10.9.22

Pizza Peel

 10 年以上も前に買った大きいオーブン用のピザ ピールは、薄い合板でできた安い物だったが、今でも割れる事なく使えている。(何度かオイルを塗ってケアして来たため、既に飴色になっている)

ピザ ピールと呼ばれるシロモノであるが、私はピザではなく、専らパンを焼く際に使用しているため、滴った油によるシミなども無く、まだ綺麗な状態を保っている。




だが、オーブン トースターで使用するのには、これは大き過ぎ、しばらく前からサイズの小さな物が欲しいなと思っていた。

手持ちの余り板の中に、ピッタリなサイズ&厚みのものがあったので、適当に持ち手を描き、チャチャッと作った物がこれ...


裏側には、上に乗せた食材を熱いオーブンに滑り込ませたり、出したりする際に便利なように、差し込む側に傾斜をつけておいた。



板端から 25mm の所に線を引き、鉋で傾斜を付けて削って行く方が、テーブル ソー を引っ張り出して来て、削ぎ落とす角度を調整し、7mm 厚ほどしかない薄い板を恐る恐る回転する刃に沿わせて行くよりも、(私に取っては)遥かに楽である。
しかも、鉋を使った方が綺麗に仕上がるのは言うまでもない。

(私はあのテーブル ソーのけたたましい音が大の苦手なのだ)



無垢板でファンシーな物も売られてはいるが、薄い合板で充分役目を果たせる事は実証済みであるし、誰に見せびらかすわけでもないので、こんなもので充分だ。

水に浸しっ放しにしなければ、何十年でも使い続けられるだろう。

仕上げは osmo TopOil (Food safe) を 2 コート。このオイルはごく薄く塗るだけでいいので、楽で、非常に気に入っている。





7.9.22

Braun Hand Blender Holder(試作品)



少し前、安くなっていたハンド ブレンダーを購入した。

その店のウェブサイトには、この(上の写真の)箱の上に乗っている小さなフードプロセッサーが 付属されている型番の写真が掲載されていて、しかも、店に行くと正にそのものが展示されていたので、それを購入する旨店員に伝え、待っていると、店員は型番の違う物を持って戻って来た。

店員に、入っている付属品が足りないことを指摘し、展示品と同じセットを買いたいと伝えると、再度探しに行き、結局見つけられなかったということで、店長が呼ばれて説明に来た。

店長曰く、その型番は既に販売されておらず、その小さなフードプロセッサー を除いた型番の物を同価格で販売しているという説明だった。
ウェブサイトの管理者が写真を差し替えるのを怠り、以前使っていた写真を、確認もせずそのまま掲載してしまったとのことだったが、目の前に在庫があるのに、それを売ることはできないという店長としばらく話をし、それでは別の型番の物があるかと尋ねると、横にいた店員が「ここでは扱っていないけれども、他の店ですごく安く売ってるよ!そこに行くといいよ」と、"店長の前で" その店の広告を見せ、助言をしてくれた。ご丁寧に、『すごく安い』を連発していたのには笑えた。
その展示してあるセットをどうしても売れないというのなら、別の店で安いのを買うことにするよと諦めかけた私に、店長は、その小さいフードプロセッサー には保証を付けてあげられないが、それでもよかったら、おまけで付けてくれるというので、それでは他の店に行くまでもないかと、合意に至った次第である。
店長は、「他の店には行って欲しくなかった」と笑いながら言っていたが、あの助言をしてくれた店員はお咎め無しだったのだろうかと、心配するよりも笑えて仕方がなかった。

スープを作りたくて買ったハンド ブレンダーだが、狭いキッチン カウンターに使用直後の具の付いたブレンダーを横にして置くのは抵抗があり、縦置きできるホルダーを製作するべく、しばらくデザインを考えていた。

全てのアタッチメントを装着した状態で使えるようにするには、一番上のスイッチ下の出っ張っている部分を引っ掛ける必要があるが、そのようにすると、やたらと背の高いホルダーになってしまい、不安定になりはしまいかと考え、真ん中のくびれた部分を引っ掛けるものを取り敢えず製作してみることにした。

使ったのは、オークの端切れ。




直角を確認しながら、ダブテイル ジョイントで固定し、osmo TopOil (Food Safe) を二度塗りして仕上げ。安定していて使い易く出来上がった。



数日してから、ホイッパーを着けた場合に使えるようにと、アタッチメントを作ってみたのだが、上が重すぎて若干不安定なため、無造作に差し込むと倒れる危険性がある。




まぁ、ホイッパーはあまり使う機会はないだろうが、使い勝手が悪くてどうしようもなかったら、また何か方法を考えないとならない。

このハンド ブレンダー、コーン スープとかパンプキン スープの類を作るのに非常に便利だ。

また、冷凍フルーツとミルク、バニラ アイスクリーム、プレーン ヨーグルト等を混ぜて食後のデザートにしたりと、思った以上に使う機会が多い。

おまけで付けてもらった小さなフード プロセッサーは、(長ネギが手に入らないため、代用している)リークのみじん切りやら、ハーブ類を細かくするのによく使う。

しっかりしたフード プロセッサーを持ってはいるが、野菜を切るのに使ったことはなく、専らパン生地や 餃子/焼売の皮生地捏ね、餅米粉砕(電子レンジ餅用)、ハモス(フムス)作りに使うのみだ。


歳を取って、面倒だと感じることが更に多くなった。
やらなければならない事は必要最低限な労力でできるよう、日々考え続けていれば、ボケる事なく人生を追えられるだろうか...




7.8.22

白髪を伸ばすこと 10 ヶ月...

白髪染めを止めてから 10 ヶ月が経った。

あと 10 cm ほど髪が伸びれば、肩までの長さが全て染めてない髪になる... ということは、少なくともあと半年は待たないとならないということだ。

あと半年...  染めた部分との差を極力目立たせなくさせるべく、髪留め(バレッタ)で上半分の髪を束ねているうちに、バレッタに興味が出始めた。
これまで持っていたものは、ごく普通の、そこらの薬局とかで売っているようなアセテート製の物で、飾り気の無いものだったが、中国の通販サイトを見ると、それはもう数え切れないほどのデザインやら、様々な素材やらが溢れんばかりに掲載されていて、しかも日本円にして 300〜500円も出せば、送料込みで手に入るときていた。

いつ届くかわからない(更には届くかどうかもわからない)という大きな欠点はあるものの、急ぐわけではないので、試しに幾つか注文してみると、その内の 1 個は信じられないほど早く届いた。(届いた物がダメージ品だった場合、或いは配達期限内に届かなかった場合は、報告すれば速やかに返金してくれるシステムになっている)




3 個注文した内の、2 個は品質も悪くなく、大変満足しているが、1 個(すずらん)は作りがやや雑で、色も掲載されているものとは少々異なっていた。まぁ、安いので、損をした感は余り無いのが救いだ。

白髪に合う色 & 素材をイメージするのは、私にとっては初めてのことで、最初は今持っているようなアセテートの物ばかり探していたのだが、これまで安っぽいと思って敬遠していた、キラキラ光るヘア アクセサリーを身に付けたグレイヘアの人を見て、グレイヘアにはメタリックで光る素材が似合うのだと納得し、そういう物を中心に探し始めた。

それでも、ケバケバしく光を放つものは避け、やや大人し目の色合いを選んだのは、ひとえに "年齢" を考えてのことだ。歳を取ったら派手目の物を身に着けるといいと、遥か昔に誰かが言っていたが、ただケバケバしいだけだと、単に気がふれた年寄りにしか見えなくなるのは想像がつく。


同じ髪留めでも、バックグラウンドをグレーにして写真を撮ってみると、雰囲気が違って見えるのがわかる。グレーの髪にはゴールドよりもシルバーの方がしっくり来るのは、まぁ当然といえば当然だが、果たして赤系の物は似合うのだろうか?などと、暇な時にはよく通販サイトを覗くのが習慣になってしまった。

お洒落に目覚めたわけではないが、たまにはこんなささやかな気分転換も悪くない。




1.8.22

H の転職 / ランチ ボックス キャリー バッグ


 NZ の冬は、雨の降らない日の方が珍しい。

日本の梅雨時と違って暑くはないものの、湿気によるカビの発生はやはり頭の痛い問題であったが、ここ数年は、バスルームとランドリーに除湿機を置き、シャワーを浴びる際/洗濯時には必ず除湿することにしているおかげで、壁やら天井にカビが発生することは無くなった。

除湿機は、雨が多く、多湿になる地域には必需品である。



H は 9 年働いた会社を 7 月いっぱいで退職し、今日から新しい会社で働き始めることになった。
欧米諸国と同様、この国でも、能力に応じてどんどん待遇の良い職場に移るのが当たり前で、いまだに終身雇用が定番となっている日本とは大きく異なり、勤続年数 9 年は『すごく長く働いたね』と言われるレベルなのである。
当然、賃金は上がり、32 歳にして月収(日本円にして)約 70万円を貰えるまでになった。労働時間は週 36 時間(4 日半?)日本のように通勤費/交通費はこの国では支給されないのが普通なため、車で出勤する場合は駐車場を会社で用意してくれてあるかどうか(無料で使えるかどうか)がけっこう大切なポイントとなる。H は、抜かり無く、契約交渉時にその点も要望に入れておいたようだ。
幼かった H の印象は、"非常に恥ずかしがり屋" で、いつも私の後ろに隠れているような子だったが、この国に来てその面影は微塵も無くなり、もう私の出る幕は完全に無くなっている。

私がこの世から居なくなっても、子供たちのことをもう何も心配することはないだろう。

フリーランサーである同居人 T は、最近は元居た会社の仕事を受けている。
コロナが蔓延してからは、外食するのを避けているため、お弁当持参である。

私は朝少し早く起き、T のランチを用意するのだが、ほとんどの場合、前日の夕食で余ったもの(もしくは余らせて作ったもの)が一品入っている。

先週...

朝 6:45 から、お弁当作りと同時進行で朝食を作り、水を入れた水筒 & コーヒーを入れたサーモ マグを持って出かける T を見送りながら、お弁当とコーヒーマグを入れて持ち運べる袋を作ってあげた方が良さそうだと思い立った。

手持ちの(使うあてのない)布でとりあえずプロトタイプを制作...



ポイントは、袋に入れたコーヒーマグが持ち運びの際倒れないこと。

まずは、マグが入るだけの間隔を開けて、仕切り布をバッグ本体に縫い付けてみた。これはけっこう安定していて、大丈夫そうだった。(実際に持っていくのは下の写真のマグ)

そして、2個目はコーヒーマグを収めるための仕切りを本体に縫い付けるのをやめ、袋の脇に輪っかにした布を綴じ付けただけにしてみたのだが、底が柔らかなため、不安定極まりなく、マグが傾く可能性が大きかったので、スタジオに降りて行き、底に敷く薄い板を探し、3mm 厚の化粧合板の端切れでちょうど良いサイズの底板を作ってみたところ、大正解。



揺れてもマグが傾かないバッグが出来上がった。
これで一安心...




4.7.22

急に年寄りになった気分が味わえる SuperGold カード


数々の割引特典に与れるスーパーゴールド カード(年金生活者の特権)が、ようやく手元に届いた。
小冊子の中を見ると、当然のことながらお爺ちゃん、お婆ちゃんしか載っておらず、自分がえらく歳を取ったのだと思い知らされた。(まぁ、グレイヘアになって、何処から見ても『正真正銘の年寄り』の風貌には違いないのだが...)


年寄りになって得られる特典の一つに、銀行口座の月額料金が無料になるというものがあり、早々に問い合わせをした。
だが、問い合わせるまでもなく、年金の振り込み口座に指定されており、入金も確認されているのだから、最初の入金があり次第、自動的に月額料金無料にしてくれるシステムにしてあれば尚親切であるのにと思うのは、私だけだろうか。
多くの "お役所手続き" がそうであるように、申告しなければ恩恵に与れないようになっており、その情報を自ら探す努力をしなければ、いつまでも知らないまま損をし続けることになる。世知辛い世の中である。

何はともあれ、問い合わせをした翌営業日には、全ての恩恵に与れるようになっている旨の email が届き、支店に出向く手間が省けたのは何よりだった。


さて、そのスーパーゴールド カードを持って、AT (Auckland Transport) の営業所に赴き、滅多に乗らない公共交通機関(バス、電車、フェリー)の無料パス/カード(平日は時間制限有り)を発行してもらって来た。コロナが蔓延してからは全く利用していない公共交通機関ではあるが、パンデミックが収まれば、最寄りの電停まで 20 分程度歩き、そこから電車に乗って小旅行をするようになるかも知れない。

これまで持っていた AT HOP カードを無効にしてゴールドに切り替える際には料金はかからないのだが、私は、この先日本にいる家族が遊びに来た場合のことを考え、これまでのカード(↓ 写真右下)を手元に取っておくことにし、自分専用のゴールドカードを新しく買い求めることにした。
幸いなことに、来月末日まではカード発行手数料は通常の半額の $5.00 (+必要入金額 $1.00)ということなので、負担は少なく抑えられ、更には、家から最も近い所にある電停にはキー タグ の在庫があったため、バッグなどにぶら下げておけば、一々カードケースから取り出す手間も省け、便利であろうと、迷わずそちらを選択。

窓口の職員の女性は、ご丁寧にも、全ての手続きをその場で完了してくれ、家に戻ってからオンラインで入力しなければならなかったはずの項目全てを確認することなく済んだのは有り難かった。



今後、外出時には忘れることなく、これらを携帯していることだろう。




24.6.22

Matariki celebrations begin with Hautapu ceremony



今日は、新たに NZ の国民の祝日となった『マタリキ』を祝う日。

オークランドは午後から時折激しく雨が降る、あいにくの天気となってしまった。


16.6.22

ようやく受理された申請

 4 月 22 日から手続きを始めた NZ Superannuation(老齢年金)の申請は、6 月 13 日になってようやく、受理された旨の連絡が届いた。しかも、大変温情のある裁定であった。
苦情申し立てが認められ、誕生日から前回の支払日までの未払い分も即座に振り込まれていたので、これで一件落着となったわけだ。
今後、生きている限りは無審査で受給資格が継続されるというのは、誠にありがたい限りである。(頑張って英語で苦情を書き綴った甲斐があった)


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コロナの新規感染者数は少しずつではあるが減少して来ている NZ だが、コロナで死亡する人はまだ無くなってはおらず、毎日々途絶えることなく報告されているのは憂いる限りである。
だが、世の中はもう既にコロナ前の生活に戻るべく、様々な方面で規制緩和の動きが活発化して来ていて、ワクチン接種証明などもう何の要も足さなくなってしまったように思える。

我が家関係では、先月半ば過ぎ、H のパートナー R が感染し、数日後 H も陽生反応が出たという知らせがあった。
R の症状が出始める前の日、私は H に頼まれて犬を一日預かっていたため、H は私たちにうつしてしまっているかも知れないと、殊の外心配していたが、私たちは間一髪感染を逃れたという感じで、何事もなく済んだのは幸いだった。単に運が良かったとしか言いようが無い。
とは言え、H と接触してから一週間以上は外出もせず、家で過ごしたのは言うまでもない。


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真夏並みの暑さになってきている日本とは反対に、このところ、オークランドの気温は日中 15 ℃前後となっており、靴下無しでは過ごせないほどひんやりした日が続いている。

ほとんど外に出ない生活をしていたため、運動不足がたたってか、坂道を登り始めた途端に息切れがし、最近は特にひどく心臓がバクバクするようになってしまった。
運動不足解消に、毎日 30 分以上は VR で身体を動かすようにしているが、少しの時間でも外に歩きに行った方が良さそうなので、近々日課に散歩の時間を加えようと考えている。

私が外出する際に欠かせないのが、ヒジャーブ...

老齢年金をもらうような歳になったのだから、もう面倒な白髪染めはやめることにしようと決心したのが昨年 10 月...
半年して、長かった髪を肩あたりまで切ったが、demarcation line(染めた髪と白髪との境界線)まで切り落とすまでにはまだ半年以上はかかりそうだ。

白髪染めをやめて半年経つまでに、少しでも色のギャップを少なくさせようと、カラーシャンプーなるもので色をつけていたのだが、ほとんど功を奏さなかったどころか、それが災いして、エスプレッソ カラーのカラーシャンプー使用後の白髪が薄い青緑色になってしまっていた。



その色を何とかできないものかとネットで探し回り、ピンク色のカラーシャンプーが効果があるというので、ダメ元で購入。



緑色はほぼ消えたが、薄い水色は消えず、白、水色、ライトブラウン、ダークブラウン、黒の混じった髪になってしまった。(もうどうでもいいやという気持ちになっている)

出かける用事がある時には、自作の帽子を被ったり、最近ではスカーフをヒジャーブのように被り、頭を覆うようにしている。



この国にはムスリムが多く住んでいるため、ヒジャーブを被っていても特に目立つということはなく、極々普通の光景...
だが、日本に行かざるを得なくなる前に、グレイヘアに完全移行したいという思いは非常に強く、ヒジャーブを被らないで過ごせる日を心待ちにする毎日である。




9.6.22

腹立たしい Work And Income 職員の仕事振り

 4 月 22 日に申請した NZ の老齢年金の手続き...

足りない書類があるのでオンラインでアップロードするようにとの連絡は来たものの、オンライン上で追加アップロードできる場所など無く、ヘルプラインに電話するも、何度かけても1時間以上待ちの状態でラチが開かず、仕方なく、コピーを最寄りのサービスセンターに郵送した。
オンラインで申請できる人ばかりではないだろうし、サービスセンターでそれを入力してくれれば事足りるだろうと考えてのことだったが、それを受け取ったかどうかの連絡は無く、不安に思って、オンラインで問い合わせてみたのだが...
返事は、「あなたの申請はプロセス中で、完了するのを待っている段階です」というもので、詳細は明記されていなかったため、しっかり調べてくれたのか非常に疑わしく、その返事の 2 日後、ヘルプラインに電話をかけ、1 時間以上待たされてようやく繋がった担当者に、これまでの経緯を話し、送付した書類はきちんと処理されているのか、いつになったら申請が受理されるのかと問い合わせた。
担当者は、私の申請書類は全て整っていて、問題は無いので、後ほど電話が行くはずだと言っていたが、何日待っても電話は来ず...

その後、ず〜〜っと滞ったまま何の進展も無く、挙げ句の果てに、提出書類不足で申請期限切れと判断され、再申請が必要な状況になっていたのを、MyMSD のページを見て知り、唖然とした。
要求された書類は全て提出してあったのにも関わらず、誰も手続きを完了させることなく、放置されていたのである。

非常に腹立たしい思いで再申請をしたが、5 営業日以内に連絡が来るはずだったのに、7 営業日を過ぎても何の音沙汰も無く、更に苛立ちを募らせた私は、オンライン上で Work And Income に苦情を申し立てるに至った。

関わった全ての職員がイイカゲンな仕事しかしていないのではお話にならないではないか。

受給資格年齢をとうに過ぎ、振り込まれていて然るべき年金どころではなく、多くの割引特典を得られる SuperGold Card まで未だ送られてきてはいない。

この国に来てからというもの、様々な場面で苦情申し立てのメールを送ってきたが、対応のお粗末さでは Work And Income が群を抜いている。しかも、最初に一度だけ電話をして来た中国人と思われる担当者は、少々横柄な態度で、しかも、彼女が追加アップロードに関する間違った情報をよこしたおかげで、こんなにも不快な状況に陥ってしまっていたのだ。


苦情申し立てがどのように処理されるかを確認した上で、納得できない場合は、更に上の機関に申し立てを行うことになる。

全くもって、面倒極まりない。

7.5.22

人気シリーズ“年金の現実”老後の暮らしは都会?田舎?生活が大きく変わる【しらべてみたら】



日本は老人に優しくない国である。

老齢年金を受け取るための "掛け金もどき" を長い年月支払い続けさせられ(実際には、自分自身のための積立ではなく、老齢年金を受け取るために、強制的に搾取されるのが当然の義務となっている、言わば "税金" のようなものだ)、ようやく年金受給の資格が与えられる歳になっても、雀の涙ほどしか支給されず、持ち家がなければ雨露しのげるというだけの実に粗末な家に住んで、食べたい物も満足に食べられず、医療費は容赦無く徴収され、しかも、公共の交通機関も無料になる都市ばかりではないときている。

ここ NZ では、年金の掛け金というものは存在しない。
掛け金を支払うことなく、65 歳になれば国から老齢年金をもらうことができるのだ。(20 歳を過ぎてから 10 年以上、加えて、50 歳を過ぎてから 5 年以上 NZ に住んでいることが求められるが、NZ 国民だけではなく、私のように永住権保持者も該当する)

65 歳近くになると、NZ Superannuation (老齢年金)申請の手続きを早めにするようにという email が IRD (Inland Revenue Department)(内国歳入庁)から届く。65 歳を過ぎてから受理された場合、遡って年金が支給されるということはないためだそうだ。

email は IRD から来たが、年金の手続きは Work And Income という部署で行うとのことで、その手紙に従って、Work And Income のウェブサイトでまずは Client Number を取得することになるのだが、通常 1〜2 日内(IRD ナンバーを申請時に記入すれば数時間内)に email もしくは携帯電話にテキストメッセージが送られてきて、自分の登録番号を知らされることになっていた。
だが、私の場合、申請後 3 週間経っても何の音沙汰もなく、仕方なくクライエント サービスに電話をしてみたのだが、いつかけても待ち時間 40 分前後というアナウンスが流れるばかりで、(一度は 40 分以上待ってみたが全く繋がらず)苛立たしい思いを何度か味わい、これでは埒が明かないと、Ministry Of Social Development に「いったい何時になったら番号が送られてくるんでしょうか?」と、苦情/問合せをするに至った。
Ministry Of Social Development の担当者からは、直ぐに「もう一度リクエストしてみて」という返事が email で届き、再度リクエストを送信すると、何と、その翌日、すんなりWork And Income から私の番号が 送られて来た。
明らかに、Ministry... から Work And Income にどうなっているんだと問い合わせた結果だろうと推測できた。

クライエント番号が取得できれば、あとはオンラインで申請ができ、わざわざ Work And Income の事務所まで出向くことはなく、便利であるが、添付する書類の写真を撮って(或いはスキャナーで読み取って)アップロードしたりすることに慣れていない人にとっては、おそらく面倒な作業に違いない。

* 老齢年金の申請とともに、家賃、水道料金の支払い等が生活費を圧迫している、或いは、医療費が賄えない等、困窮している人には、更に補助金が追加されるとのことだった。

申請事項に漏れなく記入し、ほぼ全ての要求された添付書類を送り終え、後は結果を待つのみ...  と思っていたら、5 日ほどして、添付ドキュメントが足りないと電話が来た。
不足しているドキュメントをオンラインでアップロードしろと言うので、早々にドキュメントを揃え、アップロード場所を探したが、どこにも見当たらない。
私の申請書は既に全てのドキュメントが揃っているとのことで、追加はできず、質問がある場合は、クライエント サービスに電話するようにと、ウェブサイトには書いてあった。

あぁ、また同じ電話番号か...

仕方がないので、最も近いクライエント サービス センターのオフィスを検索し、そこに郵便でドキュメントを送付することにした。

私の場合は、日本の年金を受給しているため、NZ の年金額から日本の年金額を差し引いた金額が支給されることになるが、NZ の年金支給額の方が遥かに多いため、収入が増えることは間違いない。

申請が受理されると、SuperGold Card が送られてくることになっていて、そのカードを提示すると、(オークランドについて言えば)公共の乗り物(バス、電車、フェリー)は平日の午前 9 時前を除いて無料になり、他にも様々な割引を受けられるようになっているようだ。

* AT (Auckland Transport) からもご丁寧に email が届き、Gold AT Hop Card を受け取れる歳になったことを祝うメッセージが書かれていた。

この国では、老齢=現役引退を祝ってくれるのだ。

日本はというと、長年(年金積立金だと唆され)徴収されて来たお金は、あくまで "国のもの" であって、個人のものではないという考えだ。だから、受給資格を取得する前に死亡したら、取られ損となる。そのことについて遥か昔に、恐喝紛いの督促状やら電話を何度もよこした税務署職員に異議を唱えたことがあるが、明確な答えは帰って来ず、年金制度は国民一人一人が支え合って成り立つもので、自分の利益だけを考えてはいけないと、そんな "聖人" 論を披露されただけだった。
保険料の取り立ては『脅迫まがい』のものであることがままあると、他の日本人からも聞いたことがある。支払わなければ家財の差し押さえもあると脅され、仕事を失い生活に困窮していた兄弟は、肩身の狭い思いをして、親に支払ってもらっていたとのこと...


NZ では、生活に必要最低限の年金+(必要であれば)補助金が当たり前のこととして支給される。
決して贅沢はできないが、暮らしてはいけるようにしてくれるのだ。

あぁ、せめてもう少し食料品やら光熱費が安かったらよかったのに...
売り出されている家の値段も、賃貸物件の家賃も、信じ難いほど高いのがどうにかならないものか...
気候も温暖で、コロナ対策も他の国々よりも遥かにマシだったこの国の欠点は、生活費が高いという点に尽きるだろう。

NZ 国民のほとんどが、近年の生活費の高騰に腹立たしい思いをしているのが、報道等でよくわかるが、それでも、Work And Income に申請し、援助が必要と判断されれば、補助を受けられるようになっているのは救いだ。(食費が足りなければ、スーパーマーケット等で使えるペイメント カードを発行してくれるというのは、今回、年金のことを調べて初めて知った)
もちろん、必要ならば医療費の補助も受けられ、住宅についても、信じられないほど安い金額で住める公営住宅など(国が定める規定に合致していれば)提供してもらえることになる。 



何年か前、T の友達が遊びに来た時、YouTube で観た貧困に喘ぐ年金生活者の話題が上った。
彼もまた、日本の年金制度の無慈悲さに怒りを露わにしていたのを、今でもよく覚えている。

今年は更に支給額が減額されるという報道があったが(2 年連続の減額)、この下のビデオに出てくる、一つのハンバーグを 2 回に分けて食べなければならないほど食費を切り詰めなければならない老人にとって、これほど酷い仕打ちがあろうかと、心が痛くなった。

*ちなみに、NZ の老齢年金は、今年 4 月から、僅かながら増額となった。

今の若者達から、「自分たちが老齢に達した時、年金をもらえない状況になっているかもしれないのだから、今の年金受給者達は、もらえるだけ幸せだ」と言う声が聞かれるのは珍しくないことだ。
だが、老人のこんな現実を目の当たりにしても、それでも幸せだと言い放てるのか...?
現在貧困に喘ぐ老人達もまた、かつては、老後の為と、少ない給料にもかかわらず、その中から年金保険料を差し引かれてきた人達なのだ。文句も言わず、素直に払い続けてきた人がほとんどだろう。




若者達は年金を受け取れなくなる恐れが少なからず予想されるのに、それでも積立金のように考え、"保険料" を払い続けることを強要されている。

日本の年金制度のあり方については、以前から見直すべきではないかと感じていたが、この国に来て更に強く違和感を覚えるようになった。


ここ NZ に来て 19 年が過ぎた。
この国を選んで本当に良かったなと、歳を取った今、改めて思う。



14.4.22

意味の無かった追跡番号

 4 月 6 日に NZ を出た小包みが、4 月 12日に無事届いたという連絡が来た。

追跡番号があるのにも関わらず、日本での追跡結果は一切出て来ず、一体どうなってしまったのかとずっと案じていた。


NZ Post の追跡結果では、川崎に到着してはいるが、その後は全く動きが無く、



日本郵便ではこのように、日本に到着したことさえ記録に無いまま終わった。




何せ、中身は数ヶ月かけてようやく出来上がった苦心の作だ。紛失されでもしたら怒りが収まらなかったことだろう。


全く意味を為さなかった追跡番号... 
一体、何故このようなことが起こるのか、理解に苦しむばかりである。




10.4.22

日本に着いたはずの森林香ホルダー

日本に送った森林香ホルダー...

NZ Post に荷物をピックアップに来てもらってから 3 日で日本に到着し、ほっと一安心。
日本に着きさえすれば、一両日中に問題なく配達されるだろうと確信しながら、「届いたよ〜」という連絡が来るのを楽しみに待っていたのだが、Kawasaki のソーティング センターに到着したという NZ Post 側の追跡結果以降、一向に動きがない。しかも、日本郵便の追跡サイトでは、どうしたことか、川崎に着いたという記録さえ載っていない。

これまでも何度か日本に荷物を送っているが、川崎という名前を見たのは今回が初めてだ。
今までは何処のソーティング センターに行っていたのだろう?川崎に集められていたのだろうか?

それにしても、日本にしては珍しく、極めて仕事が遅い。

無事に届くかどうか、少々不安になってきた。




日本に荷物を送る準備

YouTube で犬のコートの製図を教えてくれているのを見つけ、早速製図し、まずは試作品を作り、その後超個性的な生地を使って本番に臨んだ。 製図はいたって簡単だったが、最初に使用した布は手持ちのやや厚手のフリースだったため(緑色の布は、以前作ったもののほとんど着用しなかった自分用...