17.4.19

Dovetail Joint はどうやって作るの?

先週末、泊まりに来た同居人HのBF(R)にセンターコンソールの途中経過を見せ、使い勝手を良くするための案を3人で練っていた。

後部座席用のカップホルダー下が使い辛いだろうということから、それではそこをシークレット コンパートメントにしたらどうかという話になった。

「そうしたら車に貴重品を置いて行ける」と言うRに、Hは「ボックスごと盗まれたらおしまいじゃん」と反論したが、Rが「オーディオとかバッグとかは盗まれても、センターコンソールなんて盗む奴いるか? 」と言うのを聞いて、皆で大笑いした。
確かに、センターコンソールなんて盗まないよな😆

でも、車ごと盗まれちゃったら一巻の終わりだと私が指摘し、やはり、貴重品は車に置いていかないこと』という結論に達したのは言うまでもない。

それでも、やはりシークレット コンパートメントを作ることにしたのは、何も知らない人が乗って気付くかどうか試したら面白そうだという子供染みた理由からだが、私は更に、それをどのようにして開ける(或いは開く)かをHやらRやらが簡単に見破れるだろうかと、そんなことを考えながら制作する楽しみがある。

Rが私に、色々考えなくてはならない、云うならば "面倒な" 作業は好きかと聞いてきた。
勿論好きだよと答えると共に、ボケないでいられるだろうし...と付け加えた。
Rはニッコリとし、急ぎではないから、作るのを楽しんでねと言ってくれた。



Rはまた、Dovetail Jointにも興味を示した。
これまでで最高の出来だと自分でも思うほどの、しっかり組み合わさったHand Cut Dovetail Jointは、ドライ フィット(仮組み)の状態でもビクともせず、埋めなければならない隙間も無く、ほぼ完璧に仕上がっていた。(組み合わさると見えなくなってしまう部分に若干欠損ができてしまったのがマイナス点)
どうやってそれを作るのかを聞かれたので簡単に説明してはみたが、実際には結構な時間がかかっているということを、彼は充分承知しているに違いない。


タイル張り職人である彼は、若いのに『手仕事』に誇りを持っていて、私と共通する部分が多い。
会う回数が増えて、双方に気負いがなくなってきているのは喜ばしいことだ。



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