このエリアはこれまで数えきれないほど訪れているのだが、遊歩道を歩くのは初めてだった。
画面中央の木が生い茂っている部分には、かつて家が建っていた。だが、昨年 1 月末にオークランドを襲った大洪水によって家の背面が崩れ、家に流れ込んだ土砂によって家が倒壊。悲惨なことに、家の住人 1 人が犠牲になるという、居た堪れない事故が起きてしまった場所である。
よく見ると、崖の上の住宅の一部はいまだ崩れたままで、これでは大雨が降る度に上に住む人も、また下に住む人も、生きた心地がしないだろう。
T とそんな話をしながら、極めて人通りの少ない遊歩道を先に進むと、いつも通る道路側からは想像もできなかった木のトンネルがあった。
全く綺麗ではないマングローブにガッカリしながら足を先に進めると、綺麗な形をした大木を発見。
『水質が安全ではないため遊泳禁止』と書かれた入江に入ることができる階段が設置されていたが、ここも近い内にマングローブに埋め尽くされてしまうかもしれない。
マングローブが無かったら綺麗だっただろうと思われる景色が続く。
画面上の橋の左側は、画面下のようになっていて、その奥には Holy Trinity Cathedoral に続く坂道がある。その道の裏側がこんなふうになっていることなど想像だにしていなかった私たちには新鮮な驚きだった。
入江に沿って設けられた遊歩道を歩いていくと、いきなりビーチに出た。
遊歩道を検索した際、地図上で点線になっていた部分がこれだったんだと納得。
「これって歩いて行けるようになっているの?」と、少々戸惑いながら、しっかり並んでないブロックを恐る恐る踏んで、グラつかないかを確かめながら進んで行くと...
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