14.3.15

工具の手入

日本から持ち帰った父の形見の工具類は、長い間使われていなかったため錆が出始めていた。

工具の手入をするのは楽しい。
これまでも中古で買った工具類の錆を落とし、研ぎ直し、満足に使える状態に仕上げてきたが、父の工具類は錆び始めてはいたものの、さすがに刃先はまだ鋭く、研ぎ直さなくてもそのままで充分使えるものが多かった。



この小さなハサミは、ひどく錆びていたが、切れ味は良く、まだ刃を研ぎ直すほどではなかったため、錆を落とすだけでよしとしておいた。刃の噛み合わせも良好だった。


このノミは、父にしては珍しく一部刃がこぼれたままで仕舞われていたため、カットしたガラスの断面を研磨するために使っているグラインダーで刃先を1mm程度削り落とし、その後砥石で丁寧に研いで仕上げた。
右に立てたナイフの刃が鏡面仕上げしたノミに写っているのがわかるだろうか?ここまで磨くと切れ味はけっこう長持ちする。

私はこれまでこのような小型のノミを持っていなかったのだが、使ってみると、細かな作業にはすこぶる使い勝手が良く、研いだ後何時間も飽きること無く、木の端切れを削り、手に馴染むよう練習をしていた。

父から譲り受けた日本の工具の数々と、私が買い集めた西洋の中古工具類を使いこなして、いつか、私も素晴らしく美しい木工品を作れたらいいなと、そんなことを考えていた。


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