19.8.19

いつもの生活

同居人 H の1ヶ月に及ぶ旅行は無事終わり、帰国後家に泊まっていた H の BF は車で1時間半ほど離れた所にあるフラットに戻り、また通常の3人だけの生活に戻った。

彼女らが旅行中にバスルームは綺麗に塗り替えられ、エアコンが付き、掃除機は新しくなり、除湿機が一台増え、温度/湿度計が部屋につけられたりしていたため、住み慣れた家に戻ったのに、何だか新鮮に思えたようだった。

私は少々疲れが出て、ここ数日、珍しくひどい肩凝りに悩まされている。
お腹の調子もよろしくないのだが、無性に何かを作りたいという衝動にかられ、パンを焼いてみたり、出来得る限り正確な Dovetail Template を作ったりして、更に肩凝りを悪化させているような気がしないでもない。


Dovetail Template には余っていたハード ウッドを使ったのだが、いまだに何の木か判らずにいる。
Oak のような、"婆さんのタンス" のような強烈な臭いはなく、削っている時に臭いは気にならないのだが、板目に沿って鉋をかけているはずなのに、逆目になる部分が所々にあり、鉋がけのし辛い板だ。


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母の具合が少しでも良くなればと思って H に持たせた蜂毒製品は、私の場合のように即効で効いたわけではないようで、膝や指の関節炎は全く良くなってはいない模様...
安いものではないので、私としてはかなりガッカリな結果だった。

自分で試して驚くべき効果があると確信した物なのに、同じ血が流れる母や姉妹には何の変化も現れない... 
良かれと思ってしたことが結果を生まないというのは、結構ストレスになるものだ。

だが、そのストレスも収まらぬ内に、今度は関節炎に非常に効果があるとすこぶる評判の高い商品をふと目にしてしまった。これだったら母にも効果があるだろうか?これもまた何も効果がなかったら無駄になるしな...などと、しばらく買うのを躊躇していたのだが、明日で20%の割引期間が切れると書いてあったので、お金をドブに捨てるのを覚悟で注文してしまった私...

効くかもしれないものの情報を入手しておきながら、(いつも私たちのことを一生懸命に考えてくれている)母の痛みを放っておくのは、決して愛情がある行為とは言えないではないか... もしかしたらこれが物凄くよく効いて、長年の辛い痛みから母を解放してあげられるかもしれないのに、どうせ何をあげても効かないだろうと最初から決めてかかって、痛みを抱えたままの母に知らない顔をしていていいのか... と、何日も何日も葛藤した挙句に、例え99.99% 良くなる見込みがないとしても、僅かな期待に賭けてみる方が、後々後悔しないで済むに違いないと、高額商品を高い運送料を支払って送ることにしたというわけだ。


お願いだから効いてくれ...
そう祈るしかない。


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