12.8.19

ヒート パンプ式エアコン 1日約 NZ$1.00?

ヒートパンプ式エアコンを取り付けてから1週間が経った。

暖まるまでに少々時間がかかり、その間部屋の冷たい空気が凄まじく動いているため、椅子に腰掛けていると、特に足から腰にかけての場所が寒くてたまらない。物凄く寒い日には、やはりガスストーブ無しでは耐えられない。

部屋の湿度は格段に下がっている。これはカビ予防には何より嬉しいことだ。

心配の種だった電気料金は、電力会社からの1週間毎のレポートでは先週に比べ NZ$ 6 ほど上がっただけで、単純計算では1ヶ月に $24 ほどの負担となると考えると、ガスストーブ用のガスボンベを買うよりも経済的だ。


エアコンが設置されるまでの間、寒いのを我慢して努めて窓を開けていたのに、カビは今年も薄っすらと天井に出現してきた。
ペイントショップのDMで見た Moss & Mould Killer が良さそうに思え、買い物に出掛けたついでにペイントショップに寄って 1リットル入りのボトルを購入。


店員は 3倍に薄めて使えると言っていたが、極小の字の説明書きには 5倍に薄めて使うと書いてあったので、私は店員を信用せず 5倍に薄めて使った。
濃縮液 1リットル入りでNZ$ 9.99 (=稀釈液 5リットル)なので、非常に経済的なカビ取り剤と言えるが、臭いは漂白剤そのものであり、私はマスクをしていたにも関わらず、すぐさま舌が苦くなるのを覚えた。

舌に苦味を感じるようになったのは昨年、やはりカビ取りをしていた時で、おそらく、それから化学物質過敏症になってしまったのだろうと予想できるが、自分で作業してもしなくても、臭いあるいは空気中に拡散した微量の粒子でどのみち苦味を感じるのだからと、カビを見つける度に自ら拭いて回っている。避けては通れないものなので、諦めるしかない。農業における病害虫対策同様、早期発見駆除予防は必須だ。

舌が苦くなるだけで、今のところ他の症状は現れてはいないが、この先どうなることやら...
難儀なことである。


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オランダに滞在中の同居人 H は、風邪を引き熱を出していたようだが、回復に向かっているようで一安心した。今週末にはNZに戻って来て、また通常の生活に戻ることになるが、H が休暇中、彼女が在籍する会社は社名が変わったようで、世界中に広がる大手広告代理店 "ブランド" から脱退した後に、どのような変化が待ち受けているのだろうかと、H もまた、気を揉む社員の一人となるに違いない。

ちなみに、少し前、同居人 T と買い物に出掛けた折、奇遇にもスーパーマーケットの中で T は元上司(H の勤める広告代理店のTV部門のボス)と出くわし、立ち話をしていた。
元上司によると、最近TV部門の若手が一人退職したのだが、仕事が少ないために正社員は補充せず、(忙しかった頃は、その部署には T も含めて常勤スタッフが 6名+フリーランサーという体制だったのが)今ではその部署の正社員は 3名でも十分すぎるほどで、忙しくなった時だけフリーランサーを呼ぶことにしたとのこと。呼ばれるフリーランサーの筆頭は T であるが、そんなに仕事が減っているのでは、その会社自体の先行きが危ぶまれ、更なる首切りもあり得ると社員の多くが危惧しているのが想像できる。


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US Amazon に注文した物が一つだけ、配達予定日を大幅に過ぎても届かなかった。
発売元から商品が届いたかと問い合わせが来たため、まだだと返信すると、謝罪の言葉とともに、Amazon のカスタマーサービスに連絡をするようにとのことだった。
Amazon に連絡をすると、すぐに返事をよこし、配送の追跡が機能していないことを確認した上で、商品の再発送は困難なため、送料も含め全額返金の手続きを取った旨を伝えて来た。そして、もし同じ商品を再注文するのであれば、最も早く配達できる方法(最も高額な送料ということ)で注文をするようにという但し書きがあった。その "お高い送料" は、全額 Amazon 側が返金という形で負担するので、商品が届き次第、カスタマーサービスに連絡して欲しいとのこと。
さすがに "Amazon" は道理をわきまえた対応をするものだ。
ダメージ品を送って来て、「半額で手を打たないか?」とか、「(ろくに使えないその業者の)ポイントで還元するよ」などというセコイ対応しかできない、どこぞの国のカスタマーサービスとは次元が違う。

数年前に比べ  Amazon の送料は格段に安くなっている。
NZ国内にはAmazonは無いので、海外から取り寄せなくてはならないが、送料を含めてもNZ国内で買うより遥かに安く上がる。有難いことだ。




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