19.4.23

NZ Super Gold (老齢年金)増額 / 小さなベンチ作り

 NZ 政府は、昨今の生活費高騰を鑑み、今年 4 月から老齢年金支給額を増額してくれることになった。

私の場合、二週間毎に NZ$ 63.36 (現在の為替レートで約 ¥5,200)支給額が増えた。日本流に二ヶ月単位で考えると 2 万円以上の増額となるのだ。
*日本は 二ヶ月毎の支給だが、こちらでは二週間毎の支給となっていて、隔週火曜日に銀行口座に振り込まれることになっている。

物価高騰の中で、非情にも支給額を減額する冷酷な日本年金機構とは考え方を異にする NZ 政府の、温情ある(常識的な)改定に感謝するばかりである。



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さて、少し前からのんびりと作っていた小さなベンチ...




余り板と、余りペイントで、お金をかけず作ったものの、天板は Tapered Sliding Dovetail で組み、足と交差している板は、強度を増すために Sliding housing dado で組むという、少々手の込んだ組み方となっている。(組手は、日本語で何と言うかわからない)

色を塗ってしまったので、そんな組み方をしているのが全くわからないが、ある家具職人のブログに載っていた写真を見ての、見様見真似での作業は、とてもいい勉強になった。





ダックエッグ色で塗っただけだと、まるでプラスチック製のお風呂のイスのようだったので、遥か昔に買ったテンプレートを引っ張り出して来て、簡単にステンシリング...
少しはマシになったが、私らしいデザインではない。


持続力は落ちたものの、木工はやはり料理より楽しく、新しい技術を習得するのは更に楽しいことを実感した作業だった。




8.4.23

一向に届かない荷物

取り扱い商品の数においては他者を圧倒しているように思える中国の A 通販会社。
この世に存在する全ての物がそこでは手に入り、無いものはないんじゃないかと思われるほど、有りとあらゆる企業が参画している。

価格は概ね安く、しかも、世界のほとんどの国から注文を入れられるというのは嬉しい限りだが、大きな難点として、出荷されたとされる荷物が手元に届かないケースが、輸入国の別に関係なく、頻繁に起こっているということだ。

どんな小さな荷物に対しても追跡番号は送られてくる。しかし、発送されたとされる追跡番号が一度もアップデートされることなく終わるケースもままあるのは事実だ。

確実に発送されているのかどうかを個々の業者に問い合わせると、対応はまちまちで、丁寧な業者は「発送にミスがあった可能性があるため、元のオーダーを一度キャンセルして返金を受け、再度注文してください。」と返事をくれたり、「すみません。集荷業者が荷物を紛失した恐れがあるため、再度送り直します。オーダーし直す必要はありません。安心してください。」などと返事をくれた後、速攻で新しい追跡番号に変更してくれたりと、常識に敵った対応をしてくれるのだが、中には、「確かに送ったので、手元に届くまで待っていて。」と言うだけで、追跡番号を確認してみることもせず、集荷業者に問い合わせるでもなく、A 社のバイヤー プロテクションが有効になる日まで 75 日間も待っているように購入者に強いるのみの、誠意のかけらも無い業者も確かに存在するのである。

まぁ、様々な価値観やら能力やらを持つ人間で成り立っているこの世の中では、不測の事態は避けては通れないことを十分承知しているが、うんざりするほど長く待たされた挙句に届かない旨報告し返金要求すると、『返金無し - 自分で地元郵便局に問い合わせをし、取りに行くように』との回答をよこす業者に、ほとほと嫌気が差す。(地元郵便局まで届いていない場合がほとんど+万が一調査が長引けば、バイヤー プロテクションの期間を過ぎてしまい、返金請求権は失効してしまうことになる。バイヤー プロテクション失効を狙っている業者も、当然中にはあるだろう)

確かに送ったのだから、運送途中に紛失したのは自分たちの非では無いという言い分なのだろうが、代金弁済は配送業社に科すべきであって、代金を既に支払っている注文者が責任を負うべきものではないことがどうして理解できないのだろうか?
参画業者は、元締である A 社に、『配送業社の管理の徹底』を強く要求すべきだ。

超大企業の A 社であれば、システムの整った配送業社を独自に作ることなど簡単であろうにと、届かない荷物に苛立たしい思いをさせられる度に強く思うのである。

荷物は届かなくとも、A 社が介入して返金されるだけまだマシだと割り切らないと、このサイトでは注文できない。
確実に短期間で手元に届くことが必須であれば、高額でも他で注文するべきだ。


*中には稀に、非常に短期間で荷物が無事手元に届くこともあり、一様にマイナス評価を付けられるわけではないが、A 通販会社においては、いつ届くかも、果たして無事に届くのかどうかも定かでないことを、購入者は納得している必要があることを、ここに付け加えておこう。




「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...