20.6.19

ADSL → 光ファイバー & ヤスリ立て

ようやくファイバー接続できるようになった我が家...

一昨日、作業員が来たのは朝の9:30過ぎで、工事(取り付け)が完了したのは午後3時過ぎと、予想以上に長くかかったものの、従来は設置場所を決めるのに1日、外の配線工事に1日、そして家の中の配線及びネットワーク ターミナル設置に1日と、3日かかりで行われていたらしい工程が1日で済んだのは何より有り難かった。
おそらく、この地域には数年前にファイバーが引かれていたのが幸いしたのだろう。外の工事は至って簡単に見えた。

作業員が居る間は何処にも出かけられず、また、アトリエで作業しているわけにもいかず...
 かと言って、何もしないでいるのも時間の無駄なので、余った橋切れ板だけで作ったファイル&ラスプ オーガナイザー(ヤスリ立て)の仕上げのニス塗りを、家に持って来て行った。

ヤスリ類は何年も前に中古で買ったものがほとんどで、これまで頂き物のプラスチック製トートに無雑作に入れてあったのだが、トート自体が大きく、場所を取り、しかもヤスリがごちゃごちゃになってしまって、ずっとなんとかしなくてはと思っていたのだ。



重い腰を上げて作った『ヤスリ立て』は、捨ててもいいようなサイズの合板をかき集めて作ったものなので、継ぎ接ぎだらけで、しかも木工用ボンドで接着しただけの超簡単なものだが、耐久性を重視する必要のないものなので、滅多なことでは壊れたりはしないだろう。





簡単にステインで塗装し、ニスを塗って、木工超初心者級のヤスリ オーガナイザーの出来上がり。
これで、使うヤスリをガサゴソと探さなくてよくなり、見た目もスッキリし、場所も取らなくなった。



作業台の上を片付けついでに、数年前にオークションで落札した西洋鉋のブレードを立てておく台も作った。


落札したのは古い鉋の『ブレードのみ(3枚)』で、本体は無い。
買ってからしばらくは Chisel Plane(鑿鉋)を作るつもりでいたのだが、そのまま "柄のない鑿" として使っていたら、わざわざ鉋のボディを作らなくてもいいかなと思うようになったため、取り敢えずブレード立てを作って収納しておくことにしたというわけだ。

買ったブレード3枚の内、1枚は Samuel Newbould & Co のもので、ラミネート加工されたブレードの切れ味は非常に良い。




昔からの職人は、自分の仕事をし易くするために、独自に道具を作って使っている。
特殊な道具は需要が少ないため業者の販売ラインには乗らないのだ。

欲しいものが売られていなければ作る。
また、売られていても高額すぎて手が出ない場合もやはり自分で作る。

どの程度のサイズが良いか、どのようにして組み立てようかと頭を使い、次に手先を使いなどしていたら、呆けることなく一生を終える確率が高くなるかもしれない。
そんなことを考えながら、物作りを楽しんでいるのである。


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