10.4.19

なかなか良かった 3M Scotch Super 77

ミツビ シコルトのセンター コンソールを作る合間に、お寿司屋さんのトラックのシートを補修しに行った。

お寿司屋さんが店を閉める時間の1時間半前くらいに行けば、おそらく仕上げられるだろうと見積もって、必要な材料を引っさげて行ったところ、移動販売車の前にはお昼をとうに過ぎても5人ほどのお客が並んでいた。
お客が切れるのを待っていたら時間が無くなるため、「シートを直しにきましたけど、勝手に取り掛からせてもらってもいいですか?」と簡単に挨拶し、何がどうなるとの説明も無しに作業に取り掛かった。


当座しのぎの即席修繕しかできないことは前もって伝えてあったので、とりあえず座るのに違和感がなければいいか... と、欠損したウレタンフォームに(我が家で1年ほど眠っていた)新しいウレタンフォームを適当なサイズに切ってスプレー糊で貼り付け、その上に丈夫な布を張り、ボロボロのシートの布を折り込んで手縫いでかがっていった。

作業中は時間との戦いだったため、写真を撮ることも忘れていた。

何とか仕上がったのは、作業を始めて1時間後。
手持ちに灰色の布があったらよかったのだが、あいにく灰色は無く、私としては、最後まで黒いパッチが気になって仕方がなかったものの、仕上がったシートに座ったお寿司屋さんのご主人は、これまで運転中にお尻がズルッと滑ってしまわないように神経を使って運転していたので、それが無くなっただけで本当に有難いと、たいそう喜んでくれた。


帰りには大量のお寿司と、枝豆やら特大の業務用マヨネーズをお礼にと持たせてくれ、私は、耐久性に問題があるこんな急場しのぎの修繕で、こんなにお礼してもらっては申し訳ないと遠慮したのだが、いやいや、これでは足りないくらいだと、奥床しいお寿司屋さんご夫婦は、これ以上無いというほど感謝してくれた。

比較的に切れにくいストレッチ糸を使って繕っておいたが、ストレスのかかる部分なので、どの程度引っ張りに耐えられるかやはり不安である。

「破れてきたらまた直しに来ますから、いつでも呼んでくださいね」と言って家に戻り、センター コンソール作りの続きに取り掛かった。



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