29.11.21

帽子 & 帽子置き場

立て続けに帽子を 3 つ作り、帽子置き場に困った。

アトリエに降りて行き、オフカットの板と "箒の柄" として売られていた丸棒とを使い、取り敢えずの帽子置き場を作ったら、思った以上に片付いた感があって、更に進化した形の帽子置き場を考えるまでもないか... と、この『なんちゃって工作(木工の『も』の字も知らないような人が作ったようなシロモノ)』の置き場のままで良しとすることにした。


最初に作ったカーキ色の帽子は、家にあった張りのある生地を使ったが、
次に作ったのは、H が昔履いていたスウェット パンツを解体した生地の再利用で、


3つ目のつば広のものは、サイズが合わなくて履けなくなった私のズボンからできている。



一番気に入っているのは、スェット地のつばが最も狭いもので、柔らかく、非常に着け心地が良い。
しかも、くしゃくしゃに畳んで持ち歩いても、シワが気にならないのは嬉しい限りだ。



帽子を作った残りの生地で、その内小物入れでも作るとするか...



廃物利用であれば、万一失敗しても口惜しくないなと、そう思いながら作っていたが、出来上がりはごく普通の帽子。

着飾るための帽子ではなく、あくまでも白髪隠し...
この程度で充分だ。



13.11.21

白髪隠し帽子

最後に帽子を被ったのは一体いつだったのだろう?
全く思い出せないほど、 私は帽子を被るという習慣が無い。

そんな私だが、白髪が伸び始めて来た都度染めるのが面倒で、取り敢えず伸びた部分だけ隠せればいいかなと、似合う似合わないはお構いなしに、家にある布で帽子作りを始めた。

パターンはネットで検索し、作り方を解説しているものがあったので、自分の頭の大きさに合わせて製図し、まず、サイズやら形を確認するために紙袋(スーパーマーケットの宅配時に使用されたもの)を使ってモックアップを作った。(モックアップ作りはかなりイイカゲン)



ブリムの幅を変えたり、クラウンやらブリムの曲線を変えたり、はたまたトップの形を変えたり、被っては直し、被っては直しの毎日...
モックアップ作りで何日も過ぎてしまったのは、途中で面倒臭くなってしまったせいだ。
歳をとって持続力が極端に無くなった。






出来上がったものを被って写真を撮り、H に送ると、「しっかり帽子だ〜」という返事が来た。
えっ... どんなのができると思っていたんだ... 


思ったほど似合わなくもなかったので、今度は色やブリムの幅を変えて、いくつか作ってみようかなという気になった。


11.11.21

COVID-19: ワクチン接種率

 感染拡大が収まらない状況で唯一の頼みは、やはりワクチン接種率を上げることに尽きるのだろうと、おおかたの人は考える。

NZ 政府は接種率 90% を目指して躍起になっていて、それに伴い、様々な規制も現れ始めた。

ワクチン接種が必須となった職業に就く人々の中には、ワクチン非接種を貫き通したことに対する制裁 (=解雇)に直面している人がいる。(身体的な理由で接種できない場合を除いて)
その政府の強硬な姿勢に、困惑を通り越して怒りを爆発させる気持ちは想像できるが、だからと言って、ワクチン接種に反対するデモにこぞって参加し、集団での行動が禁止されている状況下において、大挙し、大声を出してデモ行進をし、それが感染を更に拡大する要因ともなっていることに、何の躊躇も無いというのは、いかがなものであろうか。
鯔のつまり(とどのつまり)、そのような人たちは "自分の自由" を声高に主張するだけで、周囲の人のことなど微塵も考えてはいないのは明らかではないか。

現在までに、世界中で 2 億 5000 万人以上が感染し、500万人以上が命を落とし、感染後の後遺症で正常な生活ができなくなっている人の数は数え切れないほどだというのに、この非常に特殊な状況を、特殊だとは考えていない輩が、厳しい対策は必要ないと訴える。
全くもって、愚の骨頂である。

人それぞれものの考え方が違うというのは当然のことだが、感染を拡大させる危険が無い訴え方を模索した上で為されているとは思えない、言わば短絡的な行動を、事もあろうに宗教指導者やら教職者までもが率先して行っているという報道を見て、唖然としたのは、私だけではあるまい。


頼みの綱のワクチン接種...
最近私は、NZ Herald で接種率を確認することが日課になってしまっている。


ここオークランドは、ワイテマタ、オークランド(中心部)、カウンティーズ マヌカウの  3 つの地域に分けて統計が取られていて、オークランド中心部の接種率は断トツに高く、1 回目接種済 95%、2 回目接種済 88% となっている。



こんな事がなければ気にも留めなかった、それぞれのDHBの境界線は以下のようになっている。

ワイテマタ地区

オークランド(中心地)地区

カウンティーズ マヌカウ地区


年齢別では、さすがに高齢になるにつれて接種率は高くなっていて、


人種別ではアジア人 が群を抜いて高い。(1 回接種した人が 100% を超えているのが解せないが...)



この先、NZも日本のように感染者が激減するという経路をたどることになるのだろうか?

新規感染者数が減らないまま、ワクチン接種状況を鑑みて規制を緩め始めた政府の方針が、大きく外れることのないよう、願って止まない。




7.11.21

パパイヤ? 薔薇???

 パパイヤを食べた後種を植えておいたら新芽が出てきて喜んだのだが、ネットで調べてみると、何だか葉の形が違う...




ブルームーン(薔薇)の挿木をしておいたら、芽が出てきていてたいそう喜んでいたのだが...




葉っぱがどう見ても薔薇ではない...



これは一体何なんだ? 
ブルームーン以外に枝を刺した覚えはないぞ...

...と、何になるのかわからないまま、観察日記ならぬ観察写真を撮り続けているが、雑草だったらガッカリだ。


世界三大美果の一つと言われているらしいお高いチェリモヤは、食べた後もちろん種を撒いておいた。(種を撒く目的でそのフルーツを買ったと言っても過言では無い)

順調に育っているようだが、出てきたのはチェリモヤだよな... 種ついてるし... 



これは間違い無いだろうが、実がつくまでに4〜5 年とか書かれていたので、生きている内に食べられるかもなと、更に年老いた自分の姿を咄嗟に想像して苦笑い...


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昨日、18 年振りに故郷の友人と FaceTime でビデオチャットした。
彼女とは年に数回 email で近況報告をし合っているが、顔を見て話すことをこれまで考えてもみなかったのだ。

スクリーンの向こうにいる友の髪は綺麗なシルバーグレイになっていて、最近更に白髪染めが面倒になってきている私にとっては羨ましい限り。けれども、そこまでになるのに 3 年かかったという彼女の言葉を聞いて、咄嗟にめげた。

お互いの子供達の話も交えながら、彼女の隣で遊んでいるお孫さんとも時々話をし、途中(一瞬)ご主人とも挨拶を交わし、何時間話していただろうか...  気付くともう夕食を準備する時間になっていた。

18 年...  チャットして改めて、長い年月が過ぎ去ったことを実感した次第である。


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NZ のコロナの感染者数はいまだに増え続けていて、昨日はこのパンデミックが NZ で報告されて以来最高の、新規感染者数 206人を記録した。
危機意識の薄い 5,000人を超える反ロックダウン信奉者がオークランド ドメインで集会を開き、そこからニューマーケットに向かってデモ行進をしてからちょうど 1週間目の "感染爆発" だ。
クリスマスのサンタパレード並みの賑わいである。

反ロックダウン派でも、反ワクチン接種派でもない私は、いい加減にしてくれないかと、そのようなデモに参加する人々に、心底うんざりしている。

ロックダウンを早く終わらせたいなら、大挙して出歩くな!

大多数の国民はそのような集会&デモ行進に冷ややかな視線を浴びせているのは言うまでもない。




「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...