7.4.13

面白いほど膨らむピタパン

これまではスーパーマーケットで袋入りのピタパンを買っていたのだが、Pizza Maker なるものを手に入れた為、これからは家でピタパンを焼くことにした。


私のパン作りは、手で捏ねるという作業をフードプロセッサーで行うため、あっという間に一次醗酵に入る。


一次醗酵にはプラスティックのコンテナを使っている。もしその日の内に一次醗酵を終えたパン生地を使わない場合は、コンテナに入れたまま冷蔵庫に放り込んでおくことができるので、非常に便利だ。冷蔵したパン生地は2週間はもつので、沢山仕込んでおけば、好きな時に一次醗酵済みのパン生地を「 成型〜二次醗酵〜焼く」ことができ、割と手軽にパン作りに取りかかることができるのではないだろうか。


これは初回に作ったピタパンだが、100%全粒粉である。別に取り立てて健康志向というわけではなく、ただ単に、初めてピザ用オーブンを使って焼くので、失敗しても惜しくない粉を使ったというだけだったのだが...。 そう、全粒小麦粉が使うアテもなく残っていたのである。 ちなみに我家では、全粒粉のピタパンは不評で、普通の小麦粉で作ったものは焼けるハシから無くなっていくほど好評だった。

*材料
・全粒小麦粉(または普通の小麦粉)500g
・粒子の細かい塩 10g
・インスタント・イースト 小匙1杯
・水 1 1/4 カップ
・植物油 大匙1杯

(*小麦粉は、プロテイン含有量が 8〜12%のものが適しているらしい)

*作り方
1. 材料を混ぜて捏ね、3時間半〜4時間ほど常温で醗酵させる。
2. 一次醗酵を終えたパン生地を、軽く打ち粉をした作業台の上で12等分し(大きく作りたければ数はそれよりも少なく、小さく作りたければそれよりも多くしても一向に差支えない)、ボール状に丸める。→ 表面が乾かないように、布やサランラップ等で覆って10分間放置。
3. 一つずつ伸し棒で薄く伸ばしていく。→ 12等分した場合の直系は約18cm, 3mm厚くらいを目安に。
 (伸ばした生地も表面が乾かないよう、布/サランラップ等で覆っておく)
4. 平らに伸ばした生地は5分ほど休ませてから、260℃に温めたピザ用オーブンで3〜5分焼く。

ぷく〜っと膨らんだら焼き上がりだと思っていい。

通常、パンは焼き上がったら常温で充分冷ましてから切ることとされているが、このパンは焼きたてを食べるのが一番である。
余ったらビニール袋に入れて冷凍保存し、トースターでこんがり焼いて食べるのも美味しい。(本場イスラエル人はこんがり焼いたりしないようだが(笑)、日本人には焼いたお餅を想像させる味で、なかなか美味しいのである)



さて、最後になったが、私が使っている、ピタパンを焼くのに非常に適しているピザ・メーカーのデモ・ビデオを見つけたので、(会社の回し者ではないけれども)、ここに載せておくことにした。



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