16.1.25

初カヌレ (Cannelé de Bordeaux)

 昨年、日本に一時帰国する直前に買ってあったカヌレ型を、昨日初めて使ってみた。

日本に居た際、母が入院していた病院に入っていたドトールのキオスクで、たまたまカヌレが割引されて売られていたのを見て、思わず買ってしまったのだが、その時は格段に美味しいとは思わず、その値段を出すのならスーパーマーケットやらコンビニでもっと美味しいスイーツがいくらでも買えるよなと思ったほどだった。


スイーツ事情が日本とは全く違う NZ 。
フレンチ ベーカリー系やら日本のスイーツを売る店など少しはあるものの、やたらと高くて、おいそれとは買えないという状況においては、やはり自分で作るしかない。
たとえ焼き型を買い揃えなくてはならないとしても、その先行投資はおそらく 1,2 回使っただけで元が取れるほど微々たるものとなるだろう。

さて、我が家の初カヌレだが、レシピは YouTube でゲットした。だが、焼く段階になって、買ったばかりのオーブンの最高設定温度がレシピで設定されていた温度にとどかないことがわかり、急遽別のレシピの温度に変更せざるを得なかった。

配合が若干違ったために、本当にその温度で良かったのかと、焼き上がるまで不安で、何度も焼け具合を確認しなければならなかったが、まぁ、初めはそんなものか...


↑ この段階では部屋中にラム酒の香りが漂っていたが、焦げ目が付いてくるにつれて、ラム酒の香りは薄くなって行った。


少々焦げた匂いがしてきたなと心配になってきた頃、ようやく設定時間終了。

少し冷めるまで型に入れておき、その後取り出すと、予想以上に綺麗に焼けていてびっくり。
外側はしっかり硬くなっていた。


あらかた冷めてから、T と共に試食...
外側はカリカリ/サクサクで、内側はしっとりモチモチな、非常に美味しいカヌレが出来上がった。(残念ながら、ラム酒はごく微かにしか感じられなかったが)



時間が経つと外側は柔らかくなってしまうため(それはそれで美味しいのだが)、その食感の違いを存分に味わうためには、食べる前にトースターで再度表面を焼いたほうが良い。
焼いた直後は柔らかいが、表面が冷めてくるとまた硬くなって、カリカリ/サクサクな、最高の状態で味わうことができるようになる。

カヌレを焼くのは大変だと聞いたことがあるが、私の初カヌレは、自分では上出来。

T にとっては生まれて初めてのカヌレ。
「これまで食べた焼き菓子の中で一番美味しいかも」との評価をもらって、型を買っておいてよかったなとホッとした。





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