28.7.23

17 年物 WMF 圧力鍋

圧力鍋の蓋パッキンが硬化して来たのに伴い、水分が漏れ出るようになってしまった。

圧はかかっているように見えたが、不十分で、豚バラの塊やらビーフ ブリスケットが十分に柔らかくならなくなったため、NZ 国内で交換品を売っている店を探したが、純正品はどこも篦棒な高値で、たかがシリコン ゴム パッキンにそんなにはお金をかけられないと、色々と探したが、どこの物ともわからない(品質も全く予想がつかない)安い代替え品では、本当に機能するのかやはり心配で、純正品で最も安かった(それでも日本円にして ¥3,768 :送料&税金込み)中国の大手通販サイト A に注文を入れることにした。

注文して 10 日ほどで荷物は届き、予想よりも遥かに早かったことに驚いた。


『純正品』と謳われていても紛い物である場合が多々あった中国通販サイト... 今回も届くまで本当に純正品か一抹の不安があったが、届いた物は WMF の刻印がされた本物のように思えた。(日本のアマゾンで売られているパッケージと同じように見える)




意外にも、中国製ではなく、ドイツ製でもなく、ポーランド製。



硬化、変色してしまった 17 年物のパッキンを取り替えた圧力鍋は、またしばらくは良い働きをしてくれることだろう。





27.7.23

マイクロウェーブ台 - 最終工程

久々に Trade Me(国内のインターネット オークション)で引き出しのスライド ランナーを購入し、届いた物は値段の割に品質が良さそうでホッとしたのだが、高さが枠板よりも 1cm ちょっと高かったため、新たに板を張り付けなければならなかった。あいにくペイントをしてしまった部分で、簡単にグルーで接着するわけにもいかず、仕方なく縦枠板の内側に溝を掘って、高さ 3cm ほどの細い板の両端をはめ込んで接着したが、スライド ランナー自体は枠板に取り付け可能なため、追加した板はランナー隠しの意味合いしかない。(見栄えを気にしなければ、取り付ける必要は無かったものだ)



見た目が綺麗ではないが、取り付けたスライド式トレーはフル エクステンションなので、非常に使い勝手が良く、トースターにパンを出し入れするのも、ネスプレッソを使うのも何のストレスも無くできる。しかも、熱が上の板に直に当たることがないので、何の心配もなく使えるというのも利点だ。


このスライド ランナーを、収納時外から見えなくすることも勿論できるのだが、面倒臭くなって、考えるのをやめた。(引き出したらどうせ見えるのだし...)


玄関先からはフライパン収納ラックが見えなくなり、植物もゴチャゴチャしたキッチンの目隠しに一役買っていて、まぁまぁよかったのではないかと思えるが、せっかくの綺麗なガラスがマイクロウェーブに光を遮られてほとんど光って見えないのは少々残念だった。





13.7.23

間仕切り付きマイクロウェーブ台

 ホームセンターで安い角材と板を買って来て、マイクロウェーブ台を作っている。

コスコに買い物に行くようになってから、狭いキッチンが更に物で溢れかえってしまっているのに加え、パン焼き器まで加わっている始末...
そんな超狭くなったキッチン スペースを少しでも使いやすくしようという、涙ぐましい努力である。

収納場所を増やすためには、今置いてあるマイクロウェーブの位置を変えるしかなく、新たな置き場所は、どう考えても今あるトースターの上しかない。

マイクロウェーブの重量に耐えられつつも、華奢に見えるようにするにはどうしたらいいのだろうかと、いろいろなパターンを考えてみたが、あまりいい案が浮かばず、次第に考えるのも面倒臭くなって来て、取り敢えず作ってみるという感じになってしまった。




設置しようと考えている場所は、玄関を開けると微妙に見える場所であるため、キッチンのゴチャゴチャが見えなくなるよう台に間仕切りを付け、アートガラスを嵌めることにしたのだが、ガラスが入る部分が真四角では面白味がないなと、上部に少々カーブを付けたために、ガラスを嵌め込む溝をノミでコツコツと掘らざるを得なくなってしまった。
溝の幅は 5 mm ... 父から引き継いだ小振りのノミはすこぶる使いやすかったが、さすがに時間はかかった。


上部以外の直線の溝は Record No.50 Combination Plane を使用でき、あっという間に出来上がり。


最上部の枠板を除き、他をグルーで接着。


手持ちのガラスからこれでいいかなと思える物を選び、板の収縮を考慮して、測ったサイズよりも若干小さめにカットして嵌め込み、上部を接着。


枠組みの色を黒にしようか、はたまた壁の色と同じにしようかと散々悩み、取り敢えず明るい色で塗ってみて、しっくりこなかったら黒を重ね塗りすればいいかという結論に達したが、一度塗ったら多分塗り替えたりしないだろうなと、既に思ってしまっている。(面倒臭い)



ガラスの背もたれ付き椅子のような形だが、玄関から見ると、ただの間仕切りにしか見えないだろう。

こんな物でも、どこにも売っていないのだから、欲しければ特注で頼むしかなく、そうなれば費用がかさむ...  自分で作ることができるというのは嬉しいことだ。


ようやく枠の二度塗りを終え、使用したガラスの写真を撮ると、光と撮る角度によって色が様々に変わり、とても綺麗だった。





この一番下にスライド式パネルを取り付けて完成となる予定。




8.7.23

オークランド市 残飯回収&活用に乗り出す



オークランド市は 2040 年までに Zero Waste を目指すべく、food scraps(残飯)をゴミとしてではなく、資源として活用する試みを始めることにしたようだ。

最初の回収は 7 月 31 日の週からとあり、我が家の近辺では 7 月 7 日、各家庭の郵便受けの下(歩道上)に残飯用ゴミ箱が配達されていた。(誰かが持って行ってしまう可能性もなきにしもあらずではないかと、心配してしまうのは私だけか?)


配達された時点では蓋が開かないようにシールが貼られていて、シールを剥がし中を見ると小さなバケツが入っていた。


そのバケツの中にはコンポスタブル(土に帰る)のビン ライナー(ゴミ箱用内袋)が 3 ロールと、どのような物が残飯として受け付けられるかなどの説明パンフレットが入っていた。


この白いバケツはキッチンに置き、ピンク色の袋に集めた生ゴミ等を、緑色の(子供のおもちゃのような)小さなゴミ箱に集め、毎週の普通のゴミの日に、他のゴミとは別に出すとのこと。



説明パンフレットの表裏には、どのように使うか、どのようにゴミの日に出すかなどが詳しく書かれていた。(ペーパー タオルとかティッシュも入れて良いらしい)


ちなみに、このコンポスタブルな袋が無くなったら、スーパーマーケット、カウンシル サービス センター、ライブラリー等で 1 ロール(20 袋) $2.80 で 購入できるらしいが、この袋を使うことは強制ではなく、自宅にある紙袋やらパーパー タオルにゴミを包んで、汁が滴り落ちないようにする方法を取ってもいいとのこと。




私が日本で生活していた頃は、ゴミ袋は市が用意/指定した、ただ一つの物しか使うことができず、お金を出して購入するという方法しか無かったことを考えると、紙袋とかキッチン ペーパーで包んで出してもいいですよというのは、まだ良心的である。


こんな小さなゴミ箱で、しかもハンドルで蓋を固定して出すということは、ゴミ収集車が自動で中身を回収するということは不可能だろうから、夏の時期の回収は特に、ゴミを回収する側にとっては厳しい状況になることだろう。

コンポストとして使える物は使おうという試みは良いと思うが、働く側にとっては嬉しい変化でないのは明らかだ。

果たして長続きするのだろうか?




6.7.23

パン焼き器で焼いたアーティサン ブレッド

 数回の失敗を経て、パナソニック ZP 2000 で美味しいパンを焼くことができるようになった。

失敗の原因は購入した安いインスタント ドライ イーストにあり、Surebake Yeast に変えてからは、毎回美味しいパンを楽しむことができるようになっている。

柔らかな食パンに似たものやら、レーズン パンも時には焼くが、やはり、何と言っても外側がカリッカリに焼けるアーティサン ブレッドが、断トツで美味しい。(慎重に温度管理をし、フードプロセッサー で規定時間捏ねて作った The Best Bread Ever に比べたら、少々味は劣るが、手間を考えたらこれで充分だと思える)


とは言え、毎回々同じ味ではさすがに飽きるので、時にはレーズン入りソフト ブレッドやら何やら、試しに焼いてみたりしている。

パンを焼くための準備も、後始末も簡単で、これまで楽だと思っていたフードプロセッサー で生地を捏ねる方法よりもはるかに楽で、洗い物も減り、発酵の具合をチェックすることも、成形の手間も無く、オーブンをあたため、焼け具合をこまめにチェックする時間も手間も省け、有難い限りである。


半日仕事だったパン作りは、材料を計って釜に投入するのみの作業になった我が家...

これまで、パンを切らしていた日は、朝起きてパンケーキやら、スコーンやらを焼いたり、捏ねないで作った冷蔵生地をザータル ブレッドとして焼いたり、焼きおにぎりを作ってみたり、クスクスにしてみたり、はたまた、冷凍し常備していたピタパンを焼いて何かを挟んで食べたりと、様々なものを用意していたが、今ではそれらが登場することはほとんど無くなってしまった。

ほとんど変化がなくてつまらないと言えばつまらないのだが、朝食を何にしようかと考える必要がないのは実に楽で、買って良かった一品だと言えるだろう。




「ありがとう」ではなく「すみません」

病院に面会に行き、エレベーターが自分の居る階に来るのを待っている時の光景... 到着したエレベーターから降りる人は、必ずお辞儀をしながら降りてくる。 乗り込む際、最後に入ってくる人もまた、お辞儀をしながら入ってくる。「すみません」と言いながらお辞儀をする人が圧倒的に多い。 また、...