6.1.20

本場のマドレーヌ、引き出し式テーブル & Tの 3D プリンター

先日、久々にマドレーヌを焼いた。


今回、レシピは、本家本元のフランス人が YouTube で紹介していたものに倣ったものだが、砂糖の量は私たちには多すぎると判断し、20%減に変更した。


結果的に、砂糖20%減でも充分甘く、これまで作ったマドレーヌの中で最も美味しく出来上がったように思う。
レモン汁に加えてレモン ゼストも1/2個分入れたのだが、レモンの風味はほとんど感じなかった。次に作るときには、レモン1個分加えてみることにしよう。



昨日、オレンジに染まった空を眺めながら、オーブントースターの下に置く引き出し式テーブル兼収納庫のペイントを終え、ようやく製作が終了した。

アトリエの中は午後 3時台だというのに薄暗く、照明をつけないとならないほどで、窓の外はオレンジ一色... 


この世の終わりかと思わせるような、不気味な光景だった。(後でニュースを見たら、多くの市民が空の色がおかしいと警察の 111(緊急時の電話連絡先)に電話をかけたそうで、警察は空の色の件で電話をしてこないようにと説得するのにてんやわんやだったそうだ)

 ペイントを終えた引き出し式テーブルにビーズワックスを塗り、拭き取った後家に運び入れた。




浅い収納庫は、料理用シリコン マットとか、オーブントースターに付属していたトレーやら何やらを入れるためのものだ。


引き出し式テーブルは、スライダーの伸びる限界まで伸ばしても20cm ちょっとしかないが、それでも持っている長方形の皿は余裕で乗る広さがあるので、まぁ、これだけあれば不便ではないだろう。

 ボールベアリング付き激安スライダーのおかげで、開閉は非常にスムーズだ。



安い合板に安いスライダー、そして、自分で買ったのではない、何時誰にもらったのか定かでない真鍮の取手を付けて、2019年の暮れ〜2002年最初にかけての工作が無事終了。

生まれて初めてスライダーなるものを付けたが、取り付け要領を覚えてしまえば簡単だ。


T は先週 3Dプリンターを購入した。
一般家庭向けの 3D プリンターが出始めの頃は、ただただ『安っぽい』とか『ショボイ』としか思わなかったのだが、少しは進化したようで、予想以上に綺麗にできたテスト プリントを見て、キッチンで使う整理箱でも作ってもらおうかなと思い始めた。

だが、細かい設定をし、プリントするのにやたらと時間がかかるのを見ていたら、面倒臭いことこの上なく、自分では絶対にこれを使うことはないなという確信を持つに至った。

機械物に疎い私は、この先もやはり、手仕事の領域から出ることはないだろう。




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