30.7.20

ロシアのソバの実

用事で出掛けたついでにロシアの食材等を売る店に寄り、先日買い物に行った際に見た『ソバの実』を買ってきた。


ロシアではこの実を炊いて食べるのがポピュラーなんだそうで、ソバの実で検索すると、カーシャという料理名が出てきた。

鍋でパチパチという音がするまで乾煎りしてから、少量の塩とソバの実に対して2.5倍程度の水を加え、蓋をして弱火で20〜30分ほど炊くと、ふっくらとした "ソバの米" が出来上がった。


とりあえずはカップ 1杯を炊いてみたのだが、2人では一回に食べきれないほどの量になった。
膨らみ具合は予想以上で、炊く前の実と比べると、膨らみ方は米以上かもしれない。



香りは正に "穀物" という感じで、嫌いではない。
中東風の味付けにしても、ジャンバラヤ風にしてもイケるだろう。

栄養価が高く、脂肪の吸収を抑えるタンパク質が含まれているというこのソバの実は、調理方法も簡単で、米の代用としても良し、サラダに入れても良し、更にはシリアルのようにして食べても良しと、様々な料理に対応できるのも嬉しいところだ。


味について言えば、私は bulgur の方が好きだが、どちらも続けて食べるとおそらく飽きるに違いない。やはり、生まれてからこの方食べ続けてきた白米やら、普通のパンほどには馴染みのない食材なので、味に慣れるのには少々時間がかかることは致し方ない。


昨日、不思議なほど激安の bulgur( 1kg NZ$ 3.99 = ¥ 279 強)を見つけ、オンラインで注文しておいたので、同居人 T はまた "得体のしれない食べ物" を近々目にすることになるだろう。




26.7.20

蕎麦粉

蕎麦粉が手に入ったので、簡単そうなレシピを探し、蕎麦粉のガレットやら、クレープやらを作ってみた。

蕎麦は好物なのだが、ガレットやらクレープやらは期待したほど美味しくはなく、食べられなくはないが、何度も食べようという気にはならないという程度だ。
ちなみに、蕎麦の味はしなかった。

次は蕎麦がきを作ってみようと思うが、日本のれっきとした蕎麦屋であっても、蕎麦は美味しいが蕎麦がきはイマイチという声も結構多く、日本の蕎麦粉で作ってもさほど美味しくはないものを、この国で買った どこ産かもわからない buckwheat flour(蕎麦粉)で作って美味しくなる可能性が果たしてあるのだろうかと、甚だ疑問である。


時間をかけて、さして美味しくもない料理を作るというのは全くもって楽しいものではなく、いい加減嫌になるなと憂鬱になってきてはいるのだが、好きでもない料理をしてせっかく作ったもので体調を悪くしているのではお話にならないと、少しでも身体に悪影響を与えない食事ができるよう心掛ける毎日...
料理が好きだという人が心底羨ましい。



さて、ここ NZ におけるコロナウィルスの感染者は、日々少しずつ報告されてはいるが、これまでのところ海外からの感染帰国者のみで、市中感染は86日間に渡ってゼロという状況が続いている。
帰国者は隔離施設内で帰国後 3日目と12日目の二度 PCR 検査を受け、陰性であれば14日以降施設を出ることが許されることになっているのだが、これまでに隔離期間中に許可無く施設を出た人々(脱走者)が少なからず居り、そのモラルの欠如した輩たちは、当然のことながら裁判所において罰則を受けている。
違反を犯した者に対する世論は非常に厳しく、他人の不利益を考えず、自己中心的なものの考え方をする輩に対してはもっと厳しい罰則を課すべきだという意見も多く見られるほどで、そういった真っ当な考え方の人が大半を占めていたおかげで、4週間の徹底したロックダウン生活が無駄に終わることなく、今こうやって、平穏な生活を送れるようになっているのだと実感した。

昨日、T は早起きして友達と連れ立って釣りに出かけ(ボートでの釣り)、私は H と買い物に出かけたり、食事をしに行ったりと、ほとんど何も心配することのない極々普通の週末を過ごした。

今現在、安心して過ごすことができる国がどれほどあるだろう?
NZ 政府の迅速な判断と、厳格な規程を厳守したほとんどの国民の努力が、浅はかで愚かな一部の帰国者に踏みにじられることのないよう、これからもボーダー コントロールをしっかりと行って欲しいと、ただただ願うばかりである。



8.7.20

Keto モカ チア ムース & チョコレート ケーキ

なかなか消費しきれないでいたココナッツ クリームを使って、チョコ ムースもどきなデザートを作ってみた。


材料は、
無糖ココアパウダー 大匙 1
チア シード 大匙 1
無糖コーヒー or エスプレッソ 大匙 2
ココナッツクリーム 大匙 1
エリスリトール or ステビア等(或いはメープルシロップ) 適量

適当な入れ物に入れ、全部混ぜたら 4 時間ほど冷蔵庫で寝かせ、出来上がり。
チア シードは、水分を含むとシードの周りがゼリー状になるため、まるでチョコ ムースのようになる。

上記のレシピ通りに作るとかなりしっかりとしたムース状になるが、私はもう少し緩い状態の方が好きなため、更にコーヒーを加えた(適当に)。



糖分の摂取を気にしない人は、ホイップクリームを乗せれば見栄えが良くなり、更に美味しくなるかもしれない。

ちなみに、ココナッツの風味はほとんど感じない。
味が濃いため、一度に多くは食べられず、二日続けて食べたら飽きた。


今日は注文しておいた Keto チョコレート ケーキ ミックスが届いたため、家にあった胡桃を加えて焼いた。


このミックス粉にはひまわりの種からできた粉、ココナッツ粉、タピオカ粉、ココナッツ シュガー、ココア パウダー、グルテン無しのベーキング パウダー、アルミニウム無添加のベーキング ソーダなどが入っている。
これに卵と純正メープル シロップ、ココナッツ オイルと水(又はアーモンド ミルク等の植物系ミルク)を軽く混ぜてオーブンで焼くだけである。

最近、Keto のパンやらケーキ、クッキーなどを焼いていたのだが、このケーキ以外で美味しいと思ったものは皆無だ。
どれも二度と作りたくないと思うほどの味で、パンに至っては腹が立つほど不味かった。

ローカーブ+ローシュガーを心掛け始めたものの、不味いものを我慢して食べる気にはならず、どうにかして美味しいものにしたいと、試行錯誤する毎日である。

ちなみに、厳格な食事制限をするつもりは毛頭無く、お米も食べれば、パスタやら芋も食べ、ラーメンを経つつもりは更々無いという、いい加減な姿勢を崩さない性格は、H にも遺伝してしまったようで、私よりも早くローカーブ生活を取り入れた H と、不出来な食品の写真を見せ合い笑っている始末...

巷に溢れる不味い Keto レシピに振り回される日々に、早く終わりを告げたいものだ。




「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...