6.10.12

Unhappy anniversary

いまだに人を探している。

facebook にはその人からプレゼントされた物の写真を載せ、またある時はその人の使っていた仕事道具の一部を写真に撮って載せなどしながら、生きてどこかで私を見つけてくれるのを待っている。

みごとな細工のなされた銀のブローチは黒ずみ、万年筆はもう長い間使う事も無く皮のケースに入ったまま・・・

ブローチの黒ずみを取ることもせず、万年筆にインクを満たすこともなく、時が過ぎ去って行くのをこのままただぼんやりと眺めて一生を終えそうだ。


14年間、一同なんとか無事に過ごせたことを感謝しつつ・・・


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