26.1.15

暑い


最近は暑くて、雨もほとんど降らず、頻繁に庭に水やりをしなければならないため、来月の水道代が跳ね上がりそうで恐ろしい。

苺はいつも野鳥や蟻に美味しいところを持って行かれ、満足に食べられたためしがない。
充分赤くなるのを待っているのは人間だけではなく、人間よりも頻繁に偵察に来る鳥やら蟻がいつもいつも勝利を収めてしまうのだ。
そこで、この写真を撮った後、目の粗いネットを張っておいたところ、幸運にも全く被害が無く、今日は真っ赤な苺を2つ収穫することができた。こちらの苺にしては甘かったが、日本の苺に比べると(真っ赤なのに)実が硬く、更につぶつぶが非常に硬い。家庭菜園だから硬いのではなく、一般に店で売られている苺全てが硬いので、この国にはこの種類のものしか無いんだろうと思う。
それにしても、日本の苺はなぜあんなにも甘くて柔かなんだろうか?
他の国々の苺は日本のもののように美味しいのかな?



今年のブルーベリーは例年に比べて甘味が強く、仕事の合間に庭に出てつまみ食いを楽しんでいるが、一時に一斉に熟すことのない我家のブルーベリー… 一度にせいぜい3粒収穫できればいいところだ。これではいくら目にいいと言われるブルーベリーでも、効果を期待できそうにもない。


リンゴもずいぶん大きくなってきて、細い枝が実の重みでかなり撓(しな)っている。
2012年11月、家族皆で園芸店に行き、苗木を買って来て、出来上がったばかりのガーデンに植え、うまく根付いてくれるようにと祈りつつ、毎日成長を眺めてきた。
2年が経過し、元気に育っているこの木を見る度に、日本に住む子供のことを思い浮かべる。

充実した生活を送っているだろうか…
しっかり食事をとっているだろうか…
病気で寝込んだりしていないだろうか…

こちらに来てからほとんど日本に帰っていないなと、心の中で親不孝を詫びるとともに、子不幸も詫びなくてはなと、今日リンゴの木を見ながらふと思った。



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