16.6.23

被災地でもないのに断水

 一昨夜、ほぼ一晩中重機が家の前の道路を掘削していたと思ったら、翌朝になって水が全く出なくなってしまっていた。

事前に来ていた通知では、ただ道路を掘るという説明があったのみで、何の為の掘削かは書かれておらず、何が行われていたのか定かではない。
作業員が作業中に水道管を破裂させたのか、はたまた作業のために意図して一時的に断水させたのかわからないが、全く予期していなかったおよそ半日に及ぶ断水は、全くもって迷惑な話で、朝起きて歯磨き中に水道管に溜まっていたと思われる水は枯渇し、コーヒーも入れられず、水も飲めず、トイレ使用後にはワイプクロスで手を拭かねばならず... 喉が乾いて仕方がないので、いつもは飲まない牛乳を飲んで凌ぐしかなかった。
(後で気付いたのだが、氷を溶かして飲むという方法もあった)

正午近くになってようやく断水は解消されたものの、出て来る水は赤茶色で、5 分以上水を出しっぱなしにしておく必要があった。

水が出るようになってからも作業車は丸一日作業をしていたため、道路は片側通行となり、ラッシュ時にここを通らなければならなかった人々はかなり苛立ちを覚えた事だろう。

また、丸二晩、時折起こるけたたましい騒音と常に鳴っている地響きのような音に悩まされ、なかなか眠りにつくことができず疲弊した。


この国では、道路工事があれば水道が使えなくなり、近くで電気工事があると、電気がつかなくなったり、インターネットが使えなくなったりするという、誠に腹立たしい事態に陥ってしまうことが頻繁に起こるが、迷惑をかけたことに対する謝罪など一切無く、罪悪感というものを持ち合わせていないのだろうとしか思えない。

そういう事態に陥る度に、もっと有能な作業員はいないのかと、呆れてしまうのだが、何年経っても変わらず低品質なサービスを提供され続け、迷惑を被るのはいつもサービスを "提供された" 側なのである。
情けない限りである。



話は違うが、先頃購入したカセットコンロは、最初の物を不完全燃焼で返品し、交換し持ち帰った物は着火せず... 二度も店に足を運ばされる羽目になり、腹が立ったため、カセットコンロ用ガス缶を持参して、店にあった在庫を全てチェックさせたが、最もマシだった物でさえも、着火はしても極めて火力が弱く、他に選択肢がないため、止むなく返金ということになった。
(新品のガス缶を使用し、点火した際に、マックスの火力にしてもチョロチョロと下の方で消える寸前のような火力しか出なかった商品を、「ちゃんと火がつくじゃないか」と吐き捨てるように言った店員の態度には、開いた口が塞がらなかった。正常に働いていないことは火を見るよりも明らかではないか!また、そこに居合わせた他の店員たちの態度も決して褒められたものではなかったことも付け加えておこう)← Mitre 10, Mt. Wellington Store カスタマーサービスデスク

品質管理が全くされていない会社(Kiwi Camping)の商品など、買わないに越したことはない事を実感した次第だ。

品数が少ない上に、超低品質な物が本当に多いこの国...
ため息しか出ない。




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