22.8.23

パン切りBowナイフ&ブレード カバー

 家で焼いたソフトパンは非常に柔らかなため、普通のパン切りナイフでは切り辛く、ずっとストレスを感じていた。

Facebook のアドで、木工で使う Bow saw のようなパン切りナイフがあるというのを知り、その販売店に、ブレードは研ぎ直しできるのか、そうだとしたら研ぎ方を教えて欲しい。また、研ぎ直しできないとしたら、替刃はあるのか(あるとしたら、価格はいくらか)などを問い合わせてみると、「ブレードは研ぎ直しできないが、非常に長持ちする」とだけ回答があり、替刃については何の返事も書かれていなかった。十中八九、刃物を研ぐという習慣の無い人が売っているのだろうと想像できた。

その店の価格が非常に高かったのに加え、私は自分でハンドルは作れるということもあり、替刃だけを購入した方がよさそうだと、今度は替刃を探し始めた。

中国の通販サイト A にも、Amazon.com にも替刃は売られていたが、どれもブレード厚が 0.5mm 以下だったため、耐久性を考慮し、中国の通販サイト A で売られていたブレード厚 1mm というハンドル付きの物を購入することにした。
比較的早く荷物は届いたものの、残念なことに、ブレード厚は 0.5mm 以下で、完全に騙された結果となった。(同じ厚みだったら、私は確実にその商品を買わず、ブレードだけを何本かセットで安く買い、いくつか作って販売することができたのに...)



非常にがっかりしたが、これで、売られているものはどれも同じだということが判明したため、諦めて、シャープなブレードで手を切らないように、ブレード カバーを作ることにした。


余り板の中から、丁度良いサイズの saligna の切れ端を見つけ、バンブー製ハンドルの色とのマッチなど全く関係無しに、ブレードを差し込む部分を手鋸で切り込みを入れ、ストッパーには額縁用の留め具を取りあえず付けておいた。(使えればいいというだけの処置)

ハンドルが壊れることはまず無いだろうが、その内に、厚みを調節/設定できる "改良型ハンドル" を saligna で作ってみたいと思っている。



使い心地を試すためにソフトパンを焼き、約 1 時間後、若干温かさを感じる程度にまで冷めた柔らかいパンを、サンドウィッチ用に薄くスライス。
1cm ほどの厚みでも、予想通り綺麗に切ることができた。



ちなみに、私の木工用の bow saw はこれ。あまり使う機会が無いまま、もう何年も同じ場所に掛かったままだ。





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