とある YouTube チャンネルで、老後は日本に帰るかどうかというトピックに寄せられていたコメントが面白かった。
日本の老人ホームに入ったら、食事は海外よりも確かにマシかもしれないが、まるで乳幼児に対するかのような職員の口の聞き方やら、幼稚園で行われるような程度のアクティビティを提供されることに我慢できるか?というのが、最高に的を得ていて笑えた。
そのように幼稚な接し方をするように指導されているのだろうか?甚だ疑問である。
また、老人ホームに入らず、独自に暮らす場合は、地域の諸行事、ゴミ出しやら何らやの細かい決まり事に拘束されるのは必至で、いわゆる『閉鎖的』な世の中で、閉塞感に押しつぶされることにストレスを感じながら生活することを強いられると想像できる人が、私のみならず、少なからずいるということもよくわかった。
長男の暮らす都市部であれば、それでもまだマシかも知れないが、田舎の "式たり" というのは非常に厄介で、良きにつけ悪しきにつけ "右へ倣え" の選択肢しか与えられないのが常だ。
あぁ、考えただけで寒気がする... (いや、寒気ではなく吐き気という方が近い)
人種のサラダボールのようなここ NZ では、それぞれの考え方及び生活習慣の違いがあることを、ほとんどの人が承知している。(中には承知していない人ももちろんいるが)
『郷に入っては郷に従え』というのはよく聞くが、良し悪しにかかわらず "郷に従わせる" 傾向が、こと日本においては強く、不条理な事に異議を唱える人の数が圧倒的に少ないように思えて仕方がない。
私に限って言えば、今後人生を左右するような重大な変化に見舞われない限り、老後日本に帰るという選択肢はほぼ無いと言えるだろう。
あんな居心地の悪い生活を強いられるなんて、もう真っ平ごめんだ。
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