2.3.24

新しいプラットホーム

 私の作品の最後の販売場所を決めた。

自己紹介文を書くのに何日かけただろう...
日本語でも何と書くか、何を書くかおそらく迷うに違いないが、英語となると、どんな単語を使うかまで考えなくてはならず、パソコンに打っては削除、打っては削除を繰り返していた。

もういい歳になっているので、経歴を書くとなると結構長いものになってしまい、かと言って、端折ってしまえば私が掲載する様々な分野の関連やら専門性がぼやけたものになってしまうことになる。

時間の経過と共に変わって来た興味と、それに伴う変化する(或いは追加された)仕事内容、そして、時間が経過しても変わらない手仕事に対する信念を、どうやって読む人に伝えようかと、散々悩んだ挙句に、11 歳で洋裁を初めてからこれまでに起こった事と、それぞれの時代に携わっていた仕事を淡々と書いてみた。

その後は、それぞれの作品の写真を撮り、説明文を考え、送料を割り出し、掲載するという作業...
正直なところ、それらを誰かがやってくれたら製作に専念できて楽なのだが、自分でやるしかないというのは誠に辛いものである。

まぁ、これまで作り溜めたものが数多く残っているので、しばらくは掲載する商品に困ることはないだろう。果たして閲覧する人がどれだけいるのか、想像もつかない上に、どれだけ売れるのかも全くわからない。
だが、恐らく、これまで使っていた Trade Me よりは、私のようなクラフターには合っているだろうと思える。


販売を託すウェブサイトでは、最初の 5 件の掲載に関して、規約に違反していないかをチェックするとのことで、実際に掲載内容を送信してから約 1 日経った後に、正式にそのサイトで販売ができるようになる。
私の場合も、問題なく、送信翌日に販売開始となった。

後で気づいたのだが、正式販売開始となったその日は亡き父の誕生日で、最初に載せたのはステンドグラスではなく、木工作品だった。


父が「頑張れよ」と言ってくれている気がした。





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