今日の夕方、H とパートナーが、我が家に置きっぱなしだった H の車(フォード エスコート)を取りに来た。
T が度々洗車し、自前で部品を取り換えてくれたりもしていたが、もう長いこと動かしていなかったため、充電しておいたバッテリーを乗せてエンジンを始動させようとしばらくトライしていたが、結局動かず、パートナーの仕事用のバンで牽引して帰ることになった。
我が家に置いてあっても、誰も乗ることはなく、錆び付くばかりなので、取りに来てくれて本当によかったと、一安心した。
T はもう H のために自腹を切って部品を揃える事も、長い時間をかけて整備をする必要もなくなるわけだ。これまでよく H の車の面倒を見てくれたものだ。
H たちが帰ると、車の無くなった我が家の玄関先を見ていた T が、「風景が全く違うものになった気がするね」と呟いた。
T は時間を見つけてリペイントもしてあげるつもりでいたのだ。(なんとも優しい兄である)
私のみならず、T もまた、一段落ついたことを安堵しながらも、H の大きな所有物が我が家から姿を消したことを、少々寂しく感じているに違いないと思った。
H がエスコートを買ってからこれまで、家族皆で協力して、楽しみながらコツコツ整備して来た日々が、懐かしく頭の中を駆け巡った。
そのことだけは、何をおいても嬉しい。
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