夏になったというのに、最近冬に逆戻りしたかのように寒い日が続いていたが、今日はようやく夏らしい清々しい天気になった。それでもやはり気温は20℃を切っていた。
ここ数日間、アロマ・ボックス/ポプリ・ケースを作っていた。
スタジオにストックしてある板の厚みをノコギリで半分にすることから始め、厚みを鉋で削って揃え、表面をすべすべになるまで鉋がけ…。
それから6角形の箱の部分になる面を一枚一枚正確にカットし、シューティング・ボードを使って全ての角が直角になるよう鉋で丁寧に削って行く。更に、両サイドを鉋で60度に削る。何度も何度も角度をチェックし、6枚全てのサイズが同じになるように薄皮を剥ぐように鉋をかけて行く。
その後、蓋と底板をはめ込む為の溝をStanley No.45 Combination Plane で作り、ようやく組み立てに入る。箱の部分が出来上がったら、今度は蓋と底板のサイズを慎重にチェックしながら、ピッタリのサイズになるよう切り出す。まずは若干大きめに切り、ここでもやはり鉋を使ってサイズを合わせて行くのだが、この作業は箱の部分を作るよりも遥かに楽だった。
底板を木工用ボンドで接着し、蓋部分の透かし彫りに入る。
この透かし彫りに何時間かかっただろうか… 3時間経った後はもう時計を見るのもばかばかしくなってしまって、その後どれだけ時間を費やしたのか覚えていない。
切り出した直後の裏面はガサガサで、この後サンディングは必至である。
まだまだ父の足下にも及ばないなと実感した。
ここ数日間、アロマ・ボックス/ポプリ・ケースを作っていた。
スタジオにストックしてある板の厚みをノコギリで半分にすることから始め、厚みを鉋で削って揃え、表面をすべすべになるまで鉋がけ…。
それから6角形の箱の部分になる面を一枚一枚正確にカットし、シューティング・ボードを使って全ての角が直角になるよう鉋で丁寧に削って行く。更に、両サイドを鉋で60度に削る。何度も何度も角度をチェックし、6枚全てのサイズが同じになるように薄皮を剥ぐように鉋をかけて行く。
その後、蓋と底板をはめ込む為の溝をStanley No.45 Combination Plane で作り、ようやく組み立てに入る。箱の部分が出来上がったら、今度は蓋と底板のサイズを慎重にチェックしながら、ピッタリのサイズになるよう切り出す。まずは若干大きめに切り、ここでもやはり鉋を使ってサイズを合わせて行くのだが、この作業は箱の部分を作るよりも遥かに楽だった。
底板を木工用ボンドで接着し、蓋部分の透かし彫りに入る。
この透かし彫りに何時間かかっただろうか… 3時間経った後はもう時計を見るのもばかばかしくなってしまって、その後どれだけ時間を費やしたのか覚えていない。
切り出した直後の裏面はガサガサで、この後サンディングは必至である。
鋭い角を細かい目のサンドペーパーで滑らかにし、最終仕上げの鉋がけも終わり、オイル処理をした後乾燥。
あー、もうこれでお終いにしようかなと、写真を撮ってしばし考えていた。
が… これではプロっぽく見えないじゃないかと、更にもう一手間自ら増やすことに…。
Spline と英語では言うが、日本では何と言うのだろう?補強の為の板を6角形の角に上下2カ所ずつ入れることに決めた。
補強の板厚は3ミリ。鉋で削って均一の厚さになるよう、雲の上のお師匠さんが教えてくれたジグを作って、厚みを確かめながら削る。これを切れ目を入れた本体にボンドで接着するのだが、補強がアクセントになるように、今回はNZ Rimu の端切れを使った。
昨日は補強をボンドで接着し終わってすぐに夕食の準備に取りかかったため、今日は朝からこの出っ張った補強板を綺麗にトリムすることから始まった。
まず薄刃のノコギリで余分な部分を慎重に切り落とし、次にシャープに研ぎ直したノミで丁寧に丁寧に出っ張っている補強板を平らに削いで行く。
その後目の細かいサンドペーパーで軽くサンディングし、オイル仕上げ。
ようやく出来上がったものは、自己評価で70/100点というところだろうか。まだまだ父の足下にも及ばないなと実感した。
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