19.2.22

Good-bye muggy days

 NZ の夏は概ね清々しく、最高気温が 30℃を超えればニュースになるほどの、快適な夏を長年満喫してきた私たちだが、今年はうんざりするほどの蒸し暑い日々が 1 週間以上続き、少し前 T が 買ってくれた Tapo スマート プラグを扇風機につなぎ、タイマーをかけて寝なければならないほど、夜もひどい蒸し暑さだった。

日本に居た頃は、『夏』に『熱帯夜』は付き物で、それに加えて『蚊』の攻撃にさらされるという、まったくもって不快極まりない季節であったのに、NZ で暮らすこと 19 年、すっかり不快な夏を忘れてしまっていた私たちには、今年の蒸し暑さがたまらなく鬱陶しく、暑い暑いと繰り返す毎日...  家の中の温度計は 34℃を表示する日まであった。

サイクロン Dovi が通り過ぎた後は元の涼しい NZ の夏に戻り、依然として蝉は鳴いているものの、朝晩は布団を被らないと体が冷えてしまうほどになった。


そういえば、今年はゴキブリの姿を見ていない...
ゴキブリと言っても、日本のように大きく宙を舞うシロモノでは無く、近くに寄らないとゴキブリかどうかも確認できないようなサイズで、宙を舞っているのは見た事がない。

この夏は、蚊に刺されたのも数えるほどしかない。


気候面では快適な夏を取り戻したかに見える NZ だが、コロナの感染者の激増(2月18日時点での新規感染者は 1929人)により、快適とは程遠い日常となっている。


制約だらけの生活に苛立つ人々は、首都ウェリントンにある国会議事堂の敷地内にテントを張り、その周辺に違法駐車をし、1 週間以上に渡って抗議活動を行い、物議を醸している最中だ。

プロテスター達は、ほとんどの場合、周囲の迷惑を考えずに行動する。
抗議活動に参加しないで迷惑を被っている人々の生活は、自分達の主張する "自由" よりも価値がないと思っているということに他ならない。
そのような人々は、自分達がさも "万人の自由" のために戦っているかのような振る舞いをするのが常だが、大方の人々がそれに対して異議を唱えていることには耳をかそうとしない。

はてさて、何をもってこの事態が収束を迎えることになるのだろうか...

嘆かわしいことよ...




5.2.22

COVID-19: オミクロン株感染者が増え始めたNZ

 いよいよ NZ もオミクロン株の感染者が大半を占めるようになったと観られ、今後感染者がデルタ株かオミクロン株かを分けて発表しない旨が発表されたのは先週、いや、先々週だったか?定かではない。

本日の新規の国内感染者数は、このパンデミックが始まって以来最も多い 243 名。日本と比べれば桁違いに低い数とは言え、NZ に取っては憂うべき数である。

ワクチンのブースター接種を急ぐ政府は、最初 2 回目の接種後 6 ヶ月後としていたのを 4 ヶ月後に短縮し、更に昨日から、 3 ヶ月の間が開いていれば接種可能ということにした。

そして、これまで海外からの帰国者に対して課していた入国直後からの隔離施設での滞在を、今月末から来月にかけて段階的に解除していく旨が発表され、国による強制隔離から自主隔離へと移行することが決定した。
これで、いつ空きが出るかもわからない MIQ (Managed isolation and quarantine) の予約に苛立ったまま、何ヶ月も無駄に海外で過ごさなくてもよくなるのだ。

日本に高齢の母が居る私に取っては、非常に嬉しいニュースだ。
だが、その措置がまたいつ覆るかもわからず、このパンデミックが世界中の全ての国において終息を迎えないと、実際には安心できないのである。

オミクロンの後、次の株が出て来ないことを祈るのみである。



「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...