19.5.24

老化防止策



先日コスコに買い物に行った折り、棚の上からベーキング ソーダを取ろうとしたが、力が入らず、きっちりと詰まった中から抜き出すことができなかった。


また、スパゲッティも重くて取れず、いつも一緒に行ってくれる T に全部頼まなければならない羽目になった。

かつては業務用の冷蔵庫を一人で動かし、キッチンの模様替えをしていたような私なので、たとえ 6kg 強のベーキング ソーダであろうが、500g x 8 袋 = 4kg のパスタであろうが、単独で置いてあれば片手でも何とか持ち上げられるが、ぎっしりと詰めこまれた中から引き出すことはできず、コスコに行って、年老いて腕力が著しく衰えてしまったことを実感することとなってしまった。

歩きに行った方がいいかな...

最近よくそう思うのだが、毎日歩いて仕事に出ていた大家さんの奥さんも、かつて、健康のためにと雨の日以外は歩きに行っていた私の母も、膝をひどく痛めてしまったことを考えると、歩きに出ることを躊躇ってしまうのだ。


色々なところが衰えて来てはいるものの、長時間出歩くこともなく、長時間立ちっぱなしで作業することもなくなってきている私の膝は、まだ健在のように見える。

スーパーマーケットやら、コスコに行く以外出歩かない。そんな、月に数回しか出かけることのない私の老化防止策は、VR のみと言っても過言ではないだろう。

家に居ながらにして、反射神経、膝、腕、肩等の関節をそこそこ鍛えられるという、年寄りにはもってこいの "運動器具" で、場所を取る高価で大きなマシンも要らず、腕を振り回してぶつかる物がない程度のスペースがあればできるのである。

一つの運動だけでは飽きてしまう私は、いつも First Parson Tennis(テニス)、Beat Saber、FITXR(ボクシング)、を数分ずつ交代でやっているが、息が上がるのは Beat Saber とボクシングで、テニスはただ楽しみでやっているという感じである。それでもアーケードゲームはアドバンスでランク 1 位を取れる。汗だくで、息も絶え絶えにやっているボクシングでも、スコアは 1 位か 2 位をキープしているので、まだボケてはいないようだと安心する。

初めて VR を手にした時には、1 時間近く遊んでも体がついていけたのだが、しばらく VR をサボり久々にやってみると、ボクシング 10 分がかなりキツくなっていて、特に足がヘロヘロになり、呼吸数が異常に多くなり、まずいかな...と思うほどの状態になってしまっていた。

もちろん、止めようと思えばいつでも止められる。(死ぬかなと思えるほど無理をするものではない)
若い頃、一斉に同じことをするよう強要された体育の時間と違い、自分のその時点での限界以上に頑張る必要などなく、自分でコントロールしながら行えるというのは、老体にはもってこいだ。

とは言っても、せっかくこの自然の美しい NZ に住んでいるのだから、時々は外に出かけて、自然に触れる機会をもう少し多く作った方がいいかも知れない。


あぁ、でも一人で始めたら、絶対に長続きしないだろうな...




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