26.7.20

蕎麦粉

蕎麦粉が手に入ったので、簡単そうなレシピを探し、蕎麦粉のガレットやら、クレープやらを作ってみた。

蕎麦は好物なのだが、ガレットやらクレープやらは期待したほど美味しくはなく、食べられなくはないが、何度も食べようという気にはならないという程度だ。
ちなみに、蕎麦の味はしなかった。

次は蕎麦がきを作ってみようと思うが、日本のれっきとした蕎麦屋であっても、蕎麦は美味しいが蕎麦がきはイマイチという声も結構多く、日本の蕎麦粉で作ってもさほど美味しくはないものを、この国で買った どこ産かもわからない buckwheat flour(蕎麦粉)で作って美味しくなる可能性が果たしてあるのだろうかと、甚だ疑問である。


時間をかけて、さして美味しくもない料理を作るというのは全くもって楽しいものではなく、いい加減嫌になるなと憂鬱になってきてはいるのだが、好きでもない料理をしてせっかく作ったもので体調を悪くしているのではお話にならないと、少しでも身体に悪影響を与えない食事ができるよう心掛ける毎日...
料理が好きだという人が心底羨ましい。



さて、ここ NZ におけるコロナウィルスの感染者は、日々少しずつ報告されてはいるが、これまでのところ海外からの感染帰国者のみで、市中感染は86日間に渡ってゼロという状況が続いている。
帰国者は隔離施設内で帰国後 3日目と12日目の二度 PCR 検査を受け、陰性であれば14日以降施設を出ることが許されることになっているのだが、これまでに隔離期間中に許可無く施設を出た人々(脱走者)が少なからず居り、そのモラルの欠如した輩たちは、当然のことながら裁判所において罰則を受けている。
違反を犯した者に対する世論は非常に厳しく、他人の不利益を考えず、自己中心的なものの考え方をする輩に対してはもっと厳しい罰則を課すべきだという意見も多く見られるほどで、そういった真っ当な考え方の人が大半を占めていたおかげで、4週間の徹底したロックダウン生活が無駄に終わることなく、今こうやって、平穏な生活を送れるようになっているのだと実感した。

昨日、T は早起きして友達と連れ立って釣りに出かけ(ボートでの釣り)、私は H と買い物に出かけたり、食事をしに行ったりと、ほとんど何も心配することのない極々普通の週末を過ごした。

今現在、安心して過ごすことができる国がどれほどあるだろう?
NZ 政府の迅速な判断と、厳格な規程を厳守したほとんどの国民の努力が、浅はかで愚かな一部の帰国者に踏みにじられることのないよう、これからもボーダー コントロールをしっかりと行って欲しいと、ただただ願うばかりである。



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