27.5.19

prototype(試作品)

雲の上のお師匠さんは、新しいデザインで製作する際、必ず試作品を作り、デザインから起こしたパターンに不具合がないか確かめるのを怠らない。

試作品を製作している途中で、デザインを変更しなければならなくなる場合も勿論出てくるわけだが、そのような工程を経て出来上がった完成品は、流石によく考えられたものとなっている。

50年以上の経験を積んだお師匠さんでさえ試作品を作っているというのに、全く経験が無いに等しい私が、材料費をケチって一発勝負で新しい物を作っている...

当然のことながら、制作中に「あ〜、ああすればよかったのか...」と、はたとひらめいたりしてもあとの祭りで、調整を施さなければならない部分を何とか補修して誤魔化したりし、見栄えを良くしておいても、自分の納得できる仕上がりになっていないのは明らかだ。




はぁ...
せっかく時間をかけて丁寧に作っていたのに、不満足な出来栄えのセンター コンソールを見て、数日間ため息をつきっ放しだ。



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