。
現時点では 90% 以上の申請が 10 営業日以内に処理済みとなっているということなので、おそらく今週、或いは来週早々には、永住権のラベルが貼られた新しいパスポートが届くことだろう。

ちなみに、ラベルを貼らない eVisa というものが登場し、eVisa は無料で発給されるのに対して、従来通りのラベルを貼ってもらうという選択をすると、NZ $150.00 の費用がかかるようになってしまっていた。(日本のパスポートに関しては、かつてはラベルを貼るのは無料だったが)
eVisa だけでおそおらく問題は無いのだろうが、各種 "手違い" の起こり得る確率がゼロではない NZ (まぁ、何処の国でもそうだろうが)。念には念を入れて、目に見える形で証明を残す方を選んだというわけだ。(10 年のパスポートだから、1 年にたかが $15.00 の出費だと、気休めをしつつ...)





「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...