20.9.21

COVID-19: ロックダウン 1 ヶ月 / FaceTime で面接

 Alert Level 4 の最も厳しいロックダウンが 5 週間に及んだオークランド...   今回のデルタ株の市中感染者は 1000人を優に超え、いまだに増え続けている。

病院、薬局、生活必需品を扱う店、ガソリンスタンド等を除いて、開いている店舗は無く、DIY  ショップも閉まったまま 1ヶ月強が過ぎたが、ようやく明日の夜 11:59 から(当面2週間)Alert Level 3 に規制が緩むことになるとの報道があった。とはいえ、新規感染者は毎日 20 名強出ており、引き続き警戒が必要なことに変わりはない。今後、急激に感染者が増加すれば、また直ぐに Level 4 に逆戻りになるだろう。


Level 4 の間、食料品、日用品はスーパーマーケットやら肉屋、魚屋にオンラインでオーダーを入れ、送料は余分にかかるものの、まぁ、通常の生活はできていた。

コロナのおかげで、スーパーマーケットで売られている肉/魚類とは比べ物にならないほど新鮮な食材が手に入れられる(しかもスーパーマーケットよりも安い)ことが判ったのは、予想外の大きな収穫だったが、其々のオーダーにかかる送料は決して安くはなく、痛い出費である。(「肉の質が全然違うよ」と H に知らせると、H も早速注文したようで、「肉が綺麗!」と非常に驚き、注文を入れた店が H の家に近いため、Alert Level 3 になったら店に買いに行くようにすれば送料がかからないと喜んでいた)

ワクチン接種に出掛ける以外、家の敷地から出ず、送られて来た荷物は、使い捨て手袋をした上で、一つ一つ消毒液のついた不織布やらアルコールを直接吹きかけて拭き、でき得る限りの対策を取ってはいるが、ことスーパーマーケットから届けられた何十個もの品々を拭きつつ、間違いがないか確認することについては、心底うんざりしてしまう。(Alert Level が 3 になっても、やはりまだ送られて来たものを消毒するだろう)


さて、ロックダウン中ではあるが、ビデオ エディターを探している広告会社が、T に(興味があったら)面接をしたいのだがと連絡をよこしたらしく、先日、T は部屋で FaceTime を使ってインタビューを受けていた。背景はブルースクリーンで、植物を自然にぼかして入れ、本当の部屋かどうか見分けがつかなかったかも知れないなと笑っていた。

インタビューの結果、即採用決定... 

これまで大企業の仕事をして来たT の実績と、以前働いていた広告会社で一緒に仕事をしたことのあるプロデューサーが、最近その広告会社に移ったらしく、そのプロデューサーの一推しでもあったことが大きく影響しているのだろうと思うが、大学を出立てで就職先を探すのに一苦労していた時のことを思うと、企業側から仕事のオファーが来るようになった今の状況は、本当に嬉しく、有り難い。
T や H(グラフィック デザイナー)に関していえば、アジア人であることで差別され、敬遠されるようなことはもう無い。

『若い頃の苦労は買ってでもせよ』とよく言われるが、異国で、辛く、悔しい思いをして来た経験が、いつかあの子たちの役に立つに違いない。


今日の首相の記者会見で、 Alert Level が一段階引き下げられることを確認するや否や、私がしたことは、クーリエの予約...
9 日前、オークションサイトで売れた商品を発送できずに、ずっと気を揉んでいたのだ。(Level 4 の間、全てのクーリエは生活必需品の発送しか受け付けない)
ようやく送る手続きを完了できた旨を落札者にメールし、梱包を済ませ、明後日のピックアップを待つばかりとなった。

やれやれである。



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