もう何年も前になるが、"雲の上のお師匠さん" が、過去に受けた衝撃からいつまでも立ち直れない私を案じて、私が自分の才能を活かした道を歩めるよう手を差し伸べてくれようとしていたことがあった。
私はそれに対しての返事として、一つの作品を作り、それにメッセージを書き添えた。
側から見たら、過ぎてしまったことに振り回され、取り憑かれて、前に進むことができないことがこの上なく歯痒く、人生を無駄に過ごしているようにしか思えないとしても、これが私の人生だからと、この悪夢に支配されてしまったかのような人生を肯定し、彼の援助を退けたのだ。
どんなに惨めに思えようが、これが私に与えられた運命で、他の人とは違う、『私の』人生なのだ。
私はこの精神状態で生きることしかできない。
0 件のコメント:
コメントを投稿