8.12.23

原因不明の発疹(蕁麻疹)に見舞われる

普段の食事と何ら変わらない食事をとり、日常生活も変わらず... だが、突然の蕁麻疹の出現に昼夜悩まされるという人は、調べてみると少なからずいるようで、専門医に行っても原因が特定できない場合の方が多いようだ。

日本の専門医(=皮膚科)でさえ原因の特定が難しいのに、(何科が専門かも定かではない)こちらの GP(家庭医)で診てもらう意味があるのか?... 抗ヒスタミン剤は処方してもらえるだろうが、原因が特定できなければ、今後防ぎようが無いではないか...  そんなことを考えながら、痒みを少しでも抑えようと、Kawakawa 軟膏を塗り続けること 5 日間...


このカワカワ ヒーリング バームは安価であるのに、痒みによく効き、虫刺されはほとんどの場合 1 回で痒みが治る。難点を言えば、独特な強い臭いだ。(私と T はもう慣れてしまったが)

だが、軟膏で一時は痒みが治っても、発疹はどんどん違う場所に広がって行き、両腕の次は両脚、更に背中及びお腹にまで拡大し、両手足の指の強烈な痒みに加え、唇、瞼の腫れ、挙句には耳の中まで痒くなる始末だった。

5 日経っても治る気配が全く無かったため、蕁麻疹の治療方法をネットで検索すると、抗ヒスタミン剤は医師の処方箋無しで、一般の薬局で手に入ることがわかった。
原因はわからないが、とりあえず痒みを伴う蕁麻疹が治れば... と、この悲惨な状態を見兼ねた同居人 T が薬局に走り、例によって数種類の抗ヒスタミン剤を買ってきてくれた。


買ってきてくれた内の最も高価な物(写真一番上)から試してみると、服用 1 時間後には痒みが消え、同時に発疹もほとんど消えて無くなっていた。すごい効き目である。

1 日 1 錠の服用だったが、丸一日を超えても症状がぶり返すことなく、一度で直ってしまったのか?と追加で飲むのをやめていたら、その 8 時間後にまた発疹が出始めた。やはり原因となるものが根絶させられたわけではなかったのだろうと、2 錠目を飲み様子を見ていたが、やはり 1 日半も経つと再度発疹がで始めた。

せっかく 3 種類も買ってきてくれたのだからと、今度は最安値だったもの(上記写真 真ん中)を試した。これまで見たこともないような極小のタブレットだ。

(長さ 9 mm 幅 4 mm)

Telfast が普通サイズで、これはその 1/4 ほどの大きさしかなく、fexofenadine hydrochloride (フェキソフェナジン塩酸塩。アレルギー性疾患治療剤)は Telfast が180mg なのに対し、Razene は 10mg と18 分の一の量しか入っていない。
ちなみに、まだ飲んでいないが、 Levrix には Levocetirizine Dihydrochrochloride (レボセチリジン二塩酸塩。同じようにアレルギー性疾患治療剤)が 5mg 含有と書かれていた。



この極小の錠剤 1 錠服用後は、痒みは出なかったものの、軽い発疹が数カ所に現れては消えを数回繰り返していたが、その後 24 時間を優に越えても症状は元には戻らず、服用をやめてから丸 2 日経っても蕁麻疹は出てきていない。

ようやく治ったのか... ?

何はともあれ、また平穏な日常が戻ってきたことを、実に嬉しく思った次第である。







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