16.5.20

COVID-19: Alert Level 2

NZ は 5月 14日からAlert Level 2 に移行した。とりあえずは 2週間の予定で Level 2 が続くことになっている。


Alert Level 2 を目前にした今週始め、フリーランサーである T に仕事が入り、引き続き在宅勤務のままの H をよそに、数ヶ月ぶりに仕事に出かけて行った。

仕事再開初日、職場には T が元所属していた部署のボスが一人居ただけで、コマーシャル撮影に来ていたフォト関係の人以外、他の職員は在宅勤務となっていたようだ。
lockdown 後、会社は飲食物の提供を取り止めているとのことで、T はトラベル マグにコーヒーを満たし、更に水筒に水も入れて持って行かなければならなかった。
職場にはほとんど人気が無いため、マスクは着けるまでもなかっただろうが、用心深い T は万が一人が多く集まった時のために、毎日マスクを持って行っていた。


14 日木曜日、Level 2 になり、ほとんどの業種が業務を再開できるようになったが、再発の可能性が無いとは全く言えない状況下での営業の再開は、仕事に出なくてはならない人々にとって心地よいものでないのは言うまでもなく、引き続き social distance はしっかり取るよう要求され、パーティーなどの集まりは 10 人までと制限されているのを見ても、気を抜けない状況であることは、大方の住人がよく承知しているところとなっている。

しかし、『気を抜けない状況』との認識はあるものの、14日、再開したばかりの馴染みの寿司屋にランチを買いに寄ってみると、店も客も、誰一人としてマスクを着けている人はおらず、ここはマスクを着ける文化ではないということを、改めて強く感じた次第である。

寿司を持って在宅勤務をしている H の所に行った。
作ったマスクと、 H のために買っておいたキッチン用品、裏庭でできた薩摩ミカン、それに作って冷凍しておいた potate pierogi などを届けがてら、久々に一緒に食事をした。
H の仕事の邪魔をしないよう、ランチを食べてすぐに家に戻った。
(帰りがけに T にも寿司を買って帰ろうかと思っていたのだが、公園の入り口に駐車した寿司屋のトラックの周辺には依然として行列ができていて、駐車車両も長い列を作っていたため、断念し、そのまま家路に着いた)


新感染者数は連日ゼロ〜 2 程度に抑えられており、リカバードは総感染者数の 95% にのぼるとのこと。16日現在のアクティブ ケースは国全体で 49名(内、オークランドは 7名)と報道されていた。
(5月16日時点における感染者総数 1498、死亡 21、治癒 1428、未完治 49、入院治療中 3)


「移住先を NZ と決めて良かった」
夕食の支度をしながら、ふとそんなことを思った。



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