昨日まで、自分を野菜に例えたことはなかった。
同居人Hはキュウリ、Tはトマト(だとHは言う)、"西早稲田の君"はゴボウ(?)、彼の人はスイカ、そして私はネギらしい。
なぜネギなのかを同居人たちが話していた。
生命力/再生力が半端なく強いというのが最も大きな理由らしいが、私ってそんなに強く映っているんだなと苦笑いしてしまった。
ネギは薬味となることがほとんどで、単独で食べることは滅多に無いのだが、生姜と同様存在感はかなり強く、クセも強い。
あぁ、言えてるかもな... と、ベランダで再生を繰り返す(スーパーで買ったネギの根っこから成長した)ネギを見ると、何だか健気に見えて思わず微笑んでしまった。
単独で檜舞台に立つことよりも、誰かを引き立てる役割を担う方が性に合っているのに、存在感だけは強く、おそらく影響力も強いと言われる私は、やはり『ネギ』なのだろうなと、やけに納得してしまった一日であった。
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