21.10.19

偽組子再び

暖かくなって来たオークランド。

10月13日 には概ねこんな ↓ だった裏庭のリンゴの蕾が、


一昨日(10月19日)見ると驚くほど膨らんでいて、既に沢山花が咲いているところもあった。




リンゴの花は可憐で美しく、ケバケバしくない華やかさが庭を明るくしてくれている。


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少し前からスクロールソーの調子がよろしくなく、使用不可となっていた。

以前にも一度同じような状態になったことがあるのだが、ブレード テンション レバーが緩くなり過ぎて、ブレードをピンと張ることが全く敵わず、板をカットすることができなくなっていたのだ。

また以前と同じように、このスクロールソーを購入した店に行き、交換部品を買って来て付け替えなければならないのか...と、しばらく考えていたのだが、少々遠いため、一人で車を運転して行くのをためらっているうちに、ふと、ダメ元でアルコールを吹き付けて拭いてみようかなと思い立ち、isopropyl alcohol をシュシュっと吹き、キッチンペーパーで汚れを拭き取ってみたところ、すぐさまテンションレバーは何の問題も無い状態に戻った。


レバーが滑っていたのは、オイルが付着したのか、ダストが付きすぎたのかよくわからなかったが、とにかくスクロールソーは正常に使えるようになったため、数日前から、H のためにと、私のお気に入りの組子模様で鍋敷きを作っていた。(一つは H の BF のお母さんへのプレゼント用)


透し彫りをしている途中、ブレードの在庫が少なくなっていることに気付き、忘れないうちにと、作業を中断して、直ぐにアメリカに注文を入れたり、裏庭の雑草が生い茂って来たのが気になって草取りを優先したりしていたため、二つ切り終えるのに何日かかかってしまった。

そして、透し彫り部分のシャープな角を滑らかに削り落とす手作業にグッタリ疲れ、よくこんな面倒臭いことを長い間して来たものだと、我ながら驚いた。

(向かって左がMacrokarpa、右がNZ Rimu)

昨日ようやく一度目のオイル コーティングをし終え、乾かしているところである。

オイルは Tung Oil を使ったが、買って来たままでは濃過ぎ、塗った後拭き取りが充分でない部分があると染み込んだオイルがまだらに薄汚くなってしまい、修正がきかなくなるため、ペイント薄め液で薄めてから塗った。



薄めのオイル コーティングを少なくとも 3 回ほど施せば、けっこう長い間綺麗なまま使えるだろう。

木製品なので、時々はビーズワックス等でケアする必要が出てくるが、うっかり者の BF (外で電子レンジをクリーニングしている時に、誤ってコンクリートの階段上からレンジを転がり落とし、再起不能にしてしまったり、ダイニングテーブル購入後直ぐに天板に数カ所ダメージを作ってしまったりした人)が少々雑に扱っても、まぁ壊れる心配は無いだろう... と期待しているが、私の予想をはるかに超えたうっかり者だったら、この鍋敷きの行く末もわからない...

ちなみに、ダイニングテーブルの修復は多分私の仕事だろうと思われる...


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