28.3.21

加齢のせいか...

 夜中に最低 2 度は起きるという生活が続いている。
毎度、眠りに着いてから約 3 時間起きに起きる。

睡眠時間の合計は 6 時間以上あるため、睡眠不足ではないのだろうと思うが、夜中に何度も起きるのは面倒臭いことこの上ないし、どうしても疲れが取れていない気分になってしまうのを免れない。

ネットで調べてみると、思わず笑える改善方法を発見し、自分は正にそれだと T と笑った。

『眠気がないのに早い時刻から床に入るのはやめる』

(某サイトから転載)

夕食後、しばらくは T とYouTube 等を観たりして過ごすものの、観るものが無くなるとダイニングルームの電気を消し、各自の部屋に移動してしまう。
ベッドのヘッドボードを背もたれにして、足を投げ出した格好で座り、時には本を読み、時には携帯電話に入っているゲームをし、また時には Apple+ のドラマを見たりなんぞして、気が付くと眠りに落ちているというパターンがほとんどだ。

TV を観る習慣が無く、TV 自体も無いため、夕食後カウチに座って "起きている状態で" ぼ〜〜っと過ごすことはなく(カウチに座っていても寝てしまうだろうが...)、かといって、真っ暗な中アトリエに降りて行って寝る直前まで作業をする気にもならない。

眠気がないのに、ベッドに入っているといつの間にか眠ってしまうという習慣を止めることができるか...

難しいな...

では、どうしたらいいか...

『昼間、日光を浴び、日中の活動量を増やす』というのは効果的に思えるが、家に居て日光を浴びながらできる事といえば、庭の草取りくらいなもので、全くもって楽しいものではない。
これは絶対に長続きはしないと断言できる。

しかし、どこかに出かけていたら作業ができず、時間の無駄だ。


はてさて、どうしたらいいものか...


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アトリエでは目下『売り物』の制作中で、毎日木の粉を身にまとっている。

作っているのは、葉の重みに耐えられずグタンと倒れてしまう茎を支える物。
必要に迫られて作ったものがなかなか頑丈で、見た目も悪くなかったため、材料費を極力抑えながらも、取り付けが楽にできるよう工夫を施し、試作と改良を繰り返して、ようやく今の形になったというわけだ。



少々凝ったものも面白いかもしれないと、縄編み模様を製図してみたのだが、いざ作ってみると、凹凸をつけたり、角を丸くしたりするのにえらく時間がかかり、削っている途中でうんざりしてしまった。
これに色を塗り、塗料を吸ってガサガサになった表面をサンドペーパーで削り、また色を塗ってと、更に何度も手を加えなければならないことを考えると、気が遠くなる。
制作時間に見合った金額で売れればまた作る気にもなるだろうが、そうでなければもう作らないだろう。



今回買った合板は所々に大きな穴が開いていて、そのままでは売り物にならないので、しっかり補修をしておいた。
同じ板の端切れの層を剥がし、厚みと型を整え、グルーを付けて欠損部分に差し込み、グルーが乾いたら外側と内側を型通りに揃えて補修完了。
パッと見ただけではどこを直したか分からないほどになった。








今日も肩凝りが悪化するほど集中して作業をしたが、また夜中にトイレに起きることになるのだろうか...

難儀なことである。




13.3.21

Hint of Cough Syrup



Robert Harris coffee capsules Italian Espresso 10pk が NZ$3.50 と激安だったため、試しに買ってみたのだが、フレンチ バニラ アイスクリームにかけて食べたところ、T が "Hint of cough syrup" と咄嗟に口にした。全くもって的を得ていた。残ったエスプレッソだけを口に含んでみたが、やはり何だか微妙に咳止め薬の味がした。

「参ったな、二箱も買ってしまったよ」と嘆きつつ、今日アイスコーヒーとして飲んでみたら、別に薬の味はせず、少しホッとしたのだが、あの咳止め薬臭いカプセルは一体何だったんだと、疑問が残った。残りのカプセルは大丈夫だろうか?...



ネスプレッソには敵わないものの、一緒に買ったColombian Espresso capsules は悪くはなく、この次にまた安売りをしていたら買いたいと思うが、通常価格ではやはり買う気にはならない程度の味だ。


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さて、オークランドは昨日の正午からアラート レベルが 1 となり、NZ全土に渡ってアラート レベル 1 となった。

時々降って沸く市中感染も、早期に対処できているためか(はたまたただ単に運が良いだけなのか)、収集がつかないほど大きな広がりを見せることなく収まっている。

ロックダウンを発令したり、解除したりを頻繁に繰り返さざるを得ない状況になるため、"ヨーヨー政策" と批判する向きもあるが、それでは他に優れた策があるのか?
臨機応変に対処するしか手の打ちようがないではないか。

アラートレベルが変更になる度に開けたり閉めたりを繰り返さざるを得なくなる商店等々は、確かに酷い痛手を負っているのは明らかだが、だからと言って、感染拡大を放置しておいたら手の施しようの無い状態になり、事態は更に悪化するばかりだということを、多くの事業主は頭の片隅では理解しているのだろうが、自分たちの生活がかかっているため、抗議し続ける...

抗議はするが、素晴らしく優れた解決策を考えついているわけでもなく、それを考えるのが政府の仕事だろうがと声を荒くするだけだ。

あぁ、いつになったらこの異常な状態から抜け出せるのだろうか...
今年いっぱいで終わりというわけにはいかないのだろうなと、多くの人が悲嘆するようになってきたのが、手に取るようにわかる今日この頃である。


9.3.21

慎ましい Orbea Variegata (Starfish Plant)

 多くの植物の花の咲き終わりは哀れな姿になる。




可憐なリリーの花の終わりも茶色く枯れ、うなだれて、みすぼらしくなってしまったが、Orbea Variegata の奇妙な花は、乾いてしまった内部を自ら綺麗にたたみ込み、外には見えないようにして終わる。何だかとても慎ましいではないか。

(3月 6日昼撮影)

それにしても、驚くほどきちんとたたまれるものだ。
何かを保護するための策なのだろうかとネットで検索してみたが、なかなか見つけられず、面倒臭くなってやめた。(植物に並以上の興味があるわけではない)

(3月 8日朝撮影)

まぁ、慎ましく終わる花も、日増しに干からびて行くのは避けられず、最後には変わり果てた姿になってしまうのを免れることはできない。

上の写真を撮った翌 3月 9日の昼前、窓の下のカーペットに枯れた花が落ちていた。


そっと拾い上げて、安い携帯電話用接写レンズで最期の写真を撮った。



枯れがさほど進んでいない部分は、まだ模様が確認できる。



ひっくり返してみると、裏はまだ枯れてはいなかった。


花が落ちたばかりだからか、茎に残った萼はまだみずみずしく思える。



他に蕾はつかず、今年はたった一個の花が目を楽しませてくれただけで終わった Orbea Variegata の、今年の観察記録はこれで終了かな...





2.3.21

COVID-19: オークランドは当面 1週間のロックダウン(アラート レベル 3)

先週土曜日、H の遅ればせながらの誕生日を祝いに、近所の飲茶レストランに行った。
非常に混んでいて、騒がしい店内を見て、ギョッとし、「大丈夫かな?」と 私たち全員が咄嗟に不安になってしまったが、その時点ではアラートレベルは 1 であったので、心配しつつも案内されたテーブルに着き、食事をして帰った。

その日の夜になって、H から「オークランドは明日の朝からまたロックダウンだってよ」と連絡がきた。

コロナの検査を受けた21歳の大学生が、検査を受けた後その足でジムに運動に行き、大学にも行き、様々な所にも立ち寄り、本来ならば家で自主隔離し、検査結果を待たなければならない立場であったのにも関わらず、ルールを全く無視した行動を取っていたことから、政府は急遽オークランド地域全体を 7 日間のロックダウンとしたとのことで、夜中にけたたましい警戒音と共に、携帯電話にメッセージが送られて来て、オークランドはまたロックダウンに突入することとなった。



先日、日本の首相は、各地域ごとの緊急事態制限解除に関しては、首相自らが記者会見を開く必要などないという趣旨のことを発言していたが、NZ の首相はたとえオークランドのみのロックダウンであっても、しっかりと記者会見をし、国民全体に対して丁寧に説明を行い、記者の質問にも全て答える姿勢を取っている。

常に国民に誠実に向き合う首相と、国民が『一体、何様のつもりでいるんだ?』という思いを抱いてしまいかねない発言を "時折" してしまう首相とでは、支持率が大きく違ってくるのは当然のことだろう。

少なからずの日本国民が緊急事態宣言下でも平気で出歩いているのは、正に政府に対しての信頼感の欠如からくるものかもしれないなと、改めて思ってしまった次第である。




「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...