28.4.24

入院 1 ヶ月を超えた母

入院時の見立てでは約 1 ヶ月の入院とのことだったが、やはり高齢なせいか、筋肉の衰えは否めなく、リハビリの成果も若い人ほど顕著では無いようだ。

それでも、ベッドから車椅子には自力で乗り移れるようにはなったようで、これだったら、退院しても車の乗り降りはできそうだというので、少しは安心したのが数日前...

一昨日来た連絡によると、退院はゴールデンウィーク明けになりそうだとのこと。
外出時は車椅子を使わざるを得ないだろうが、家の中では歩行器で動き回れるだろうとのことで、90 歳を超えても一生懸命頑張っている母の姿を想像したら、何だか可哀想で泣けてきた。


実家は、父が亡くなった後すぐに耐震構造の家に建て替えたのだが、バリアフリーにはなっておらず、車椅子用のスロープも無く、玄関の上がり框の段差も、車椅子には適さないため、裏庭に面したベランダに昇降機を取り付けて、そこから車椅子ごと家に入れるように考えているとのことだったが、長く地元の建設会社の IT 部門で勤務した姉のことだから、工事の依頼に関しては何の問題も無く、即座に対応してもらえるに違いない。
色々と新たにやらなければならない事が出てきてはいるが、姉だったら抜かりなく、また手際良く事を進められると確信できる。

母が入院中にも脳トレができるようにと、入院直後に『間違い探し』の本を買いに行き(寝ていてはタブレットでパズルゲームを操作し辛いだろうとの思いから)、毎日少しずつでも頭の体操をするようにしてくれてある。



入院直後からしばらくの間は何もやる気が起きない状態だったらしい母も、姉が毎日面会に行き、刺激を与えてくれているおかげで、きついだろうリハビリも頑張り、歩行器で歩けるまでになったのだ。

姉が本当によく面倒を見てくれていることに、ただただ感謝するばかりである。





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