10 月 1 日夜、長男の愛犬が息を引き取った。
とても可愛く、おとなしいイタリアン グレイハウンドだった。
その日、私は Line で長男に、今年は彼の人が居なくなって 25 年が過ぎることになるが、25 年という節目に予定していたイベントは中止することにしたと伝えたのだが、長男は愛犬が 2 週間ほど前からほとんど何も食べなくなり、ガリガリに痩せてしまって、歩くこともままならなくなっていることを、その時初めて私に話してくれた。
動物病院で診てもらっても、痛みは無いようだが、貧血症状が出ていることしかわからず、また、検査しても治療法があるかどうかも明言出来ないとのことで、自宅で栄養剤を投与する道を、泣く泣く選んだということだった。
「持ち直すといいね」という私の言葉は、その数時間後に虚しい祈りとなってしまった。
「... 死んじゃった」
その短い一言が、長男の辛さを痛いほどよく物語っていた。
私はただ、一日も早い長男の精神面の回復を祈ることしかできない。
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