27.12.23

クリスマス リリー 2023

 

24 日まで蕾のままだった今年のクリスマス リリー。
25 日の朝、コーヒーを淹れながらふとベランダを見ると、いくつかの蕾が開花していて、おー、今年も間に合ったかと、自然界の凄さに今更ながら驚いた。
2016 年だったかに、どこぞの不動産屋がポストに入れて行ったと思われる球根は、それからずっと、(鉢も変える事なく)1 年に 1 回だけ咲いてくれている。その生命力の強さには目を見張るものがある。


その世間ではクリスマスとされている日、H から携帯電話に写真が送られてきた。


L はグースを傍らに置いて、朝誰かが起きて来るのを待っていたのだろう。
H が起きたら、すぐさまグースをくわえて「投げて!」と足元に持って来たそうで、それからほぼ一日中、ずっとその繰り返し... さすがに「ウザイ😅」と苦笑いしていた。

次の日は朝起きてトイレから出ると、ドアの外にはグースをくわえた L が居たと笑っていた。


L は本当に活発な犬で、誰かのそばにくっついてじっとしているのが好きな J とは正反対。
走り回って遊んでいるのが何より好きなのだ。

トイを作った身としては、そんなに喜んで使ってくれて嬉しいのだが、一日中フェッチの相手をさせられる側はさぞかし疲れることだろう。

次は、相手をしてくれる人が居なくても遊べるトイを作らなくては...





24.12.23

日本の苺&犬同士の引っ張り合いにも破れなかった縫いぐるみ

 ある日本の企業が、季節が日本と反対の NZ で(日本への輸出を主な目的として)栽培を始めた ” 日本の苺” ... 



中国系スーパーマーケットで売られるようになった当初は、信じられないほど高額な 1kg NZ$ 39.99 だったが、先日行った折には 1kg $28.00 になっていたので、(贅沢をして)期待を膨らまして買ってきた。



買ってきたばかりの苺を食べてみると、香りは正に日本の苺だったが、期待に反して酸っぱく、味は NZ の苺とさして変わらず...  何日か冷蔵庫で保存したらまだ少しはマシになったが、先日 H にも食べさせてあげようとお裾分けをしたら、反応は... 「ガリガリ」

日本のクオリティとは程遠く、私たちの期待を大きく裏切った NZ で育った日本の苺... おそらくこの先、NZ の苺と同程度の価格にならない限りは買うことはないだろう。



H たちの家に行く際、苺と一緒に犬たちへのお土産も持って行った。

グースの縫いぐるみは、与えると直ぐに二匹で引っ張り合いをしていたが、どこもちぎれたり破れたりせず、頑丈に作られていると皆が驚いたほどだった。



活発な L は、グースの縫いぐるみを投げてもらってキャッチするのがよほど楽しかったと見え、何度も何度も T や私の足元に落としたり、手に渡したりしてくれ、逃げる T に向かって「投げて〜」と、息を切らしながらもグースを口に加えたまま追いかけまわしていたりもした。


L とは正反対な J はグースで遊ぶよりもトリート探しの方が嬉しかったらしく、根気よく探していた。



一度覚えてしまえば二度目からはスムーズに探し当てることができ、こちらも破れることなく、よだれでぐっしょり濡れた鯛焼きの餡やら、枝豆の豆に、何度もトリートを入れてもらって遊ぶことができていた。

作った甲斐があったなと、嬉しくなった。


さて、家に帰ろうと外に出ると、L が T にくっついて一緒に外に出て来てしまい、H たちが呼んでも知らないふりをし、T の隣で歩いて行ってしまった。
仕方なく、T が H の家の方に一旦戻り、L を捕まえてもらっておいて、ようやく帰ることができた次第だ。



H から、お正月のお餅が欲しいとリクエストがあったので、また近々行くことになりそうだ。
今度はワンコたちに何を持っていこう...









22.12.23

ようやく夏

12月半ば過ぎまで、夏とは思えないほどの寒さだったオークランドだが、ようやく日向に居ると焦げるような日差しになってきた。

街路樹の『NZ のクリスマスツリー』と呼ばれているポフツカワは、至る所で真っ赤な花をつけ、クリスマスが近いことが一目でわかるようになっている。

我が家のベランダからも、いくつかのポフツカワの木が見えるが、真っ赤な花が風に飛ばされ、車に着いたりすると、なかなか取れなくて難儀をする。




ここ数日、夜扇風機をつけるほど暑い日が続いているが、予想最高気温はこのところ 25℃程度にとどまっていて、日本のうだるような夏から比べたら 10℃以上も低い。


30℃にも達していないのに、暑さで更にやる気が失せている。

何故だか木工をする気になれないので、H の愛犬たちのために、どこかの通販サイトで見た可愛いグース(?)の縫いぐるみを適当に製図して作ってみた。

使った布は古いズボンと、家にあった端切れのみ。


最初に作ったのは少々細過ぎたので、二つ目は製図をし直し、まぁまぁこんなものか... という程度に改良。使ったのは、やはり古いズボン。


痩せ細った貧弱な鳥が、何だか笑えて、可愛く見えたりもする。



次に鯛焼き型のトリート探しを作った。(どなたかがネットで型紙を提供してくれていたのを使用)
使ったのは、デリバリーを頼んだ際に料理が入れられて来た不織布のバッグ(他に使えそうな色が無かったため)。
不織布の間に厚手の起毛生地を芯として入れ、鯛焼きのステッチを施してあるが、多分、布は強くはないので、破れるのは時間の問題だろう。




そして、枝豆のトリート探し。
豆が既に食べ頃を逸したような色をしているが、犬は見分けられない色が多いという記事を読んで、だったらこれでいいか... と、有り合わせの布で作ってみた。




洋裁は木工のように精密である必要は無いと思っている私は、型紙を布に写す段階から超適当。
今回は更に犬のトイということもあり、縫うのもさして気にせず、只々市販品よりも少しだけ丈夫に作ろうと思っていただけだ。

製作にお金をかけていないので、気兼ねなく噛みちぎれるトイ。
喜んで遊んでくれるといいな...







8.12.23

原因不明の発疹(蕁麻疹)に見舞われる

普段の食事と何ら変わらない食事をとり、日常生活も変わらず... だが、突然の蕁麻疹の出現に昼夜悩まされるという人は、調べてみると少なからずいるようで、専門医に行っても原因が特定できない場合の方が多いようだ。

日本の専門医(=皮膚科)でさえ原因の特定が難しいのに、(何科が専門かも定かではない)こちらの GP(家庭医)で診てもらう意味があるのか?... 抗ヒスタミン剤は処方してもらえるだろうが、原因が特定できなければ、今後防ぎようが無いではないか...  そんなことを考えながら、痒みを少しでも抑えようと、Kawakawa 軟膏を塗り続けること 5 日間...


このカワカワ ヒーリング バームは安価であるのに、痒みによく効き、虫刺されはほとんどの場合 1 回で痒みが治る。難点を言えば、独特な強い臭いだ。(私と T はもう慣れてしまったが)

だが、軟膏で一時は痒みが治っても、発疹はどんどん違う場所に広がって行き、両腕の次は両脚、更に背中及びお腹にまで拡大し、両手足の指の強烈な痒みに加え、唇、瞼の腫れ、挙句には耳の中まで痒くなる始末だった。

5 日経っても治る気配が全く無かったため、蕁麻疹の治療方法をネットで検索すると、抗ヒスタミン剤は医師の処方箋無しで、一般の薬局で手に入ることがわかった。
原因はわからないが、とりあえず痒みを伴う蕁麻疹が治れば... と、この悲惨な状態を見兼ねた同居人 T が薬局に走り、例によって数種類の抗ヒスタミン剤を買ってきてくれた。


買ってきてくれた内の最も高価な物(写真一番上)から試してみると、服用 1 時間後には痒みが消え、同時に発疹もほとんど消えて無くなっていた。すごい効き目である。

1 日 1 錠の服用だったが、丸一日を超えても症状がぶり返すことなく、一度で直ってしまったのか?と追加で飲むのをやめていたら、その 8 時間後にまた発疹が出始めた。やはり原因となるものが根絶させられたわけではなかったのだろうと、2 錠目を飲み様子を見ていたが、やはり 1 日半も経つと再度発疹がで始めた。

せっかく 3 種類も買ってきてくれたのだからと、今度は最安値だったもの(上記写真 真ん中)を試した。これまで見たこともないような極小のタブレットだ。

(長さ 9 mm 幅 4 mm)

Telfast が普通サイズで、これはその 1/4 ほどの大きさしかなく、fexofenadine hydrochloride (フェキソフェナジン塩酸塩。アレルギー性疾患治療剤)は Telfast が180mg なのに対し、Razene は 10mg と18 分の一の量しか入っていない。
ちなみに、まだ飲んでいないが、 Levrix には Levocetirizine Dihydrochrochloride (レボセチリジン二塩酸塩。同じようにアレルギー性疾患治療剤)が 5mg 含有と書かれていた。



この極小の錠剤 1 錠服用後は、痒みは出なかったものの、軽い発疹が数カ所に現れては消えを数回繰り返していたが、その後 24 時間を優に越えても症状は元には戻らず、服用をやめてから丸 2 日経っても蕁麻疹は出てきていない。

ようやく治ったのか... ?

何はともあれ、また平穏な日常が戻ってきたことを、実に嬉しく思った次第である。







「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...