5.4.19

電気会社のメンテナンス と grain direction

最近頻繁に電気会社が深夜のメンテナンスを行うため、停電が解除された時(明け方4時〜5時)にアラームがけたたましく鳴り響き、叩き起こされるという嬉しくない事態を余儀なくされている。

前回は新しく備え付けた玄関のチャイムまでが大音量で鳴るというおまけ付きで、朝4時50分に家族全員+HのBFが目を覚ました。

これまでは、アラームの設置場所に最も近い部屋で寝ている T が起きて消しに行ってくれていたが、今回は運よく私が目を覚ましていたため、十秒ほど鳴っていただけで済み、やれやれと一安心したが、停電がある度にこれではかなわない。

そして、前回のメンテナンスからまだ一週間しか経っていないというのに、今週末またもやメンテナンスのための停電通知が来た。
何をやっているのだ???


そういえば、「何をやっているのだ?」というような事態に、昨日も出くわした。

近くのDIY ショップで板を買えなかったため、昨日は T が少し離れたノースショアまで車を走らせてくれ、前日と同じように、板をカットして欲しいと頼んだ。
カットする機械は作動可能な状態だったのは幸いだったが、そこに居た若いスタッフに「この板を、この方向に32cnに切って」と頼むと、「正確には切れないよ。33cm になったり、35cm とか 27cmになったりするかもしれないけど、それでもいい?」と聞いてきた。

33cm 近くにはなる可能性はあるだろうが、35cm や 27cmにはならんだろう...

T と私はしばし言葉を失った。
メジャーで測らずに目見当で切るつもりか?????


とりあえず、切ってもらわないことには車に入れられないため、「実際には31cmの幅の板が必要なのよ。だから32cm 辺りで切ってくれたらいいんだけど」と再度頼むと、OKと、メジャーで測り始めたのはいいのだが、カットする方向が違っている。
違う方向に切ってと頼むと、「正方形の板だから、どちらに切っても同じ寸法だよ」と言うので、「板目の方向が違うのよ」と、教えると、「あ〜」と、そこで初めて納得したようだった。

板を切るのに板目を気にしない...

おそらく木工などしたこともない人が雇われて働いているのだろうが、その部署で働く人には、きちんと木工の初歩くらいはトレーニングしておいてほしいものである。


気がつくと、私は立ち入り禁止🚧ゾーンにしっかり入っていた。だが、スタッフの誰も気にするでもなく、しっかり32cm の印でカットされた板を誇らしげに手渡してくれたスタッフは、何だかとてもにこやかだった。

あの若者は、板には方向(板目)がある事をしっかりと覚えただろうか?


* ちなみに、薄い板を何層にも互い違いの方向で貼り合わせてある合板は、どちらの方向に切っても差がないように思えるだろうが、一般に出回っている高品質ではない合板は、表面の板目をクロスに細く切ると極めて湾曲し易くなるため、1.2cm 厚及びそれ以下の板では特に注意が必要だ。



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