16.8.12

"そっち系"のパン

私の朝食はピタパンかベーグル。
別に"そっち系"の料理が好きだというわけではなく、どちらかというとそっち系には好んで食べたいとは思わない料理の方が多いような気がするが、どういうわけだかピタパンとベーグルだけは私の好みだ。

以前、"そっち系"の料理本を、出版社に勤めている日本人の知り合いから頂いたことがある(その他山のようなダメージ本と一緒に)。NZの書店では確か$80.00近い(或はそれ以上の)値段で売られていた豪華本だったが、掲載されている写真を見ただけで作る気が失せてしまったので、後日"そっち系"の知人に「これあげる」と差し上げた。
知人は、「ありがとう」と言って素直に受け取り、「でも何でくれるの?」と聞いて来た。私は素直に答えた。


「どれも不味そうなんだもん」

知人は呆れたような顔をしていたので、「私の感覚ではどう見ても美味しそうだとは思えないけど、あなたの感覚は違うと思ってさ...」とプレゼントの動機を話して聞かせた。
その後数回(偶然市内で)鉢合わせしたものの、その本の話題には触れていないので、その本のレシピがイケていたのかそうでなかったのか、全くわからないまま終わった。

まぁ、こんなに明け透けな会話をしていても、車ですれ違えば手を振り、顔を見ればわざわざ話をしにやって来るんだから、まだ嫌われてはいないってことかな。

ちなみに、彼のお母さんの作る Baklava は美味しかった。(けど、甘くて一度に全部食べきれなかった)





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