5.6.19

ヒート パンプ

携帯電話のリングトーンを変更したことをすっかり忘れていて、作業中に隣の部屋で聞き慣れない音がするなと不思議に思いつつ、暫く聞いていたら、電話が鳴っていたのだった。慌てて取った正にその時切れるというのはよくあること...
電話は裏に住む大家さんからだったので、すぐにかけ直すと、我が家にヒート パンプを設置してくれることにしたとのことで、ヒート パンプって何???と聞いた私に、実際に大家さん宅に備え付けたものを見せて説明してくれたのだが、設置してくれることになったのは、ヒート パンプ式のエアコンだった。

エアコンは、日本にいる時にはもちろん使っていたが、この国に来てから知り合った誰の家にも付いておらず、夏は27℃以上になることなど滅多になく、冬も凍るほどではないこの地域(オークランド市内)には必要ない物という認識でいた私は、エアコンを設置することによって生じる可能性のある『家賃の値上がり』が、何より先に心配になった。
だが、これによって家賃が上がるのかと面と向かってはやはり聞き辛い。
こちらから要求したのではない高価な "設備投資" によって家賃が値上がりしてしまったら泣くに泣けないなと、怯える私の胸の内を察することのできる大家さんであったらいいなと、そう願うばかりである。

とは言え、雨の多い(ほとんど毎日雨が降る)冬に、湿気(=カビ)を気にして寒い中窓を開けなければならない今の生活からおさらばできるというのは、この上なく有り難いことに間違いはない。(電気料金が恐ろしく増加しなければの話だが...)


「業者が今日の5:30 pmに設置場所を見に来ることになっているけど、その時間家に居る?」というので、慌てて掃除機をかけたが、業者が来たのは6時近くになってからだった。(NZではよくあることだ)

業者が設置場所を確認したらすぐにエアコンが入るかと思いきや、実際に設置されるまではまだまだ時間がかかりそうで、これから大家さんは、何処よりも安く済む業者を探すのだそうだ。

快適なエアコン生活はまだまだ先の話か... もしかしたら、この冬には設置されないかも...と同居人たちと苦笑いしてしまった。



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