13.12.21

COVID-19: 一日に10 回ワクチン接種した男

(この画像は、NZ Herald の記事をキャプチャーしたものです)

 

ワクチン非接種によって被る不利益(職を失う、レストラン/バー/美容院/理髪店、リテイル ショップス等に入店できない等々)に我慢できないワクチン摂取反対者の中には、汚い手を使ってでも偽のワクチンパスを手に入れようと目論む人々がいる。そして、それにビジネスチャンスを得た人は、上記のように、依頼者の氏名とワクチン接種に必要な情報を与えられて、それぞれ違う接種会場に赴き、替え玉として何食わぬ顔をして接種を済ませ、金を稼ぐという行動に出るというわけだ。
それにしても、一日に 10名の名を語り、ワクチン摂取のはしごをした人がいるというのは驚きだ。

規定量以上のワクチンを体内に入れて大丈夫なのだろうかと、多くの人はおそらく恐怖を感じるだろうが、ワクチン接種を依頼した側にとっては、替え玉の体調など自分には関係のないことで、ワクチンを打った事によるリスクと引き換えに報酬を支払ってあるのだと、自分の過ちを考えることすらしないに違いない。

もし、ワクチンを接種した直後にショック症状を起こし、緊急入院などという事態になったら、意識を失った替え玉役は、自分の本名ではなく依頼した人の名前で治療を受けることになり、依頼者の NHI (National Health Index) ナンバーから、病歴、服用中の薬、アレルギーの有無等々調べられ、全てが自分のものではないもので判断され、治療が速やかに開始されることを、おそらく考えてはいないだろう。そして、家族の連絡先が判明すれば、ワクチンを打ったのが本人ではないと、そこで初めて明らかになるのだ。

また、もし替え玉接種後数時間、或いは数日経って体に異変が現れた場合はどうするのだろうか?
自分の名前では打った記録のないワクチンの後遺症だと言って、本名で病院に駆け込むのだろうか?

何れにしても、不正が明らかになるのは時間の問題だ。

では、ショック症状も副作用も何も無く終わった場合は、わからないままなのか...

何をきっかけにこの事件が発覚したのか、何故だか、いまだ報道されてはいない。


数日前には、事もあろうに、医者による不正証明書(体質的にワクチンを接種できない状態にあるという証明)が発行されていたとの報道もあり、ワクチン非接種者が絡んで引き起こすとんでもない行動が、政府及び保健省のみならず、正直にワクチンを接種した多くの国民の怒りを増大させているのは明らかだ。


(この画像は、NZ Herald の記事をキャプチャーしたものです)


この世は、正常な判断のできない輩の取る無分別な行動によって、社会の秩序が撹乱され、生活が脅かされる。いつでもそうだ。

そうして、分別をもって行動した一般市民が驚異に怯える毎日を送らざるを得なくなってしまうというのは、嘆かわしい限りである。


ワクチン接種に関しては、初期の段階から本人確認を顔写真入りの ID で行うべきであったが、何故だか政府はそれをしなかった。
口頭で氏名、生年月日、住所を聞かれるだけで、厳格な本人確認を怠ったがために、このような "替え玉事件" が起こってしまったと言えるだろう。

この件に関しては、政府が招いた不祥事だと糾弾されても致し方ないのではないかと、私の知り合いも嘆いていた。

全ての人間が正しい行いをするわけではないことは、最初からわかり切っていたことで、ワクチン パスの出現によって、更に切迫した状態に陥ることになる人々がどのような行動に出るのか、最悪の事態を想定して計画を立て、当初の計画に不備が見つかれば、臨機応変に変更を加えるべきであったのだ。



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