丸々 3 週間経って、ようやく永住ビザのラベルが貼られたパスポートが手元に届いた。(クレジットカードでの代金引き落とし日から推測するに、申請を受理してから処理に 2 週間、発送になんと 1 週間もかかっていたようだ)
配送を手配した後、移民局からトラッキング ナンバーが送られて来たものの、配達予定日の記載はなく、3 営業日内に配達されるだろうとのこと。
運よく、配送業者から翌日テキスト メッセージが送られて来て、受取人のサインが必要なクーリエで受け取ることができた。
何はともあれ、オークランドの洪水による紛失等の被害に遭わず、また、申請中に母に何事も起こらなくて良かったと、ほっと一安心した次第である。
パスポートのページ デザインは大幅に変わっていた。
今回、写真は白髪頭ということもあり、前回のパスポートと比べると、違う人物かと思えるほどの変わり様で、パスポート更新受付の領事館の担当者も、また、ビザラベルを貼った移民局の職員も、一瞬戸惑ったに違いない。(目、鼻等の特徴をしっかり見比べてみないと、パッとみただけでは分からないほどの違いがある)
改めて、歳を取るというのは恐ろしいものよと、再認識するに至ったが、かなり前に運転免許証を更新した際に撮られた写真よりはまだマシに思える。
まぁ、証明写真などどうでもいいか... と、速攻で諦めることができるようになったのも、歳を取ったおかげだろう。
年寄りに見えるというのはなかなかいいものである。
無料のバス、電車、フェリー... 加えて、ID を見せなくとも、乗り降りし易い場所の、ほぼ確実に座れるだろう "指定席" に、違和感無く座ることができる。
動作が少々鈍くても、仕方がないなと容認される(諦めてもらえる)確率がグンと高くなったことも、まぁ嬉しいことの一つだ。
最近、運動のために努力して続けている VR のテニス ゲームでは、アーケード対戦でランク 1 位となった。実際にボールを打つ衝撃もなく、部屋中を走り回ることもなくゲームを楽しめるが、45 分も続けるとさすがに疲れて、50 分でもう止めようと自己ストップがかかってしまう。
まだ運動神経(反射神経?)は奈落の底までは落ちていないようだが、体力は確実に落ちたことを実感する今日この頃である。