多くの植物の花の咲き終わりは哀れな姿になる。
可憐なリリーの花の終わりも茶色く枯れ、うなだれて、みすぼらしくなってしまったが、Orbea Variegata の奇妙な花は、乾いてしまった内部を自ら綺麗にたたみ込み、外には見えないようにして終わる。何だかとても慎ましいではないか。
(3月 6日昼撮影)
それにしても、驚くほどきちんとたたまれるものだ。
何かを保護するための策なのだろうかとネットで検索してみたが、なかなか見つけられず、面倒臭くなってやめた。(植物に並以上の興味があるわけではない)
上の写真を撮った翌 3月 9日の昼前、窓の下のカーペットに枯れた花が落ちていた。
そっと拾い上げて、安い携帯電話用接写レンズで最期の写真を撮った。
枯れがさほど進んでいない部分は、まだ模様が確認できる。
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