夕食を準備しながら思った。
二人分の食事の支度はおままごとのようだなと...
何を作るのにも、これまでの約半分の量になった。
これじゃ少なすぎるかな?と思いながら茹でたマカロニの量はまだ多過ぎて、マカロニサラダは半分近く残った。
青椒肉絲に使用した肉は、これまでは1パック全部使っていたものを半パックにしてみたが、それでも多かった。(これも残った)
最近よく作るようになった General TSO's Chicken も、やはり作り過ぎて残り、私のランチは前日の残り物ばかりになった。
料理にかかる時間は遥かに短くなっている。
献立は同じでも、量が違えば、食材を切る時間も、煮たり、揚げたり、茹でたりする時間も短くて済むからだ。
『楽になった』
一人減っただけでそう感じるようになった私は、この先 4 人以上の食事を用意しなければならなくなった時に、かなりなストレスを感じるに違いない。
実際、大人数の料理を一人で用意しなければならなかった時には、苛つくほど時間がかかり、揚げ物も最後を揚げ終わる頃には最初のものは既に冷えかかっている(或いは冷えてしまっている)という状態で、熱々を美味しい内に食べることができず、せっかく時間をかけて作っても美味しく感じないことに腹立ちを覚えたものだ。
「大人数で食卓を囲めば、料理が更に美味しくなる」と言う人がいるが、それは雰囲気だけの問題で、食べ頃を外した料理は、本来の美味しさを著しく損なっていることに間違いはないだろう。
何はともあれ、料理が苦痛でなくなったことはありがたいことだ。
食材の減るスピードも遅くなり、買い物に行く回数も減って、当然のことながら出費も減る...
H が居なくなって寂しくなったが、T と二人きりの生活はこの先もっともっと楽になるに違いない。
0 件のコメント:
コメントを投稿