H が置いていったサキュレント Orbea Variegata は、別名ヒトデ プラントと呼ばれているが、花の中心には正にヒトデを連想させる "生っぽく見える" 物体が付いていて、異様な雰囲気を醸し出している。お世辞にも綺麗とは言い難い花だ。
蕾ができているのに気付き、写真に収め始めたのは 2月11日。
何日ほどで開花するのだろうと興味が湧き、観察日記ならぬ記録写真を、折に触れて撮っていた。
蕾は少し大きく、平らになり、赤みを帯びて来ていた。
かなり膨らんできているのが目に見えてわかるようになっている。
大きく、重たくなった蕾を茎が支えきれなくなったのか、首を傾げたような格好だ。
もうそろそろ開くだろうと、1日に何回も見に行ってしまうが、まだ開かず...
朝にはまだ開いていなかった蕾が、昼過ぎ、みごとに開花。
あのふっくらとした可愛い蕾の中身が、個性的な "どぎつい" パーツの数々で構成されていることを、どれほどの人が知っているのだろう?
花弁の豹柄 (?) 模様も異様だが、その中のドーナッツ状の部分も "凄い" としか表現できない。
更には、中心の生っぽい "ヒトデ" と、その上に乗っかった昆虫の足を思わせる不気味な物体は、見れば見るほど気味が悪くなるシロモノだ。
我が家でこの花が咲いたのは、これで 2度目。
2019年 4月に屋外で撮った写真(↓)はもう少し鮮明で、ドーナッツ状の部分がまるでウール生地のようにも見え、何だこれは... と、写真を撮った後も、しばらく実物に見入っていたのをよく覚えている。
誠に奇妙な植物である。
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