30.8.23

Pain de Mie







パン焼き器を購入する前には、フードプロセッサー で生地を捏ね、よくこのパン ド ミを焼いていた。
作ったパン生地の半分は食パンにし、半分はシナモン シュガーをかけて焼いたり、ソーセージロールにしたりすることが多かった。
他のレシピと比べて、バターの量がかなり多く、焼ける匂いからして非常にリッチだ。


今回は捏ねから焼き上げまでを全てパン焼き器任せで、果たして上手く出来上がるのだろうかと心配しつつ待つこと 4 時間...



通常よりもバターの量は多めで、水分量がかなり少ないレシピであったため、果たしてパン焼き器でうまく焼けるのだろうかというのが心配になる要因だったが、外側が焦げ "過ぎる" こともなく、美味しく焼き上がった。

頻繁にパン焼き器を使用していて思うのは、(焼く段階で)マニュアルの温度設定モードがあったら便利だなということ。
焼き色設定は二択のみではなく、せめて三択、あるいは四択くらい作っていただきたいものだと、切に願う次第である。



[ Pain de Mie (Mサイズ)]

ドライイースト  3.5g (or Surebake yeast 小匙 3)
強力粉 350g
無塩バター 63g
砂糖 13〜14g
塩 8.4g
牛乳 210g (or ミルクパウダー 大匙 3 + 水 大匙 12)


27.8.23

NZ & AUS仕様パナソニック パン焼き器で『金の食パン風パン』を焼く

 我が家のパン焼き器は日本のパン焼き器よりも許容量が大きいのか、強力粉は 300g〜520g までの範囲で投入しなくてはならないと書かれていた。

日本のパナソニック製パン焼き器を使っている人が提供してくれているレシピのほとんどは、強力粉 250g 程度で 1 斤分としているため、全ての材料を 1.5 斤分に換算し直さなければならなかった。


今回は、日本のクックパッドで人気のあった『金の食パン風』というのに挑戦。

ドライイースト:小匙 1 1/2
強力粉:375g
無塩バター:22.5g
砂糖:大匙 2 1/4
蜂蜜:大匙 1 1/2
塩:小匙 1 1/2
牛乳:270ml 

砂糖がかなり入った上に蜂蜜も結構入れたので、甘過ぎはしないかと心配になったが、出来上がりは心配したほど甘くはなかった。


アーティサン ブレッドを得意とする我が家のパン焼き器は、どうも熱くなり過ぎる傾向にあり、焼き色を薄く設定しても、いつも外側は焦げ気味...  材料に蜂蜜が入っていたりすると、余計に焦げてしまうわけだが、幸い、中はしっとり、モチモチに出来上がり、ほんのり甘い "日本の食パン" は一応できた(気がする)。




決して不味くは無かったが、甘い食パンから長いこと遠ざかった生活をして来たため、それに慣れてしまっており、次回はもう少し甘味を抑えた食パンにしたいと、ついつい思ってしまった。




26.8.23

真冬の Passiflora antioquiensis 果実 & Bluemoon

 2021 年には 12 月末(真夏)に咲いた花が、今年は 8 月の頭(真冬)に咲いた。
通常、春と秋に開花すると書かれていたが、少々時期がずれている。



そして、8 月後半には、植えてから初めて実を付け、このまま実が育つのだろうかと、毎日寒いベランダに出て観察しているところである。


パッションフルーツの中でも、一際美味とされている種類だが、果たして今の時期にできた実は美味しくなるのだろうか?



例年初夏から夏にかけて咲く薔薇 Bluemoon もやはり、今年は何故だか 8 月に咲いている。



寒さのせいか、開花するまでに結構な時間がかかっているが、それでも蕾は大きく、夏にできる蕾と同じサイズだ。


肥料として時々あげている古いドライ イーストを水に溶かしたものが効いているのだろうか?
園芸に詳しくないので、植物に何が起こっているのか全くわからない。 




22.8.23

パン切りBowナイフ&ブレード カバー

 家で焼いたソフトパンは非常に柔らかなため、普通のパン切りナイフでは切り辛く、ずっとストレスを感じていた。

Facebook のアドで、木工で使う Bow saw のようなパン切りナイフがあるというのを知り、その販売店に、ブレードは研ぎ直しできるのか、そうだとしたら研ぎ方を教えて欲しい。また、研ぎ直しできないとしたら、替刃はあるのか(あるとしたら、価格はいくらか)などを問い合わせてみると、「ブレードは研ぎ直しできないが、非常に長持ちする」とだけ回答があり、替刃については何の返事も書かれていなかった。十中八九、刃物を研ぐという習慣の無い人が売っているのだろうと想像できた。

その店の価格が非常に高かったのに加え、私は自分でハンドルは作れるということもあり、替刃だけを購入した方がよさそうだと、今度は替刃を探し始めた。

中国の通販サイト A にも、Amazon.com にも替刃は売られていたが、どれもブレード厚が 0.5mm 以下だったため、耐久性を考慮し、中国の通販サイト A で売られていたブレード厚 1mm というハンドル付きの物を購入することにした。
比較的早く荷物は届いたものの、残念なことに、ブレード厚は 0.5mm 以下で、完全に騙された結果となった。(同じ厚みだったら、私は確実にその商品を買わず、ブレードだけを何本かセットで安く買い、いくつか作って販売することができたのに...)



非常にがっかりしたが、これで、売られているものはどれも同じだということが判明したため、諦めて、シャープなブレードで手を切らないように、ブレード カバーを作ることにした。


余り板の中から、丁度良いサイズの saligna の切れ端を見つけ、バンブー製ハンドルの色とのマッチなど全く関係無しに、ブレードを差し込む部分を手鋸で切り込みを入れ、ストッパーには額縁用の留め具を取りあえず付けておいた。(使えればいいというだけの処置)

ハンドルが壊れることはまず無いだろうが、その内に、厚みを調節/設定できる "改良型ハンドル" を saligna で作ってみたいと思っている。



使い心地を試すためにソフトパンを焼き、約 1 時間後、若干温かさを感じる程度にまで冷めた柔らかいパンを、サンドウィッチ用に薄くスライス。
1cm ほどの厚みでも、予想通り綺麗に切ることができた。



ちなみに、私の木工用の bow saw はこれ。あまり使う機会が無いまま、もう何年も同じ場所に掛かったままだ。





14.8.23

エジプト展に行く

オークランド ミュージアムでエジプト展が開催されているというので、混んでいないだろう日を選んで、T と二人で行って来た。

オークランド ミュージアムの常設展示に関しては、オークランド市民であれば入場料無料だが、 特別展は市民である無しに関わらず、大人 : $25.00、5 ~15 歳までの子供 : $15.00(5 歳以下は無料)、家族 :(大人 2名、子供 2名): $72.00、学生及び高齢者 : $21.00 となっている。

T も私も、常設展示場の方から入ったことはあるが、特別展が開かれている南側から入るのは初めてで、入ってすぐに T レックスが対で展示されているのが目に入った。
T も私も模型だろうと信じて疑わず、特別興味をそそられなかったのだが、調べてみると、実は本物であったようで、しっかり見てこなかったことが少々悔やまれた。




先月オンラインでサインアップしておいたマイ ミュージアム カードを受付で受け取り、ついでに T のカードもその場で作ってもらった。



カードの裏面には氏名とメンバーシップ ナンバーがしっかりと印字されている。
常設展に入る際には、このカードを提示するだけで無料で入ることができるとのこと。一度見た常設展に何度も行くことはそう無いだろうが、まぁ、持っていて困ることはない。




エジプト展へのゲートをくぐると、来場者はさほど多くはなく、ゆったりと観て回ることができた。

驚いたのは極々小さな出土品も非常に精密に細工がされていたことである。
あの当時でさえ、芸術に秀でた人は数多くいたのだ。建造物も然りである。






この、MDF のような質感になってしまっているボックスは、何の木で作られていたのだろう?



ジョイントは簡単なだぼ継ぎのようだが、外側の傷み方に比べて、だぼの状態が信じられないほど良いように見えた。


膠(or hide glue)のようなものを使って接着していたのだろうか、痕跡が残っているようにも見える。





今回の展示の最後は埋葬されていた棺だった。
遺体を巻いた布も、縫い付けられたビーズも、今の時代までしっかりと残っているのは驚きである。








現代の物理やら科学やらの進歩を以ってしても解明できていない、古代エジプトの抜きん出て優れた文化...

ただただ目を見張るばかりであった。




10.8.23

パン焼き器で焼くブリオッシュ

 約一週間に一度はパン焼き器でパンを焼く生活...

ハード クラスト、ソフト、ソフト レーズンなどを代わる代わる焼いていたが、先日初めてブリオッシュに挑戦してみた。

今となっては貴重な卵を 3 個(黄身 2、全卵 1)も使わなくてはならなかったために、これまで作るのを躊躇していたのだが、先日行った中国系のスーパーマーケットで若干卵の値段が下がっていたため、少し気が楽になって、作ってみようという気になったというわけだ。


パン焼き器にイースト、強力粉、無塩バター、砂糖、塩、卵液(上記の分量の卵+水)をセットし稼働。約 50 分後にビープ音が鳴ると追加のバターを投入したり、更に 50 分ほどしてからパン生地を取り出し、捏ね羽根を取り外し、窯の内側にバターを塗った上でパン生地を戻したりなどの手間がかかるものの、焼き上がったものは非常に柔らかく、ほんのり甘く、十分美味しかったが、約 5 日間、毎日食べていたらさすがに飽きた。

かつて、T が日本に行った際に食べたという "幸せのパンケーキ" ... 量が多過ぎて、食べている内に段々不幸せになって来るというのと同じようなものか...  終いにはもう食べたくないとさえ思ってしまう。




朝食にはやはりシンプルなパンがいい。





「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...